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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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設備投資

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 商業ギルドで必要なものは購入して、とりあえずクランハウスを見に行くことにした。何が足りないのかが解らないからな。必要なら色んなものを買い揃えないといけない。面倒だけど、そうしないといけないからな。暮らしていくんだし。


 となると、クレマグリッドの町のクランハウスにも管理人は必要か。そっちでも雇用契約をしないといけない。……まあ、そもそもクランハウスを買い足さないといけないんだけど。ちょっと手狭になるしな。隣の建物とかを買わないといけなくなってくるとは思う。


 費用がかかるなあ。クラン運営には。……ゲームだとクランメンバーが全員プレイヤーだったからな。そんな事を考えなくても良かったんだが。現実になった弊害もあるんだろう。まあ、それは今更な事ではあるんだけど。


 そんな訳で、クランハウスを見に来た。……デカいな。完全に屋敷じゃないか。庭が無いだけで、十分にデカい。こんな建物を管理していくんだ。そりゃあ使用人の1人や2人は必要になってくる。その上、クランメンバーの世話も焼いてもらわないといけないんだ。人数がいるのも当然だよな。


「そんな訳だから、まずはクランハウスの点検からだな。俺とガランとポーラは鍛冶場の確認。他は個室なんかの確認を頼む。鍛冶場はこっちだ」


 そんな訳で、鍛冶師2人と鍛冶場の確認に来た。……それなりに大きな鍛冶場だな。中々に良い設備もある。……が、肝心の炉が駄目だな。いや、駄目ではないんだが。


「炉がこれでは問題があるな。金や銀までならこれでいいが、もっと良い金属を使おうと思ったら、魔力炉が必要になってくるし。そもそも普通の炉は石炭や木炭を大量に使う。魔力炉で魔石を燃料にした方が安上がりなんだよな。炉は作り直すというか、更新しないといけないなあ。それに合わせて、他のものも更新したいものがあるし。鍛造の設備は色々と更新した方が良さそうだな。鋳造の設備も、半分くらいは更新した方が……」


「……立派な鍛冶場に見えるんだが、これでは足りんのか?」


「だよねえ。これ以上にするって、本当に?」


「こんな設備では駄目だ。設備は良いものにしておいた方が良いに決まっているからな。鍛冶場はマジで色々と作る場所なんだ。錬金術師の2人が本格稼働してきたら、今の炉では足りない。錬金術師の本番は、合金を作れるようになってからだ。2人にも合金を扱ってもらう。その時に魔力炉に切り替えたのであれば、慣れが必要になってくるだろう? なら初めから魔力炉で慣れておいてもらった方が良いんだ。武器や防具は鍛冶師が作ったものが一番品質が良い。それに錬金術で付加価値を付けていくんだが、錬金術師が作った方が、作業的には楽ではあるんだけど、品質がな。どうしても下がってしまう。これは錬金術師の腕ってよりも、鍛冶師の方が本来は向いているからなんだよな。錬金術師でも出来るってだけで、本職は鍛冶師なんだし」


 でも、魔力炉なんて、まず売っていないだろうからな。作らないといけない。そのためには、錬金術が必要になってくる。魔道具師でも良いんだけど、魔道具師は居なかったからなあ。それに、多分だけど、まだミスリルが見つかっていないだろうからな。魔力炉は無いんじゃないか?


 あるかもしれないけど、高価なもので、そもそもそれ専用の金属なんて手に入っていないが正しい様な気がする。ミスリルは基本的に市場には流さないし、秘匿するものではあるんだけど。


 出来れば、俺も研究に回りたい所ではあるんだけどな。まだまだ作りたいものがあるし。けど、素材も欲しい。なら冒険するしかない。もっと良い素材を求めて戦うしかない。


 ここでも出来ることは増やしておきたい所ではある。色々と作れるようになって貰わないといけないんだ。まあ、魔力炉は絶対に必要として、その他も更新できるのであれば、した方が良いだろう。俺で準備できるものは準備してしまった方が良いとは思う。


