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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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そろそろ移動を考える

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 銀はもうそろそろ良いかなってくらいには集まっている。供物にも必要だから、沢山ほしいのはそうなんだけど、第2陣がこっちに来るようになれば、また銀は増える。そうしたらミスリルも大量に作れる。これでとりあえずは大丈夫だとは思うんだよな。


 それ以上にトパーズも集めて欲しい。既に精霊石の昇華に200回程度失敗をしているんだ。方向性は間違ってはいないと思う。徐々に正解に近づいているとは思っている。爆発も控えめになって来たしな。後は何処まで理詰めで進められるのかだ。


 その辺の試行錯誤は楽しい。もの凄く楽しい。こうあるべきだとは思うんだよな。生産というのは。試行錯誤の末に作れるのが良いんじゃないか。脳汁が止まらなくなるからな。


 そんな感じだから、今は銀の採掘よりも、討伐に力を入れている。レベル上げを最優先していると言ってもいい。


 レベルが上がれば、出来ることが増える。いける魔境が増える。それは良い事なんだよ。魔境は攻略されるためにあるんだから。


 レベルが足りないのであれば、上げればいい。何処まで上げればいいのかは、大体で解ってくるはずだ。最強になろうと思ったら、何処まででもレベルを上げないといけないんだけど。


「今のところは順調にレベルを上げているとは思う。第3陣も第2陣に追いついたし、今はそっちで基礎の訓練をしているはず。その基礎訓練が終わったら、第1陣である俺たちがクレマグリッドの町に帰る事が出来るだろうし、ある程度は指導が出来るとは思う」


「ですね。段々と後続が追いついてきている訳ですが、第1陣と第2陣の差が大きいです。ここを埋めるには、相当な時間がかかるとは思います。けど、それはまだ先で良いはず。今はどんどんと次の世代を育てていかないといけません」


「そう言えば、グラーデンは第4陣を募集しに行っていたな。成果はどうだったんだ?」


「第4陣は16人だ。中々に集まりが悪くなってきたからな。出来ればもっと早く集めたかったんだけど、16人集めるのに6日もかかった。タールスエニスの町に居る初心者は大体誘ったんじゃないかとは思う。まあ、審査に落ちた連中も居るんだけど。今回は生産職は集めなかったから、全員とも戦闘が出来るクラスだ」


「無事に集まったのですね。それは何よりですが、暫くは募集が出来ないと思った方が良いのでしょうか?」


「いや、募集は続けるべきだろう。第4陣がクレマグリッドの町に来るようなことがあれば、次の第5陣を育てた方が良い。そうしないとクランとしては大きくなれない。クランの方針として、出来るだけ多くの亜人を強くするというのがあるんだ。強くなりたいと思う亜人を集めることは悪い事じゃない。まだまだ募集は続けるべきだな」


「出来るだけクランは大きくしていきたいし、その方針で間違っては居ないと思うんだよな。今後の事も考えると、どうしてもって事にはなってくるし。クレマグリッドの町のクランハウスも追加で買わないといけないけどな。拠点としてはクレマグリッドの町が本部になるんだし」


「今のところはだろう? 今後の事も見据えて動かないといけない。タールスエニスの町では生産職を育てることにしているだろう? 生産職も増やしていくのであれば、タールスエニスの町の拠点も買い足さないといけなくなってくるとは思う」


「それはそうですよね。生産職だけで100人を超えてくる事もあるでしょうし。腕のいい生産職は抱え込んでおくべきですしね。生産職が作るものがなくなると、市場で買わないといけない訳ですが、私でも解ります。品質が違うという事が。それなりに目が肥えてきたという事でもあります」


「武器防具、アクセサリー類は自分たちで揃えた方が良いからな。特に品質の良いものを欲しければ、クランで生産職を抱え込んだ方が良いのは確かだ。まあ、他の生産職のレベルが低いのが問題なんだけどな。どうしてもレベルが低いと生産品も、な。そうなるのは当然と言える」


