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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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2属性粘土を作りたい

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 錬金術の設備が出来た。なら次は? 先に錬金術で作れるポーション各種を教えないといけない。俺ばかり研究していたら駄目なんだ。トーラスとメイラにも、錬金術で遊んでもらわないといけない。


 とりあえず、ポーション、魔力ポーション、スタミナポーションを教えた。まずは普通の作り方だ。効率よく作った場合の作り方を教えると、作れない問題が発生するから。


 まずは基礎の基礎であるレシピで作る。それでも難しいからな。思ったような成果物は得られないかもしれない。けど、それで良いんだ。思った通りに作れるだなんてあり得ないからな。まずは挫折を覚えてもらう事から始めないといけない。


 何度も何度も失敗して、それでも先を目指すのだ。そうすれば、道は開ける。そうしないと開拓者にはなれない。


 生産職とは開拓者だ。まずは失敗する事が前提である。そもそもが不完全な施設を使っているんだ。成功する確率は10%も無いだろう。


 正規のレシピでもそれなんだ。じゃあ何が駄目なのかを考えないといけない。設備が悪いのは解り切っている。なら何が原因なんだと。設備だけのせいではない。


 魔力操作が甘かったのか、それとも素材の魔力を引き出し損ねたのか。ポーションを作るという事だけでも、何工程もあるんだ。それを全部説明はさせてもらう。が出来るかどうかは別問題だ。


 上手くいかないのであれば、工夫するしかあるまい。何が不味かったのか、考えなければならない。不完全な設備を作り直すにしても、それなりの技術が必要なように、ポーション作りにも技術が必要だ。100回作って100回成功するようになるには、技術が必要不可欠。


 それは自分で覚えないといけない。魔力操作のイメージを掴まないといけない。失敗する事が前提だ。失敗しなければ学ばない。全て成功するのであれば、効率化に努めなければならない。やることは無限にあるのだ。


 そんな俺がやることは、2属性の魔石粘土だ。さあ、作ろうじゃないか。素材は用意してある。火属性と水属性だ。その両方で作った場合、素晴らしい耐熱煉瓦が出来ると思う。


 実験だ。実験をしなければならない。理論を現実にするには、試行回数が必要だ。何度も何度もやらなければならない。まずは1回目。失敗前提で作らなければならない。


 まずは火属性と水属性を素材から引っ張り出す。そのくらいは朝飯前だ。そのくらい出来なくて何が錬金術師か。そんな事は出来て当然。そこから一気に粘土の中に含めていく。


 が、爆発。粘土が飛び散り、辺りを汚す。……恐らくだが、これがプラスとプラスの反発なんだろう。となれば、マイナスを放り込まないといけない。


 さて、マイナスを放り込みたい訳なんだけど、無属性を放り込むことはしない。しない方がいい。だって、それだと属性の魔力が弱まるから。


 でも、マイナスを放り込まないといけない。なら電子で良いじゃないか。それを放り込んでしまえば、マイナスを放り込むことが出来るという事なのだよ。


 しかし、それだけでも失敗する。2回目だ。粘土が飛び散る。まあ、数回で成功するだなんて思っていない。試行錯誤が大事なんだ。


 何がいけなかった。マイナスを放り込んだはずだ。……今度はマイナスが強すぎた可能性。反発が思った以上に強かった可能性。どっちだ? とりあえず、もっとマイナスを放り込んでみよう。


 何度でも爆発。今度は更に強く爆発した。……マイナスが強すぎたのか。であれば、マイナスを減らせばいいのか? いや、それだけでは不十分だろう。思った以上にマイナスの電子の力が強いらしい。


 であればであれば、魔素も含めるか? いや、それだと無属性になるのか。……試しにやってみようじゃないか。


 答えは失敗。爆発した。何が違った? 普通の魔力を放り込んだだけでは駄目だという事が解っただけだ。何かが違う。何が違う?


