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ワールド・リバース・プロジェクト<再始動>  作者: 35ki_2
アレクセイ・アンドレーヴィチ・ヴィタリー
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25/35

第25話「久しぶりのようだね。アレクセイ。そう加山だ」

ドアを叩く音が聞こえる。

誰かが俺の部屋のドアを叩いている。

「誰だ?」

俺はウォッカの瓶を持ちながらドアを開けた。

するとそこには、いつか見た加山がいた。

「お前は・・・」

「久しぶりのようだね。アレクセイ。そう加山だ」

「・・・何の用だ」

「提案がある。承諾すればマリアと彼女とともに暮らせる家を用意しよう」

「なんだって?マリアと暮らせる?」

「そのために我々を追っているのだろう。集会にも参加してくれるとは」

「あんなのは陰謀論者の集まりだろ」

「まあ、そうかもしれないね。提案は2つ。1つ目が人探し。2つめは君のドイツでの経験を生かした仕事だ」

「ドイツでの経験だと?」

「ああ、もちろんマリアと家以外もささやかながら用意している」

「嘘はついてないな」

「もちろん」

この日本人男性は俺の目を見ている。

「なんで急に気が変わったんだ?」

「気が変わったんじゃない。計画していた。行く末を見るものは、解散する。だから彼女も居場所がなくなる」

「なんだって?」

「私たちは裏の政府と協力し、この世界を変えることにした。君にはその駒になってもらう。どうだ?」

不思議ながら怪しさは感じない。

「準備するから待ってろ」

俺はそういうとドアを閉め、ウォッカを1飲みし、外に出るときの3つの白いラインの入った黒いジャージに着替える。

そして携帯端末と財布をポケットに詰めて外に出る。


加山は黒い車の前にいた。

「さあ、行こう」

俺達は車に乗り込んだ。


車は30分ほど走ると、空港に到着した。

「これに乗る」

車から降りると、そこにはジェット機があった。

「すげえな、こんなもんまで持っているのか?」

「いや、これは特別だ。中もすごいぞ」

俺たちははしごを登り、機内に入る。


見たこともない機内だ。

これがプライベートジェットというやつか。

「いつでも出発してくれ」

実際に動き出したのはそれから20分後ほどだった。

「ここから5時間のフライトだ。ゆっくりしていってくれ」

俺は寝ることにした。


起きたら、到着する直前だった。

上海から少し離れた空港で飛行機は着陸する。

降りると今度はヘリがあった。


ヘリはコンテナ港を過ぎ、小島につく。

加山が銃で警戒する。

「なんだ?ゾンビでもいるのか?」

「知らないのか?上海どころか世界各地で、もう発生しているぞ」

「とは言っても加山さん、この島にはいなさそうです」

「そうらしい。だが、用心して捜索しようか」

俺たちはヘリを降り、この謎の中国人男性を探す。


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