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060  オツヤのトラウマ





 夜、うなされ中途覚醒するオツヤ。



「オツヤ様、どうされました?」



 心配そうに、カタリアが声をかける。


 しばらくして、話し出した。

オツヤにしては長く、ゆっくりと。



「カタリアさん、僕は嫌な夢を見るんだ。


 前世のことはほとんど思い出せなくて、ステートピアという名前と、僕のステータスが低くて殺されるところだけ。


 それが、ギルドの時と、狐の人と戦った時と、里の時と混ざって夢に出てくるんだ。

 夢の中で、真っ暗ななかバラバラになって散らばってるんだ。狐の人と、オサジイさんと、僕が。


 で『次はどいつだ』って、本当はパネルを出すのも怖くて・・・だれか死ぬんじゃないかって。

 大切な人が・・


 今、・・幸せなのに。不安になるんだ・・」



「オツヤ様・・」



 だまってオツヤを優しく抱きしめるカタリア。



神様は僕に何をやらせたいんだろう。





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