 属性魔力を均等に入れるのが間違っているのか? いや、そこは考慮しなくても良いはず。どちらにしても混じるのであれば、どうしようもない。


 悩んで悩んで、それでも結果を求めて爆発。4回目。どうして爆発する。マイナスが強すぎるなら、弱めれば良い。


 が、それでも爆発。……どうしてそうなる。いや、待てよ。話を変えよう。では試しだ。


 爆発6回目。近くなっても居ないらしい。まだ真に迫ってはいないらしい。何が違う? 何かが間違っているはずだ。


 火属性と水属性を混ぜることが不可能? 否。断じて否。そんな事はあり得ない。混ぜられない訳がない。


 だとしたら何が違う? なぜ爆発する。


 答えを知るものは居ない。誰も成しえていないからだ。だから理論を構築する。イメージを強固にする。


 無情にも爆発。これで16回目。何処だ? 何が違う? 魔素をそのまま取り込んだのは間違いだったのか? ……そうだな。それが原因で爆発している気がする。


 ではやはりマイナスの原子を取り込まないといけない。


 が、爆発する。これで21回目。無属性の魔力に切り替えてみるか。属性が弱くなるような気がするが。


 爆発35回目。ただし、今度は思ったよりも爆発しなかった。計算では今まで以上に爆発する予定だった。のにもかかわらず、今までで一番爆発が酷くない。


 これか? これが正解なのか? 無属性を取り込むのは良い。それである程度は真に近づいてきている。属性が弱くなる? いや、そんな事はない。同じだけ属性の魔力を取り込んでいるんだから、弱くなる訳がない。


 ……待てよ。待てよ待てよ。初めから考えろ。魔力は素粒子と魔素で出来ている。素粒子がプラス。でも、電子はマイナス。じゃあ、魔素は? どっちなんだ? どちらともないとは言えない気がしている。それならシルエンディールが明言しているはずだ。


 ……考えろ。どっちなら都合がいい? 魔素はプラスかマイナスか。どっちなら都合が良いんだ?


 マイナスだ。若干のマイナスなんだ。無属性が例外と考えろ。そうだ。魔素がマイナスであれば、正解は、なんだ?


 !! そうか! 組みかえれば良かったんだ。素粒子と魔素両方に干渉して、完全に掌握してしまえばいい。いや、でも、それだと属性が変わらないか?


 いや、良いんだ。やってみよう。やってみる価値はある。ならば、比率を決めないといけない。まずはスタンダードにやってみる。


 結果、爆発。41回目。でも、真に近づいてきた。爆発が少なくなってきている。小さくなってきている。小規模になってきている。これは近い。次こそは。


 思った通り爆発。48回目。段々と集束してきているような気がしている。属性の力を掌握してきているような気がする。何が正しいのかなんて解らない。


 けど、間違っているとも思わない。この調子でいけば、何かが起きる。鉄では無理か? 無理だな。金属と粘土では勝手が違う。まだ粘土の方がやりやすい。というか、金属ならミスリルにしないと不可能な気がしている。


 なんとなくの感覚だけどな。……粘土を細工するのは? この粘土は粘土100%ではない。砂も若干だが含まれている。シルトも含まれている。礫は無い。それは確認している。


 錬金術で粘土100%にしてみる。これで何処まで変わる? 何が変わる? さあ、実験だ。粘土100%で何処まで変わる。


 結果は爆発。52回目。粘土なのにも関わらず、爆発で飛ぶ距離は小さくなっている。砂とシルトが問題だったのか? いや、そんな事は無いとは思うが……。


 試しにシルト100%でもやってみる。まあ、爆発はするよな。59回目。ただ、分離はした方が良いなこれ。成分で比率がかわりそうだ。


 そうして85回目。爆発はしなかった。出来た手ごたえがあった。火属性:水属性:無属性=21:21:31の時に爆発しなかった。これが許容範囲だ。


 魔力は組み替えた。これが正解か? そもそもこの粘土はなんだろうか。ゲームと違って、名前が出てこないからな。解らない。成功したとは思うんだが……。


 とりあえず、シルエンディールが帰ってくるまで放置だな。これでいいのかが判断できない。良かったとして、これで耐熱煉瓦が出来るのかどうかだ。出来なければ、何が出来るんだろうか?

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