 生産品の差は顕著に現れる。レベルが低いとどうしても生産品の品質が下がる。ある程度は経験で補えるが、レベル差を埋められる経験は中々ない。


 扱う金属のレベルが上がれば経験値も上がるし、数を熟せばそれだけ経験値が増える。レベルは上げておかないといけない。不必要なものを作ってでもだ。


 その事はよく解っている。身に染みて解っている。だからこそ、素材に金を注ぎ込んでいるんだし。どの生産職も育てないといけない。レベルを上げないといけない。難しいものを作るには、それなりのレベルが必要になってくる。それが生産職が求められることでもあるんだが。


「今後の事も考えないといけない。俺たちがカールチェイスの町にいるのも時間の問題だ。既にレベルは128まで上がった。130まではあと少しだ。第2陣と交代でクレマグリッドの町に帰らないといけない。そうなってくると、俺たちも第3陣を鍛えることになる。もしかしたら第4陣の面倒も見に行かないといけない事もあり得てくる。それなりに時間を使うはずだ」


「そう言えば、第4陣に召喚士は居ないのですか?」


「召喚士は居なかったな。居ても良いとは思うんだがなあ。どうしても召喚石が問題になってくるし、運が絡む。召喚士になりたい人を召喚士にしても良かったんだが、そもそも召喚士になりたいと思っている奴は、既にある程度のレベルになっているだろうしな。あそこには居ない気がする」


「召喚士は多い方が良いとは思うが、まずはアウスラリアさんを育て切ってからでも良いだろう。星見の塔の仕様もあるんだからな。1日に1回しか召喚出来ないのであれば、召喚士を多く抱え込んでもという意見が出てくる。召喚士で召喚獣の取り合いが起きても不味い。当面の間はアウスラリアさんだけで良いんじゃないか?」


「後輩が出来れば嬉しいですが、召喚士の指導もまともには出来ないでしょうし、仕方がないですか。召喚獣を取り合う事も嫌ですし、差が大きくなりすぎるのも面倒な事になりますし」


「召喚士の強さは召喚獣で決まるからな。そこから近距離タイプか遠距離タイプを選ばないといけない訳だけど、結局は戦う事になるしな。後ろで楽をしようと思っている召喚士は要らない。自分も戦力の1人だって事を解って欲しい所ではあるな」


「……その意識改革が一番難しそうではありますね。召喚士は後ろで楽をしているものだというのが身に沁みついているとは思いますし」


「だな。召喚士とて戦う事はしなければならない。それに気が付くまでに時間がかかるだろう。召喚獣を使って戦うだけが召喚士の仕事では無いという事でもある。アウスラリアさんはそれが出来ているが、他の召喚士はどうなんだろうな」


 あんまり期待できない所ではあるんだよな。召喚士ギルドの面々から考えると、どうしても召喚獣を戦わせていれば良いんだろうという感じを受けるし。それは間違いだ。召喚士だって戦力の中の1人なんだから。ちゃんと動いてもらわないと困るんだよな。


 それが解らないと、足手まといにしかならない。召喚獣を使って楽をしようと思っている人は強くはなれない。まあ、強制的に解らせるというのもありだとは思うが。乱戦訓練をすれば、自分が何かをしないと生き残れないって事がよく解るだろうし。


 けど、召喚士になりたいって人は居ても、楽をしないでもいいですって人の方が少ないんだよな。召喚士だって剣を持つし、盾も持つ。戦うクラスである事には変わりない。


 その辺の意識改革は難しいかもしれないよな。……クレマグリッドの町の冒険者ギルドでは、召喚士を増やしているんだろうし、もしかしたら、いい人材が居るかもしれないんだけど。冒険者ギルドの職員が召喚士になっているのかもしれないが。


 ある程度は召喚石が集まってきているだろうし、召喚獣も揃ってきているとは思うんだよな。供物もちゃんと集めているんだろうし、召喚獣の質もある程度にはなっている筈である。


 召喚士ギルドとは色々とあるんだろうけどな。それは仕方がない。揉める原因になるのは仕方がない事ではあるからな。星見の塔を独占しているというのは、それだけでも召喚士ギルドを敵に回しかねない行為だし。その辺は貴族間の調整に任せるんだけどさ。ザガット伯爵家が何とかする話ではあるとは思うし。

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