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ワールド・リバース・プロジェクト<再始動>  作者: 35ki_2
アレクセイ・アンドレーヴィチ・ヴィタリー
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24/33

第24話「この人物を探してほしい」

ヘリの窓からクレーター跡が見える。

この目の前の加山、この因縁の日本人男性とヘリに乗ることになったのは2回目だ。

しかも今回は謎の白人男性もいる。

「さて、依頼事項は人探しだ」

加山は写真をポケットから取り出す。

そこには赤いワイシャツを着た中年の中国人男性が写っていた。

「この人物を探してほしい」

「俺が人探し?そんなことできる頭もってねえよ」

「大丈夫だいたい場所は特定している」

「なら俺が行く必要ないだろ」

「島でね、最後に位置を取得できたのが」

「島?」

「ああ、嵊泗県の東にある、とある島。その沖合で通信が途絶えた」

加山は地図を取り出す。

地図にはバツ印がしてあった。

「この島はそこそこ広いから大変だ。そこで、君を呼んだ」

「ああ、人手がいるのね、それでマリアを使って」

「そうだ」

「わかった、でも目的を達成したらマリアと暮らせるんだろ」

「そうだな。だが最初に言った通り、彼を見つけるのが目的じゃないぞ」

「わかってるわかってる」

俺は白人男性に目を向ける。

「そこの白人は誰だ?」

「ああ彼か、彼はジェイムズ。私とは25年の付き合いだ」

白人男性は顔を上げた。

「初めまして、私はジェイムズです。世界危機で加山さんと知り合い。それ以降、補佐をしています」

「見つけたら連絡してくれ、連絡先はわかるだろう」

ああそうだ。


俺はドイツでの出来事以降、この男の組織について調べていた。

そして、遂に見つかった、加山と世界の記者団のメール記録が。

俺はドイツの出来事を全世界に発信した。

それを世界の記者団が発見し、俺にアポイントしてきた。

その場で加山と組織のことを伝えたら、向こうからメールアドレスと集会の招待をもらえた。

集会は陰謀論者の集まりだったし、メールアドレスも送ったが返答はなかったけども。


そしたらだ。

昨日のことだった。

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