暗闇での集会
OFUSE始めました。
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ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
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さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
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「やっぱり黒い布を巻いているのが目印のようだな。10日目に襲い掛かって、そのまま何処かの町で冒険者を続ける。1か月くらいしたらクレマグリッドの町に戻って、キャラバンの依頼を探すって事をやっていたらしい」
「なるほど。それで黒確定の冒険者が多くいても、全員を捕まえることが出来ていなかったのですか」
「そういう事らしい。まあ、予想通りではあるな」
「ふむ。じゃあ僕は、そいつらが怪しい動きをしない様に見張っていれば良い訳だね? 可能であれば、話を聞いておくと」
「そういう方向で頼む」
「となると、他の盗賊は手を出してこない可能性が高いですかね?」
「10日目だとそうだろうな。残り4日で違う盗賊団が襲ってくる可能性は低いはずだ。近くの盗賊団なら、そこに吸収されているだろうし」
「ですよね。大きい所があるのであれば、徒党を組むのが盗賊でしょうし」
だと思うがな。大きな盗賊団があるのであれば、そこに吸収された方が、生き残れる可能性は上がる訳だし。ちゃんとそういった計算が出来れば、なんだけどな。出来ない可能性もあるからなあ。自分が上じゃないと嫌だって奴らもいるんだろうし。
ただ、そうなってくると、獲物が被る場所は避けると思うんだよなあ。もしも襲ってくるのであれば、10日目まで。5日目とかになるとは思う。そこまでは警戒しておいた方がいいかもしれない。縄張りが被っているのであれば、規模が小さい方が移動をするだろうし。
何というか、町を移動するのにもリスクがあるなとは思う。強くなければ移動も出来ないのかって感じだな。魔物も出てくる可能性もあるし、盗賊も警戒しないといけない。ただ、村を襲う盗賊は居ないんだよな。
村を襲うと、討伐対象に簡単に上がるんだよ。村を管理しているのは貴族である。その貴族が村を焼き払われて、何も報復しないのかって問題はあるだろう? だから、村を襲う盗賊は少ない。村に手を出さなければならない程、食い詰めている盗賊団くらいだとは思う。……そこまでになってくると、流石に冒険者ギルドに依頼が出てきている筈なんだけどな。
盗賊の討伐依頼が出てきていてもおかしくないとは思うんだよ。今回の奴らもそうだけど、それ以上に上手くやっているから、何とかなっているだけで。
冒険者ギルドにだって面子はあるんだから、ある程度は動く様な気がしているんだがな。……エタニアス伯爵家と他の貴族家がグルなら知らないけど。あり得ない話ではないとは思う。効率を考えるのであれば、5つ6つの貴族家が繋がっていると思った方が良いとは思うが。
人間至上主義派が何を考えているのかは知らないが、それだけ金が必要だという事でもあるんだろう。何かをやっているのかもしれない。……面倒だから、じっとしていてくれとは思うけどな。変に動かれても面倒だ。証拠を上げて、面倒な貴族家を叩き潰す方がいいかもしれない。
……だた、冒険者ギルドでは、デッドオアアライブじゃなくて、サーチアンドデストロイなんだよなあ。いやまあ、そっちの方が楽ではあるんだけどさ。殺してしまった方が面倒が少なくて済む。ただし、面倒を起こした貴族家も野放しになるんだよなあ。
ゲームだと、殺しても死ななかったりするじゃん? よくある話ではあるけど。捕まえろって言われて、HPを0にしてしまったらどうなるのかって。生き残って捕まるだけなんだよなあ。このゲーム? HPなんて概念はない訳ではないが、見えないんだよなあ。一撃死も普通にあるし。
首から上を吹き飛ばせば死ぬ。心臓をブチ抜けば死ぬ。血を流し過ぎれば死ぬ。HPで管理しているとは言っても、内部で処理してしまうので、死ぬまで攻撃の手は止めてはいけないんだよ。死の偽装? 出来ない事はないよ?
