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098⚫️胸騒ぎするやん & 099⚫️親方・・・

098⚫️胸騒ぎするやん


先生、九兵衛はんと、どこ行ったん。

なんか心配や。胸がドキドキする・・・。

探そ。




099⚫️親方・・・


あっ、先生や。九兵衛はんも。

なんや。ようけ人いたはる。

あっ!親方が見える。えっ、倒れとる、血ぃ流して。

親方、親方、あかん、あかん!


森が泣いている。

冬の重い空気が、さらにその重量を増し

その場を支配する・・・。


霧だ。なんだ、なんだ、体が動かん。

この重さはなぜだ。ただの霧ではないぞ。

いかん。みな、さがれ!

くっ、声も出んのか。


楓の意識が遠のく。最後に視野に映ったのは、白い闇である。



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