巻きの3『はつもうで…漢字で書ける?』
明けましておめでとうございます。可奈ですよん。
あは、あたし目線もあるんだね。なんかうれぴー♪
え?バカだなぁ、うれしいってことだよ。
まぁ余談はこれくらいにしときまして(こう言えばいいってタクが言ってた)。今、あたしたち、と言ってもお父さんとタクとあたしのことだけど……まぁ三人は初詣に来ているのです!
「うまく出来たね可奈ちゃーん♪」
「なにが『♪』だよ、気持ち悪いなぁ」
うん、いつもの光景だねー。
「父に気持ち悪いなどと言う奴はこうだっ!」
「いだだだだっ踏むのやめーい!」
うん、いつも通り。タクは踏まれるの好きなんですよ皆さん。
「好きじゃなぁーい、あだだだだ!!!」
「ほらほらお父さん。タク気持ち良すぎて白目向いちゃってるよ」
「そうかそうか、父に踏まれて気持ちいいか。この変態め」
「まだ始まって間もないのに変態だなんて……そうかい、僕はもう終わりだぃ畜生め」
あぁあ、キャラ崩壊しちゃったね。まぁ、タクはほっといてとっととお参りしちゃいましょー。
はい、例のでっかい鈴のところに着きました。この鈴の名前知ってる人いる?
毎年思うんだけど、あたしはいっつもお賽銭をいくらにしようか迷ってしまうのです。お年玉もらってすぐだからお金はあるんだけど、だからといって奮発し過ぎると後で後悔することになるし、かといってちょぴっとしか入れなかったら神様が怒って悪い事が起きそうな気がするし…。
「可奈、早く」
ん、タクはもうお金持ってスタンバイしてる。どれどれ……んー、百円か。ワンコインでいいのかなぁ……。
じゃぁお父さんは? え、一円?
「え……お父さん。それで神様納得するの? 『こんの貧乏人がぁー』とかって神様怒らない?」
「たとえ一円でも、お賽銭をする、という事に意義があるのだよ」
「え、よくわかんないけど……そうかぁ」
「こら、変な考えを埋め込むな。……まぁ、父さんの言う事にも一理あるけどさ、僕は無難に百円くらいがいいと思うよ?」
「二人とも難しいことを言うなぁ!」
……はい、結局あたしが自分で考えて三百円にしましたとさ。
子供にしては頑張った方だからね。神様よろぴく♪(何が)
からんころーん。
鈴を鳴らしてお願い事っと。
……あ、何てお願いしよう?
えーっと……。そうだっ!
「面白い事よ、みーんなあたしのところに集まれー!!!」
「こら、声出てるぞ。それに神様に命令口調かいっ」
だって口に出した方が神様に聞こえやすいでしょ?神様よろぴく♪(二回目)
「あ、おみくじだ!ねぇお父さんっ、引こうよー」
「可奈ちゃんがそう仰るのならば、俺はなんだって致します♪」
「『♪』やめい。キモイから」
「「ひぁうぃごー!!」」
「聞けや!」
タクは無視無視〜。では、おみくじの結果でっす。
あたし。
『大吉』
「いやっほーう! うれぴー!!!」
「よかったね、僕はっと……」
タク。
『大腸』
「なにこれ!?」
「ニュアンスが大凶に似てるな。やーいやーい」
「ねぇみんな。こいつ大人としてどうよ? ……いや、どういう意味これ?」
「大腸の調子に気をつけろ。ってことじゃない?」
「……そうだったら嫌だなぁ」
タク、がんば。
お父さん。
『大好き』
「俺もです」
「何いってんの?」
「きっとこれは、あそこのおみくじを売ってるお姉さんの密かなる想いをおみくじを使って伝えたのだろう。だ・か・ら」
「すごい想像力ですねークソ親父」
「むぅ……こうなるとあたしのおみくじがつまらなく感じる……お姉さーん、何であたしのだけつまんないの?」
「あ、これはですね。『博多華丸・大吉』の略ですね」
「なんで!?」
あ、タクの方が反応早かったね。さすがツッコミ。
「まぁ今年もお笑いの如くはっちゃける。ってことじゃないっすかぁ?」
「お姉さん、あなたもまたぶっきら棒な人だこと!?」
タクー。またキャラ崩壊してるよ?
まぁ、結果あたしのが一番面白いじゃん。あたしの勝ちだね♪(何が)
おい、ときどきあたしの心の中のセリフにツッコミ入れてるの誰だ!
まぁ、それは置いといて。
みなさんが良いお年を送ることを願ってますよー。な、可奈でした。
どうも、ありがとうございましたー(お笑いか)。
む、また出たな。
言いたかったことはみんな可奈に言われちゃったけど、私もみなさんが楽しいお正月をお送りになってることを願っておりますよー。
サブタイトルは……私が漢字で書けなかったもんで。はい、それだけです。「詣」って書けなくないですか?………あ、書ける?




