↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
71/111

071 襲撃 2



 カタリアは切れていた。

兄を殺した黒幕を前にして。


 いつもの冷静で明晰なカタリアの姿はなかった。

そのまま子供のように枢機卿にとびかかっていった。



 そしてカタリアは枢機卿の手に落ちた。

黄色い魔力の網で拘束され、枢機卿の手に抱え上げられた。


「カタリアさん!」


「カーちゃん」



 動きを止めたネグセはマングラにつかまった。


「グゲ!」


「おい、マングラ。いけにえを殺すな!」



 興奮したマングラはまた狂気の淵に落ちていた。

膨張する筋肉が殺意を表す。


「くそ」


 枢機卿はマングラに拘束魔法を放つ。

しかしマングラが片手で振り払うと黄色い網は霧散した。


 生体圧搾機マングラの暴走。


 ネグセの体はマングラの両手に抱きかかえられ、1つの肉塊にかわると思われたそのとき。



「ネグセ兄ちゃんをはなせ!」



 ボブがマングラの手をつかんだ。


「ぐあ?」



 マングラの手をボブはねじりあげた。


 STR:9854、勇者をも上回る超怪力の腕をボブがねじりあげる。


 戻そうと力を入れるマングラ。

ボブの全身の筋肉が膨張し、毛が逆立つ。


 熊の姿を隠していたシーツが落ちる。



「熊獣人!お前らかテロ犯は!この女と、その男か!」


 枢機卿が叫ぶ。


「何のためにことごとく邪魔をするか!教国の敵め!テロリストめ!」



 怒声を挙げながらも、苦しみ膝をついていたネグセに拘束魔法。


 カタリアは狂ったように、


「証拠もある!ほら!お前だ!お前のせいでお兄ちゃんは!」


 拘束されながらも収納から書類やらいろいろなものを取り出し暴れ叫んでいる。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。