「そうなると、時間が問題になってくるか……。いや、時間なんて無限に欲しいんだけどさ。でも、なるべく早くが望ましい。となると、耐熱煉瓦から作らないといけない。それには魔石粘土が必要になってくる。火属性の魔石が欲しいな。……いや、今なら水属性の魔石も混ぜられる?」


 魔力の解像度が上がっている今、2属性の耐熱煉瓦が作れるのではないか。火属性だけだと不安が残るのも確かなんだよな。いっその事、水属性も付与して、色々と使い勝手が良いように出来るんじゃないか。


 シルエンディールに色々と教えてもらったからな。魔力とは何か。今ならはっきりと解る。火属性と水属性は両方ともプラスであることは解っている。なら、マイナスを足せば、両方とも内包できるんじゃないか。


 こうなってくると楽しくなってくるな。久々に錬金術で色々と作ってみたい。……しかし、それを作るには、錬金術の設備も何とかしないといけない。携帯用の簡易セットでは駄目だ。本格的に錬金術をやるのであれば、最上級の錬金術の設備が必要だ。


 ……流石に最上級のものは用意できない。素材が足りない。だけど、簡易セットでは足りない。難易度の高い錬金術をするのであれば、それなりの設備が欲しい。


 こうなったら、とりあえず何とか揃えるか? 揃えるのにどのくらいの時間がかかる。大体10日が目安か? そのくらいの時間があれば、魔力炉やその他諸々を作っても時間は余るんじゃないか。


 費用は? 問題ない。先行投資だと思えばいい。たんまりとあるからな。クランハウスを買ってもまだまだ余っている。費用の心配はしなくても良い。それなら設備を整えておいた方が良いんじゃないか。今後も使う事になるんだし。


 そうと決まれば、ある程度の事はしておかないといけないな。良いものを作るのであれば、良い設備から作らないと。それが生産職の定め。やらなければならない事が多くある。


「よし。生産設備を一新しよう。そのくらいの投資費用は安いものだ。生産設備がフル稼働したら、元は十分に取れる。鍛冶師のレベルアップにも繋がるし、何も悪い事はない。錬金術師だって最高の設備を作る練習にもなるしな。細工師や服飾師も、ある程度は魔道具を作ってしまわないと。ああ、だとすると、金属も2属性にした方がいいか。細工師のセットも火属性と風属性を足すことが出来れば、一気に効率が上がるんじゃないか? そうだよな。それが出来れば苦労はしない訳だ。昔は出来なかった。今は? 出来る未来しか見えない。そもそもある程度のものを作るのであれば、それなりの道具が必要になるんだし、今投資しても問題ないくらいにはなるんじゃないか?」


「……なあ、どんどんと話が飛躍していっていないか?」


「……もういいんじゃないかな。良い場所になるならそれで」


「妥協は許されない。出来る範囲の事をしなければならない。そうなってくると、必要なものは……」


 必要なものは多くある。全部を作ることは出来ないかもしれない。けど、間違っていないのであれば、あれもこれも出来ることになる。魔力の事をある程度理解した今なら、何とかなる気がしているんだ。今度は爆発しないで成功するはず。


 こうしちゃいられない。まずは商業ギルドで必要なものを買い足さないと。まだまだ素材が足りない。圧倒的に素材が足りないんだ。


 出来ることは多くある。ならばやらなければならない。まずは錬金術師の要の施設。俺専用の錬金術の設備が必要だ。それを作るには、やはり素材が必要。その素材を用意するのは、簡易でも問題ない。なら、やるしかないか。出来るだけ早くに済ませよう。アウスラリアたちも待っているだろうしな。


 もしかしたら、クランメンバーもまだ増えるかもしれない。まだまだ募集しているからな。第4パーティーくらいまで用意した方が良いのか? そのくらいは欲しい気がしている。


 その辺も相談だな。明日の夕方には全員がここに揃うはず。その時に色々と発表するという感じで良いだろう。それでは、行動開始だ。今日中に錬金術師の設備は作成し終えよう。

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