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082 望まぬ再会
境界上の近衛弓兵隊包囲網を抜けたオツヤ一行は、教国王城までたどり着いた。
情報にあった式典開催場所「シェルター」まであと少しだが、スピードを落としていた。
城周辺はパニックとなった民衆であふれていたからだ。
それに混ざり近衛騎士団もあわただしく動いている。
「どうする?」
「ボブ!屋根にあがって飛び移りましょう」
「わかった!」
ボブは2人を担いだまま跳躍し、屋根に飛び乗る。
「ドガッ!」
屋根に着地した瞬間横からの攻撃を受け、ボブは吹き飛ばされた。
「言ったはずだ。テロリストに容赦はせぬ」
甲冑とランスを装備した大男、ガリクソン辺境騎士団長が、落下したボブたちを馬上から見下ろしていた。
オツヤはボブから転がり落ち、ボブはカタリアを大事にかばいながら受け身を取った。
そして望まぬタイミングでの再会となったガリクソンを見上げた。
「ガリさん」




