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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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パーティーメンバー探し

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 宿屋で1泊してから、冒険者ギルドに。タールスエニスの町の冒険者ギルドは3階が解放されている。そこでパーティーを見つけたり、新人を見つけたりするのだ。


 俺たちが目指すのは、クランの設立。冒険者クランではあるが、生産職も所属する様な総合的なクランになる予定だ。とりあえず、15人を目途に集めたい所ではある。


「……凄い人混みですね。歩く場所が無いくらいに」


「ここがタールスエニスの町の特徴だからな。というか初心者の町と呼ばれている所ではよくある光景だ。覚えておくといいぞ。……まあ、大半は人間なんだけどな」


「でしょうね。……ここで探すんですよね?」


「ああ、ここで探す。亜人も多くいるのは見て解る通りだ。強くなりそうな人を探していく」


「強くなりそうな人って言われても解らないのですが……」


「目標が大きい人を探すんだよ。日々の生活だけで良いと思っている連中は避ける。クランの目的に合致しないからな。クランの目的は、今は2つだけだ。上を目指したい事と、時間の魔王ルーレンディーレを倒すこと。それ以外に存在しないからな。出来る限り、それと並べるだけの目的を持ってくれている方が良い」


「……流石に魔王討伐を目標に掲げている人は少ないとは思いますけどね。まあ、やる気のある人を誘えば良いという訳ですか」


「そんな感じだな。目指したいクラスも聞いておく方が良いとは思う。魔法使いになりたいなら、そっち方面で育てても良いんだしな」


「解りました。別々に分かれてですか?」


「当然。効率よくだ」


「では、どうしたら終わりにしましょうか?」


「とりあえず、昼飯はギルドの1階で食べることにして、その時までに何人も集められればって感じだな。今日だけで15人を目指したい所ではあるけど、無理なら明日も探す。今日は金を稼ぎに行って、明日ここに来るって奴も居るだろうしな」


「なるほど。それなら食事の時間になったら、1階の食堂で成果を報告しましょう」


「ああ、出来るだけ良い人を探してくれよな」


「……善処はします」


 そんな訳で、分かれて探す。そこまで広いって訳でもないが、狭いって程でも無い。大体、500人くらいが詰め込まれているって感じだな。間は殆どない。殆どの人が交渉中でもあるんだけどな。


 その中から、これだと思う人を探さないといけない。特に亜人で。人間が半分以上を占めるから、亜人でとなると難易度が高いんだけどな。それでも探さないといけない。


「ちょいと失礼。話をしないか?」


「おういいぞ。パーティーを組みたいんだ」


「クラスはなんだ?」


「今は金剛戦士だな」


「今は? 目指したいクラスがあるのか?」


「いや、これといって得意がある訳じゃないからな。まあ、クラスは何でも良い。とりあえず、生活できるように成れればそれで良いんだ」


「ああ、じゃあ俺たちの所とは合わないな」


「……なんでだ?」


「生活が目的ではないからだ。もっと上を目指しているんだよ」


「あー。その気概はないな。他を当たってくれ」


「そうする」


 こうやってどんどんと話しかける。生活が目的な冒険者は避ける。上を目指していく気がある奴を探すんだ。まあ、見つかるかといわれたら、割といるって感じだな。冒険者をやるからには、最強を目指すって人も居ることは居るから。


