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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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オリハルコン完成

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 5日間、睡眠も食事も碌に取らずに研究ばかりしていた。結果はバッチリだ。完璧だ。最適な配合を見つけたからな。俺にとっては、だけどな。理論やイメージ次第で、色々と変化が出てくるだろう事は想像に難くない。


 俺の場合は、金:銅=7:2で混ぜた合金に、合金:魔力=545:121で混ぜると良い感じになってくれることが解っている。そこから、属性魔力を2属性付けるには、プラス属性:プラス属性:無属性=34:34:57で完成する。……57の部分は、もう少し減らせそうな気がするんだけど、まだまだイメージが足りないし、俺の技量が足りない。


 レベル260では足りないんだ。オリハルコンを安定して作るのにはレベルは足りているとは思うんだけど、それに2属性を付けようと思うと、技量が足りていないように感じた。


 すなわち、まだまだ上は存在するという事である。まだまだ先は目指せるという事である。どんどんと先に進もうじゃないか。まだまだ先があるんだ。錬金術師として、進まない訳にはいかない。


 今の現状で満足していてはいけない。これ以上があるんだから。もっと先を。まだまだ先を。未知なる道を進まなければならない。シルエンディールにヒントは貰った。今後もヒントを貰うかもしれない。けど、進むのは自分の意思でだ。そこまで頼っていてはいけない。


「どうだ? 完璧だろう? 後は供物にするだけだ。最高品質のものが作れたって訳ではないが、現状で出来る限りの事はやってのけた感じではある。まだまだ先が見えないけどな。最適な配合を試したはずではある。けど、それでもまだ駄目だという感じがする。レベルが足りない。もっとレベルを上げないといけない。積極的にものを作ったり、狩りをしたりしないといけない。そうじゃないと、オリハルコンの性能を活かしきれないとは思う。改善の余地はある。まだまだ先に進める。道なき道を進まないといけない。だが、これこそが生産職の醍醐味。これでこそ生産職。だから辞められない。止まらない」


「……楽しそうなのは解るのですが、目の下の大きな隈が、何をしたのかを教えてくれますね」


「だな。暫くは休みだな。グラーデンが饒舌に喋り過ぎるという事は、それだけ状態が悪いという事でもある。短い付き合いだが、あそこまで捲くし立て上げられると、如何に状態が悪いのかが解るな。それでも、成果が出たのが凄いが」


「ですね。眠って貰わないといけないでしょうし、頬が少し窪んでいることから、食事も満足にしていない可能性があります。連日の徹夜でテンションが上がっているんだろうとは思いますけど、まずは休息ですね。早急に休ませないと」


 そんなこんなで、強制的に寝かされた。……テンションが上がり過ぎていたようだ。3日間眠りっぱなしだったと聞いている。まあ、楽しかったのは確かだ。目標が見えていたからな。舞い上がっていたのはその通りだし、やってやった感が強かったのはその通りだ。ゲーム時代でも作れなかったものが作れているんだからな。


「……すまん。落ち着いた。楽し過ぎてそれどころじゃなかったのは認める」


「無理はしないでくださいね? 楽しいのは解りましたけど」


「それで? この後の予定はどうするんだ? とりあえずではあるが、第2陣と生産職をカールチェイスの町に送り込んだ。後20日後には到着するだろう。俺たちは今、第3陣と第4陣に基礎を教えている所だ」


「基礎の習得は必須ですからね。幸いな事に、第3陣はある程度第2陣に基礎を教わっていたので、そこまで苦労はしていませんね。乱戦の訓練も行えていますし、問題にはなっていません」


「だから生産職は減っている。移動があるからな。20日くらいは移動に時間がかかるそうだ。それで仕事を頼むのであれば、その後にしておいてやってくれ。帰ってからも多少の休みは欲しいだろうからな。配慮は必要だぞ?」


「解ってる。まあ、基本的にはこっちで出来る事だし、こっちで作業を進めておく。レネールに頼むのは最後だ。細工師の力が必要なのは最後の最後だ。オリハルコンに模様を付けてもらう段階で必要になってくる。……念には念を入れて、付与師の付与術も使ってもらうけどな。それだけ性能を盛れば、良い召喚獣が出てくるだろうし」


