クラン結成
OFUSE始めました。
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ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
その後も勧誘は続けた。面白いと感じる人も居たし、欲しいなと思った人も居た。……でも、駄目だった人も居る。それは仕方がない事だ。
目標が生きる事だと、生活が出来ればそれで終わりと言う事がある。それでは駄目なのだ。クランの方針として、強くならなければならない。
それに合致しないのであれば、切り捨てていくしかないからな。
「基準が厳し過ぎるのではないか?」
「いや、このくらいの基準は満たしてもらわないといけない。最強になる。強くなりたい。そう思う人じゃないと続かない。生活できれば良いというだけでは、ついてこられない」
「だが、クランを作るのだろう? 俺含め4人しか集まらなかったじゃないか。それで足りるのか? 普通のクランであれば、30人ほど必要になってくるとは思うが」
「クランはまだ小さくてもいい。大体15人も居れば良い方だと思う。少数精鋭で問題ない。時間の魔王ルーレンディーレを倒すのであれば、最低6人居ればいい」
「6人は集まったか。……しかし、クラスが問題だ。こっちには鍛冶師と錬金術師が居る。戦闘にはついてこれないんじゃないか?」
「戦闘にはついてこなくても良い。裏から支援してもらえれば良いからな。何、俺だけで集めている訳ではないんだ。これで全員という訳ではない。それに、まだ午後も残っている。明日もある。絶対に今日見つけないといけない訳ではないからな。じっくりと探す時間はある」
クレイスの言いたいことも解る。基準が厳し過ぎれば、クランを作る余裕が無いんじゃないか。そう思ってもおかしくはない。だが、そんな事は百も承知だ。
厳しくないと脱退者が出る。生産職はまだいい。日々の暮らしを求めても仕方がない。……まあ、厳しい事をいうのであれば、所詮は冒険者。生きたいだけなら幾らでもやりようはある。
そこからどうやったら強くなれるのかを考えないといけないんだよな。そうしないとクランに置いて行かれる事になる。それは許容しない方が良いとは思うんだよ。
どれだけでも強くなる。それを目標に頑張れるのかどうかだ。頑張れない奴は、どうしようもない。
会話でしか解らない事もある。やってみたらもっと上を目指せるんじゃないかって才能持ちも居るんだろうが、目標がそこで止まるのであれば、才能は無駄になる。
強くなりたい。そう願う奴じゃないと、駄目だ。基本はな。例外も居ない訳ではないが、そういうのは切り捨てていく。
勧誘を続ける。色々と話をした。どんなことがしたいのか。どんな目標があるのか。そういうことを話して、クランに合致するのかを決めていった。
強くなりたいのであれば、手段を選ぶつもりはないという人も採用する。……あんまり外道な事をするつもりは無いんだけどな。冒険者という選択肢を取った以上は、まともに強くなりたいって事だとは思うし。
そして、昼に集まった時には、俺が7人、アウスラリアが10人引き連れていた。
「それじゃあ、ここにいる19人でクランを作る。創設初期メンバーだ。まあ、何をする訳でもない。何かをするという予定は、ない訳ではないが、立派な理念がある訳でもない。ただ、強くなりたい。それを優先するやつらがここに集まってくれたと思う」
「質問だ。強くなると簡単に言うが、そこまで簡単に成れるものか?」
「簡単には無理だ。無論努力をしてもらう。ただ、簡単な事をやって貰う。それは魔物を倒すこと。単純だろう? それを延々と繰り返してもらう。俺は経験したことがある。アウスラリアも経験してもらった。ここにいる全員では無いが、それらの事をしてもらう。……生産職でも立候補をするのであれば、魔物討伐に加わって貰っても構わない。生産職はレベルでは決まらない。が、レベルが上がる方が色々と楽になるのも確かだ。ステータスが僅かにでも上昇した方が、ものは作りやすくなる。だから、魔物を倒したいのであれば歓迎する」
「……流石に厳しいだろう。俺は止めておく。大人しく鍛冶が出来ればそれで良い」
「僕も止めておくよ。錬金術が学べるのであれば、そっちを優先したいからね」
「だそうだぞ? どうするんだ?」
「どうもしない。とりあえずは生産職にもレベルは上げて貰う。単純作業になるが、ものを作り続けて貰う。そのための投資はこっちがやる。錬金術師に関しては、自分の設備は自分で作らないといけないが、その他のクラスの生産施設についてはこっちで揃える。初めはレベルを上げて貰う。それでレベルが上がれば、色々と作って貰う。解っているとは思うが、クランメンバーの装備が優先だ。それを仕上げてもらう」
「異論はないが、そもそも技術が無いぞ? そんなに簡単に装備を作れるのか?」
「作れるか作れないかは自分で判断できるようになる。そのための努力は惜しまないと言っただろう? 作れるものを優先的に作って貰う。どんどんとな。それでガンガンとレベルを上げて貰う。生産職の事に関して言えば、俺が教えられる。俺のクラスは錬金術師だ。戦闘もするが、生産職だ。まあ、真似してくれとは言わない。生産職が無理して戦闘をすることはしなくても良い。無論、してくれても問題ない訳だがな」
「後、後衛でも盾の準備はした方が良いですよ。乱戦になりますから。これは経験則です。魔物の数が多いので、自分の身は自分で守らないといけません。魔法だけを使う、後ろで守られながら戦うという意識は一度捨ててください。自分の身は自分で守るんだって思った方が良いですよ」
「質問だ。魔物狩りをするのは解るが、そこまでの事か? 囲まれる様な事にならないように立ち回るのが普通では無いのか?」
「……立ち回りは求められますが、まずは乱戦になると思ってもらった方が良いです。常識的な行動ではないとは思います。はっきり言って、私は非常識だと思いました。その結果が、レベルになって現れてくるだけです。本当に死ぬかと思いました。それくらいにならないと、手を出してくれませんでしたから」
「必要な事だからな。乱戦に慣れていなければ、乱戦になった時に対処が出来なくなる。また、乱戦を経験しておけば、いざという時の立ち回りを覚えることが出来る。勿論だが、乱戦にならないように工夫をする方が良い。だが、多勢に対してどう立ち回るのかは、やらないと覚えない」
「……なるほどな。訓練と言いつつも、かなり無茶をやるようだ。それでこそこのクランに参加した意味がある。馴れ合いでやるつもりはない。俺が貴族だからと委縮する連中も居ないんだろう? なら思い切ってやるだけだ」
「貴族だからと威張り散らしていたら死ぬだけですからね。……私はそれを見てきましたから。嫌な思い出ですけど」
「まあ、色々とあったからな。その結果、色々と得たものもある。まあ、何が良い事で、何が悪い事なのかってのは、やってみない事には解らないだろう? 皆も貴族だからって遠慮しないで良いからな。ちょっと名前に家名がある程度の平民だと思えばいいと思う」
「それは俺からもお願いする。貴族だと思わずに接してくれ。……慣れないかもしれないが」
まあ、難しいとは思うが、乱戦を経験してもらえれば、自ずと解る。魔物相手に貴族なんて肩書は無意味なんだと。そういう経験をしてもらう。
何、難しい事はしない。ちょっと無茶をしてもらうだけなんだ。大丈夫大丈夫。俺も介入するし、アウスラリアも介入する。何ならアウスラリアも覚えるのに一緒に訓練をしてもらおうとは思っているからな。
召喚獣縛りはするけど。召喚獣を制限なく使えるのであれば、余裕過ぎるからな。召喚獣はシルエンディールだけで行う。まあ、シルエンディールにも意図を汲み取って貰わないといけないけどな。




