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100 里の枢機卿



「ううう。。ここは?」


「動かないでください。ご老人。生きてるのが不思議なくらいの傷でしたので」



 粗末な作りのベッドに寝かされた枢機卿は目を覚ました。

年配の女性がぬれタオルを絞りながら声をかける。



「里入り口の山中に倒れていたのを、子供たちが見つけここにお連れしましたの。

何もないところですが、ローヒーリングポーションをおかけして、出血は止まっております。

ただこの里では、薬は量も質もないもので・・。申し訳ありません」


「かたじけない。少しすれば、自分でヒールできるはずだ。貴重な薬を済まぬ」



「あら、ご老人は魔術師様ですか?それはすごいですね」


「わ、魔術師だって!」「わー」 


 奥のほうから子供たちが、興味津々のぞきこんでいる。



「メ!メロディア!」


「だれ??お母さんのこと?」



 枢機卿プラウディオの前に、その孫プラウダがいた。


 母メロディアと同じ顔をして。




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