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燕とダンスの三日目

オダケンの前で光輝いたものは

形をとった。そうして姿を形成した。

その姿は光る燕であったのだ。

蒼く綺麗に光っている。

頭からしっぽまで

青から黒へのグラデーションのかかった

蒼い毛並みと美しい羽。


「燕?」


それが宙でクルンッと回ると…


「おや?」


自分の視界の右端に燕のアイコンがあるのに気づく。

それも小さく光っている。


「あ、これもしかして…」


手でそれをポチっとすると


「開いた!」


そう、それはステータス画面だった。


「おおお!これなら自分のレベルとか持ち物がわかるぞ!」


確認する。

初めにテキストで打つ所が表示された。


「あ、これは、プレイヤー名が決められそうだ!」


どうやら自分の名前を決めるようだ。


「えーと…オダ…ケ…」


オダケンは

ぎこちなく画面に表示されているアルファベットで名前を入力しようとする。

あろうことか本名を入れようとしている。が…


「あっ!決定ボタン押しちゃった!」


プレイヤー名『woden』



正確に入力するとオダケンは…

『odaken』



オダケンはaとkを書き忘れてついでに間違いでwを挿入した。

今日から彼はwオデンとなった。


それはよしとして、

彼は他のステータスを確認をする。


「レベルは1だよな…うん。ですばやさとか攻撃力とかも…

1だよな!…頑張ろ!

あ、所持金だ!

えーとゴールド、500ゴールドか…っぽいな。あとポーションとかは

…ないよな…。

んー初心者っぽいな!うふふっ。」


自分のアバターの見た目を変える所もあったのだが彼はまったくわからなかったので

オッケーしてしまう。

彼の見た目は自分そのままとなった。

黒目黒髪の普通の男子学生さんである。

服は初期装備なのでシャツとズボンだ。


にこにこしながら彼は光の燕の方に顔を向ける。


「ありがとう光ってる燕さん!」


しかしお礼を言ったのも束の間、光る青い燕は一瞬で砕け散ってしまった。


「燕さん?」




「お!いたぜ!あそこだ!」


そこに大きな声が響いた。


「おいおい見ろよ!良いかもがいたぞ!」


「うわっ弱そう。」


思わず振り向く。

そこにいたのは…




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