 クランを作るためには、それなりの人を集めないといけない。人数もそうだが、質もだな。簡単に辞められても困るし、厳選はする。


 それでも辞められる時は辞められるし、運次第ではあるんだけど。


 通算で5人目。何というか、目に留まった。珍しい種族だとかそういうのではない。ただ、何というか、この場にはあまり相応しいとは思わなかった。


「ちょいと失礼。パーティーとクランについて話があるんだが」


「む? 俺か? 良いだろう。聞こうじゃないか」


「それよりもあんた、貴族か?」


「そうだが? それの何が関係ある?」


「いや、明らかに他とは雰囲気が違ったからな。気になっただけだ」


「そうか。まあ、そうだろうな」


「一応なんだが、亜人のクランを作るつもりだ。それでも良いかどうかを聞きたい」


「構わん。別に人間至上主義派でも無いからな。俺は宰相派に所属している」


「魔導爵の家の出か?」


「そうだ。よく解ったな」


「恰好が魔法使いのそれだからな。選択肢は限られる。そうなると、ジョルトン子爵家の寄子に当たるのか?」


「ほう、良く調べている。そうだ。ジョルトン子爵家の寄子であるレガリア魔導爵家の5男、クレイス=レガリアだ」


「……貴族は貴族同士でパーティーを組むと思っていたんだが、違うのか?」


「違わないな。貴族であれば、そもそも平民と話が出来ない奴らもいる。だから貴族同士でパーティーを組む方がマシだ。消極的な選択肢という奴だ」


「なるほど。自分は違うと?」


「ああ、貴族の子弟で組んで、慣れ合うつもりはない。目指すは最強。いずれはこの町を出て、最強の冒険者となる。それが俺の目的だ」


「……良いねえ。それでこそだ。俺たちは魔王討伐を目標に掲げている。最強の冒険者になるのであれば、魔王くらいは通過点であって欲しいものだな」


「ほう。魔王討伐とは珍しい。……いや、そう言えば、予言があったか。確か、時間の魔王ルーレンディーレが復活するという予言があったか」


「それだ。俺たちの目標はそこにある。まあ、通過点だけどな」


「……面白い。亜人で組むのであろう? 俺は人間だ。邪魔になるんじゃないのか?」


「いや? 亜人だからと差別をしなければ、人間だろうが組み込む。それが最強への道ならな」


「良い覚悟だ。ならばそのパーティーに入れてもらおうか。既に何人か確保しているのか?」


「いや、確定なのは俺ともう1人だ。俺は漸く1人目を捕まえた所だからな。大きな掘り出し物があったとは思うが。魔導爵家の人間と組むことになるとは思わなかったが」


「何、魔導爵家の5男など、殆ど平民と変わらんよ。貴族だからと威張ることはせん。それだけが能の貴族と思われても癪だからな」


「……一応聞くが、そっちが参加するんだな?」


「問題はあるまい。俺の方が強ければ、下剋上はするつもりだが」


「それでこそだな。ようこそ。歓迎しよう」


 魔導爵家の5男が加わった。……人間だけど、問題はない。差別意識があるなら別だが、そんな事よりも最強になりたいって感じだったしな。良い感じだ。それでこそ俺たちのクランに相応しい。


 冒険者になる貴族家もいるとは思っていたが、こんな所で会うとは。しかも、良い感じの貴族で良かった。目標は最強か。道なき道を行かねばならない。


 まあ、最強といっても、魔法使いはある意味ゴールがある。それは魔法の理論を完全にすることだ。完全にした時、最強となる。アーツと違って、魔法はゴールが明確にある。そして、そのゴールを知っているものがいる。シルエンディールだ。


 引き合わせるのも面白いとは思う。どんな反応をしてくれるだろうか。貴族がどんな魔法を使うのかは知らない。が、ある程度の理論は組み立てているはず。それで何処まで通用するのかだ。


 魔法理論が無ければ、魔法は使えない。だから、魔法理論を持たない平民は、魔法をあまり有効に使えない。それがある意味では常識だ。だから、魔法使いは育てないといけないと思っていた。


 しかし、貴族として教育を受けてきているのであれば、ある程度の魔法は使えるだろう。もしかしたら、シルエンディールの知識で化けるかもしれない。そのくらい、知識は大事なんだ。


 大化けする可能性があるんだよ。貴族だから? 人間だから? 別に構わんだろう? ただ、最強になるには急がないといけないとは思うが。寿命が迫ってきている。


 人間はそれが一番の問題だ。最強になるには寿命を何とかしないといけない。まあ、寿命を何とかするのは無理なんだけどな。現状では。その辺も探すか。錬金術で何かあるかもしれないし。

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