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023⚫️その時は・・・

「リノ様・・・どうしたものでしょうか?」

「あの子どもか?まだいるんだな。もう随分になるねえ。」

「はい。山門から動きません。隙を見て入ろうとします。その度につまみ出すのですが。・・・心の奥底に、何か暗いものもあります。」

「ふ〜ん。なるほど。だけど、争いはキライだ、決まりを守ってみんなが穏やかに暮らしたい、っていう叫びも聞こえるのよねえ。」

「あんな小さな子どもを霊山に迎えた例はありません。」

「そうだね。・・・ポテンシャルはあるよなあ。」

「それは、そうですが。・・・いいんですかあ?もう、なんか、迎え入れる気満々じゃないですか?!」

「うん。マイロードにお話ししてみるよ。いろんな可能性があってもいいんじゃないの? もし、それが未来で悪い方に転ぶなら、その時は・・・。」

「ゴクッ・・・そ、その時は・・・?」

「なんとかなるさあ!」


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