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水に呑まれて五日目


落とされた川にて浮き沈みしていたオダケン。その時だった。

水の音が余計にこだまする。


「な!なんだ!?」


水流が暴れてまるで波のように彼に覆い被さってきた。


「あっぷっ!」


彼は濁流に呑まれて水の底へと落ちて行く…。


そこは暴れる川の底とは思えないほど静かだ…水は冷たくつらい。

ゲームなのだけれど逃れることができない。ログアウトを許してほしいのにそれさえも…



…彼は光を感じた。

目を開くとそこに光の青い燕がまた出てきたのだ。燕はまるで付いて来てと言わんばかりにクルンと彼の周りを飛んだ。


「!」


青い燕が彼の周りを飛んだ時、風がおこる。そして燕が水中を飛ぶと…オダケンはその水の中で起きた風に飲み込まれる。


「あぶっうぁっ」


彼は思いっきりそれに引っ張られた。

水中から勢い良く飛び出す。

燕が水から出て飛び立った。

ザッパァン!


「ぷっはぁ!」


オダケンも水から外へと飛び出せた。


「ぎゃふっ…」


彼は水から出れるや否や風は消えてオダケンは地面に落ちてきた。


「良かった!出られた…!!HPは!?」


彼は自分のゲージを見る。

体力を表す

残り少ない体力のグラフが

ギリギリのところで赤く点滅している


「ああ…ちょっとだけある。ありがとう!燕さん。」



彼は見渡す。

そこは両側から滝のように流れている。先が見えない程高い。


「うぁあ…海が真っ二つに割れてるみたいだ。」


滝と滝のその中心には真っ直ぐに道が続いている。


「燕さんありがとう!助けてくれて!」

しかし、

光の青い燕はまた崩れて消えてしまった。


「燕さん…一体何者なんだろう?」


彼は自分がいる所を把握するために歩き出そうとしたその時


「くしゃんっ。」


彼はくしゃみをした。

そういえば服を彼は盗られてしまったままだったので見事に裸になってしまっていた。





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