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077⚫️九死に一生やん
先生とたどり着いたここ。
随分と歩いた。ああしんど。
でも、先生、意外と元気やった。
うちが手ぇ当てたら、血、とまった。不思議やなあ。
イロハ、おおきに、ありがとう。何か、すごい楽になったで。
うん、体が軽い。前よりええ感じや。
よっしゃあ、ともかく逃げよ。
あっ、船頭さん、向こう岸まで頼むわ。
ふたりは四郎次郎が予定していた地をめざす。
賑やかな町から、山岳地帯へ向かう。
田畑が増え、森が見える。
うっすらと雪も積もる中、
ひたすら、こっそりと、ふたりは共に歩み続ける。