ただし、偽装をしようと思ったら、かなりの腕前が必要になるが。息をしていたら生きているし、心臓が動いていたら生きていると思った方が良い。それを確認するために近づいてきた奴を狙うPKも存在した。俺も1回やられた。
人の死体を見かけたら? とりあえず頭は潰しておけ。記憶を読み取る魔法なんて存在しないんだから、頭は不要。インベントリはその後でも漁れるんだから。
「とにかく、早番なんだから、先に寝ないといけない。……テントで寝るのは久々だな。ベッドがある生活に慣れすぎたのもあるけど」
「私もそうですけど、眠れないという事は無いと思いますよ?」
「まあ、それはそうなんだけど……」
「不安が残りますか?」
「多少はな。死んでしまえばお終いだ。本当はパーティーで交代でってした方が良いんだろうが、今回はそういう指示では無かったからな」
「ですね。早番の仕事を終えてから、ゆっくりとは眠れないでしょうが、寝るしかありません」
「おやおや、動き出しましたよ? 予定よりも早いですけど」
「……暗くて何も見えないですね」
「暗視。これで見えるか?」
「すみません。ありがとうございます」
「1、2、3、4……8人か?」
「ですかね? そうなると、何人になるんでしょうか?」
「聞いてみないと解らないな。クリアサウンド」
「ふんふん。合計で41人と言ったところかな?」
「アウスラリアも聞こえているか?」
「何とか。10日目であっているようですね」
「だな。警戒されていることは解っていないらしい」
「となると、どうする? 僕は襲われるまでは放置で良いと思うけど?」
「放置するしかないと思いますが……」
「一網打尽に出来ないのであれば、放置した方がいいか。全員で集まってくれるのであれば、襲撃したんだがな……」
「向こうと合わせて120人は超えるようだね」
「こっちは40人程度になる訳ですし、味方も後ろから攻撃が来たら、流石に死ぬでしょうし……」
「その辺は10日目までに周知しておかないといけないな。俺が何とか周知できるか試してみるか」
「その方が良いだろうね。僕らだけでも護衛は出来るけど、面倒だろう?」
「ですね……。私も複数召喚できるところを見せないといけないでしょうし」
「切り札は多い方が良いからな。出来る限り情報は出さない方が良い」
方針を決めつつ、敵の情報収集を行っていく。……どうにも勝った後の話がメインなんだよなあ。勝てると思っているという事でもある。油断してくれているのは有難い。是非とも油断していてくれ。
こういうのは油断していてくれた方が楽だからな。油断していない敵を迎え撃つのは面倒だ。絶対に勝てると思われていて、ひっくり返される。その混乱を付くのが簡単だ。
「どうにも、嫌な話ですね」
「……まあ、こうなることは仕方がないがな」
「女性冒険者を売り飛ばす事まで考えているなんて……!」
「アウスラリアも狙われているみたいだな?」
「ですね……。獣人である私が売れるわけもないでしょうに」
「獣人の美的感覚が解らないからね。僕では判断が付かないけど? その点はどうなんだい?」
「俺も呪人だぞ? 言葉の響きは似ているかもしれないが、獣人とは別の種族だ。顔の良し悪しは解らない。……そもそも、悪いと思っていても、良いと思っていても、ここで言うと問題にしかならないだろう?」
「それもそうだね。解らない方がいいか」
「……見目はそこまで悪くはないはずですけど、人間に買われるのは最悪ですね」
「まあ、そうなることは絶対に無いんだが。そもそもシルエンディールに勝てるわけがない」
「そこは俺がいるという所なんじゃないのかい?」
「いや、確実性の話をした方が有意義だろう?」
ナンパ師でもあるまいし。俺が居たって、確実に勝てるとは限らないんだからな? 俺は生き残れるだろうが、アウスラリアを守りつつと言われたら、微妙に自信がない。絶対に無理だとは言わないが、確実に守れるとは言い難いんだよな。敵の戦力が確定していないんだから。




