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第六話 拠点作り①

まずは、拠点作りだ。


安全ポイントである、俺が今いるここで作るとしよう。


と、その前にやる事が一つある。

それは――水だ!!


食べ物は七日間食べなければ死ぬと言われているが、水は食べ物の半分以下の三日の間に摂取しなければ死ぬのだ。

水は保存が効きにくいし、熱帯から入ので、そこら辺に川が流れているから、それを使えば良いかと思っていたが、よくよく考えれば、川には魔物などが水を飲みにくるので危なすぎる。と言う事で!


地下水を掘ることにした!!


川は水が汚いが、地下水は綺麗だし、近くにあると言うことで結構良い名案であろう。

地下水に100パー当たるとは、言ってないが。


掘るしたら、シャベルと最悪ツルハシも必要ないんじゃないか?

しかし、今そのどちらも俺は今持っていない。

シャベルなどを買う気が配れていなかった。

だがしかし!!俺にはモウマンタイである!

何故ならば『加工技術能力』を持っているからである。


そこら辺にある大きめな石に触れ、作りたい造形をイメージし脳内で完結させる。

そうすれば!!


「出来た!!」


俺の手にはシャベルの持ち手が握られており、シャベルの全体像を見ても満足のいく仕上がりになっていた。

先端も鋭くなっていて、それにいて石であるから壊れにくさは、ある程度保証されているだろう。

今のところは順調である。


俺みたいな奴が掘れるのか?と疑問はあると思うが、元は建築会社に勤めていて、力もある程度あるし、この世界に来た途端から力が溢れて仕方ないのだ。

この異世界は、魔力が存在するからその分の力が、俺にも身に付いたのだろう。


いざ掘ってみると、サクサク掘れた。


腕だけではなく、足腰を使い斜めに掘っていくのだが、土がおもったよりも柔らかい。

もうちょっとガッチガチなのかと思った。

だがすぐにその安堵は消えた。

そう、木の根に当たったのだ。

この根はとても太かったので、巨大な木の根なのだろう。

こんなのを貫通して進めない。


面倒くさかったが仕方が無いので、横を掘りまた掘り下げる。

そうしていくと、土がいきなり染み出してきた。

もう少し掘ってみると、水がバァっと溢れ出した。


「やった!!地下水を当てた。これで水は困らない....!」


深さは、20mぐらいしか掘ってないので、ポンプなどは必要ないだろう。

20mぐらいで出た水は浅層地下水と言い、水質が不安定なのである。

なので、煮沸は必須だろう。

火は今日中に起こさなければいけない。


ミュウは水の中に入りバシャバシャと楽しそうに水遊びをしている。

おいおい、あんまり濁らせないでくれよー

まぁ良いか。


外へ出て日の位置を確認したが、まだ真上に日があった。

丁度お昼頃か。

ならば、火を起こすのは後回しで、他の作業をするするとしよう。


まずは際限なくある木草を切ろう。

虫が寄り付くし、邪魔だ。


またそこら辺にある石で鎌を作成し刈っていく。

だが、木草はおもったよりも頑丈なので、なかなか作業が進まない。

これ鎌で刈るよりも剣で刈った方が効率良いのではないか?


そう思い立つと、地面に置いてあった剣を取り、目先にある草を刈ろうとしてみた。

すると、ブン!と音がなり、切ろうと思った草だけではなく、その先にある草木なども伐採した。

凄い....凄いぞこれ。

魔物を斬ったときは倒す事に夢中で、気付かなかったが俺の力以外でも中に閉じ込められている魔力で威力が増幅しているのだ。


「よし!これなら!!」


剣を振り回し木草をバンバンと伐採していく。

爽快に伐採出来るので途中で楽しくなっていたと思う。

終わった頃には喪失感があった。


伐採した草は集め、離れた場所に集め纏める。

木は、資材になりそうだったので、能力で丸太に変換にした。


日の位置を又もや確認するが、14時ぐらいを指していた。


「これでこの辺りは、綺麗になったから、次は念の為、俺の安全を守るための柵を作るか」


切った木の太さを直径20cmほどに加工する。

魔物の襲撃されても柵だけで殺せるように先端を尖らせる。

それを何本か製作すると、次はそれを結びつける為の頑丈なツルが必要だ。

確か、さっき伐採したところにあった気がするな。


草を集めた所に行くと、10〜15cm程の頑丈でしなやかなツルがあった。

力一杯引っ張ってみるが全く切れないし、ちぎろうとしても切れないので、これで良いだろう。


いつのまにか、隣にミュウが居て、神妙そうな目で俺を見つめていたので、このぐらいの長さのツルをこの草の集まりから見つけ、集めておいて欲しいと頼むと、草の中に入り探し始めてくれた。

頼りになるな〜ミュウ。


加工した木を3分の1ぐらい倒れない為に地面に入れ、それを二個分入れる。

そして、支柱の間に水平に細い枝を水平に入れ、ツルをX字で縛る。

その柵に乗ってみるがびくともしないので成功だ。

この柵を例に、大きな柵を製作していく。

一人ではキツかったので、ツル集めが終わったミュウに手伝って貰った。

この地の地面は湿っている事もあり、支柱を斜めに地面に差した。


それを四方作った。

そして、明らかに毒がありそうな花を選びその汁を支柱の先端の尖らせた部分に塗ると完成だ!!


俺は、柵の中の真ん中にミュウと寝っ転がる。


「疲れたなぁ....ミュウ」


「ミュウ....」


ミュウの声は、弱り切っており疲弊しているのが分かる。


「だが、こんだけで疲れていたら、国造りなど出来ない。国造りには、国民も必要だ、俺達が頼りなければ、付いてくる人など居るはずがない。気合い入れっぞ!!ミュウ!!」


俺がガナリ声で気合いを入れると、


「ミュウ!!」


とミュウも気合いを入れてくれた。


「まぁ、今は腹ごしらえする為に、火を起こし巨大ゲジゲジでも食うとするか!!」


あれは本当に見た目が気持ち悪く、食欲失せるがね。


いざ、火を起こし、ゲジゲジを焼き食ってみると味は絶品であっった。

美味い、美味い、美味すぎる!!

ミュウも頬張り食っていた。

ミュウの胃袋って、アイテムボックスと違う場所にあるのだろうか?と疑問も持ったりもする。


食い終えると、柵の真ん中で....ジャングルの真ん中で眠りについた。


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