「それは期待しています。新しい召喚獣を迎えるのも久しぶりの事ではありますし」


「強い召喚獣はそれだけ需要があるからな。まあ、大きすぎて闇晦ましの森で使えないという事にならないといいがとは思う」


「その辺は懸念材料だな。出来れば大きい方が移動は楽になる。が、大きすぎると森では邪魔にしかならない。都合のいい召喚獣が出てきてくれれば良いとは思うが、こればかりは運が絡むからな」


 召喚には運が絡む。どうしてもこの召喚獣じゃないといけないってのは無いんだけど。召喚獣に合わせて魔境を変えれば良いだけの話だ。難しい事ではない。


 ただ、とりあえずは闇晦ましの森でレベル上げだな。十分に休みは貰った。なので、レベル上げを再開する。闇晦ましの森の適正レベルは130から150。レベル180くらいまでは育てられる。


 そうしたら移動だな。レディオーレの町のハーミット鉱山にいかないと。そっちで金を確保しなければならない。オリハルコンを大量に作らないといけない。


 適正レベルは190程度のはず。そこである程度のレベルを上げれば、漆黒の森に挑戦できるようになる。漆黒の森は適正レベル250からである。ゲーム時代の最高難易度の魔境だ。


 現実になったんだから、もっと難易度の高い魔境はあるはずなんだよな。それを探さないといけないとは思う。最終的には、って話になるけどな。目標はまずはそこに合わせておく。


 俺も未知の領域に踏み込まないといけなくなるからな。何処かのマップの先だとは思うけど、どのくらいの難易度なのかを計る手段は、戦ってみないと解らない。


 そのためには、ある程度の召喚獣を用意しておくことと、ある程度の装備を整えておくことが必要だ。そのためにも、オリハルコンの性能を調べておかないといけない。


 やらなければならない事が沢山ある。ちんたらしていたら、魔王が復活するかもしれないんだし。予言に出ているのは、時間の魔王ルーレンディーレのみ。その他の魔王が復活するとは聞いていないが、しないとも言い切れない。


 予言が必ず当たるとも限らないんだけど、運命を捻じ曲げる様な何かを起こさないと、高確率で予言がその通りになる。


 そして、予言だけが全てではない。時間の魔王ルーレンディーレがこの辺で復活する事は解っているが、他の魔王が何処で復活するのかは解らない。


 封印の方法も考えておかないといけないしで、結構大変なんだぞ? 簡単に解かれる封印では駄目な訳だし。仮に封印を解かれても、何かしらの弱体化のギミックは組み込んでおきたいしな。


「じゃあ、第3陣と第4陣に基礎を教えないといけない時間も必要だから、俺たちは5日後に行動するか。5日後に闇晦ましの森でレベルを上げる。それまでにある程度は準備しておいてくれ。魔物の情報なんかは無いだろうから、その辺は行ってみてからだな」


「そうですね。行ってみないと解らない事が多すぎます。挑戦するのに早いかもしれないんですし、万全の準備を整えておきましょう」


「基本的には、自分の装備を見直しておくくらいのものだとは思うがな。それくらいしかやれることがない。それなら第3陣と第4陣をしっかりと見てやった方が良いとは思う」


「出来ることはやっておくべきだし、準備が必要なのは当然の事ではある。……まあ、何が出てくるのかが解らないから、準備のしようがないってのもあるだろうけど」


 この世界ではまだまだ未知の魔境だ。ギルマスが調査をしているだけで、挑戦者は居ない。俺たちが初めての挑戦者になるんじゃないか? それで良いとも思うけど。


 しっかりと調査をしてやろうじゃないか。何が出てくるのかは知っているけどな。良い魔物が出てくるんだ。結構素材には困らないとは思うぞ。


 とにかく準備だな。しっかりと準備をしておかないといけない。供物作りもしておかないといけないし、忙しいぞ。最終の仕上げは細工師であるレネールに任せることになるんだけど、良い感じにやって欲しい。後、付与もお願いしないといけないな。

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