学園です!
婚約発表をしてから数日たち、学園の小等部の入学式です。
私はメイドなのでルナ様の隣にはいれませんが、公爵家の皆様と一緒にいます。
学園の制服はセーラー服のような感じで可愛いです。
小等部は寮生活ではありません。ですので毎日が送り迎えです。生徒一人につき一人メイドや侍従を連れてくることができます。授業中は別室や主人から頼まれたことをやって待っています。
小等部に入ってから約一週間たちました。
「フィーナ。」
「何でしょうか?」
「取り巻きが多すぎて嫌になるのだけれどどうすればいいかしら?」
そういえば、迎えに行くときはいつも沢山の人がルナ様の周りにいましたね。
「…正直に言ってみるか、我が儘を沢山言うとかですかね?もしかしたら、私みたいに我が儘を言ってる理由を理解する人がいるかもしれませんし、その方と仲良くなればいいのでは?」
「…やってみるわ。ありがとう。」
「いえいえ。」
また約一週間が経ちました。
ルナ様がある二人の令嬢を家に呼んだそうです。取り巻きはどうにかなったようです。良かったです。
「ルナ様、お友達が到着いたしました。いつもの中庭に準備しているのでそこに案内しています。」
「分かったわ。さて、フィーナ行きましょう。」
待っていたのは茶髪に赤の目をしている子と、金髪に緑の目をしている子です。
「ルーネリア様、本日はお招きありがとうございます。」
「ルーネリア様、お誘いありがとうございます。」
「来てくれて嬉しいわ。本日はキャラメルを用意いたしましたの。よろしければお食べください。」
「キャラメルですか!凄いですね。」
「ありがとう。フィーナの元使えていたフォンセント家が送ってくださるのよ。
フィーナ、メイド同士でお喋りをしていいわよ?お二方のメイドも良いかしら?」
「別に良いですよ。沢山お話をして学んでもらいたいですし。」
「私も同じですわね。」
「フィーナ、それとメイドのお二方もどうぞ楽しんで。」
「ありがとうございます、ルナ様。では、お言葉に甘えまして。」
私はメイドの二人を連れてお嬢様たちが見えるけど会話は聞こえない位置に移動します。
離れてもソラや他の暗部の方々が見ているので大丈夫でしょう。




