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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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29/60

宝石を買いに

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 魔力を圧縮して、何とか魔力オーブを作り出すことに成功している。……無駄に素材を沢山使ったなあ。また採取にいかないといけない。さて、これを33対81の配分で、ミスリルを作る。魔力原子の質は、まあまあだな。悪い訳ではないが、それでもレベルが250くらいの所にある素材を使った方が、ミスリルの品質は良くなる。研究は続けないといけない。最低でも、自然にある魔力よりは、質を上げられるようにならないとな。


「ミスリルというが、魔力操作の精密さの極致に達しないと無理という時点で、本当に貴重な金属なんだなと思うよな。……作品によっては、中盤の装備品でしかないというのに」


 最近のゲーム事情では、ミスリルは中盤の金属という認識だ。オリハルコンやアダマンタイト、ヒヒイロカネも存在するが、更にその会社が独自の金属を作っている所為で、どんどんと伝説級の金属が誕生している。このゲームは、3年も経っているのに、ミスリルしか見つけられていないんだよな。オリハルコンですらまだだ。金から作り出せるんだろうという事までは解っているというか、予想が立てられてはいるんだが、実行できた人は居ない。


 そもそもが、金属に関しては錬金術師が抜きんでているんだけど、錬金術師は忙しいからなあ。クランに所属すると、ノルマとか大変だし。研究するなら、そういうクランに所属しないといけないんだけど、攻略班が居ないという問題も抱えているんだよなあ。ゲーム時代は、クランは50人制限があったから。現実だと無いというのは確認済みだ。そもそもなんで50人までしか所属できないんだって話である。そんな決まりは、ゲームにしかない。現実なんだから、パーティーも6人じゃなくても良いしな。その辺は臨機応変にいかないといけない。別に50人パーティーというものがあっても、おかしい訳ではない。


 まあ、そんなレイドみたいな敵と戦うパーティーなんて、用意しても無駄だとは思うが。そんな事よりも、日々の生活をどうにかする方が先である。パーティーは多すぎても問題が出てくる。連携不足という罠が存在するし。


 それでも、10人くらいなら良いんじゃないかとは思うけどな。野営とか、6人では少ない。そのための召喚士だと言われると、何も言い返せないが。現実でも召喚制限が1枠だとは思わないだろう?もしかしたら、緩和しても5枠分しか用意できない可能性も出てくる。が、それは無いんじゃないかってのが、俺の予想だな。装備品をどんどんと作っていけば、召喚獣を1000体出せますって可能性も無くはない。


 ゲーム時代は、腕輪は2つしか装備出来なかった。装備枠があったからな。足輪も2つ、指輪に関しては2つしか駄目だった。それも撤廃されている可能性があるんだよな。色々と試してみないといけない事がある。実験台にして悪いが、アウスラリアには、色々と装備してもらう事になるとは思う。……俺の装備品は、インベントリの中にあるんだけど、取り出すのはなあ。ちょっと、ちょっと? いや、大分になるだろうか。目立つんだよ。マジで。ゲーム時代はそれが普通だったんだけど。


「……ふう。完成か。ミスリルを作るのも久しぶりって感覚だな。現実に来てから初めて作った訳だし。品質はまずまずだな。これを風属性か嵐属性にしないといけない訳なんだけど、問題は宝石だな。商業ギルドで仕入れるが、売っているのかどうかだ。原石で良いんだが……」


 今回は、ミスリルを使って、指輪を作る予定だ。装備品にする訳ではない。いや、装備品としてもそこそこのものではあるんだけど、これは供物。風属性か嵐属性の召喚獣を呼びたい。出来れば、嵐属性の召喚獣の方が良い。前衛で、大きさが人くらいで、盾役が出来る召喚獣となると、限られてくるんだけど、精霊が良いと思うんだよな。


 精霊にも、前衛に向いた精霊と、後衛に向いた精霊がいるんだが、これは剣と盾を準備する事で、前衛の精霊が欲しいですって言うアピールをするつもりだ。……本当であれば、それもミスリルで作りたいんだが、銀が手に入らなさすぎる。鉛の含有量が多すぎる。ミスリルを作るには、純銀が必要だ。銀100%で無ければならない。鉛なんて入っていたら、絶対に失敗する。商業ギルドは、金属を売ってくれない。確認はした。が、職人系のギルドと提携しているので、そっちにしか卸せないんだそうだ。何というか、厳しいなあ。野良の錬金術師に取っては、市場が金属の入手場所になるとは。


 とりあえずは、鉄で適当に剣と盾を作って、明日に備えよう。明日は根気の要る作業をしなければならない。そんな作業をしなければ、精霊に来てもらえるとは思わないからな。まあ、それを仕入れに、商業ギルドに行くんだけど。


 そんな訳で、次の日。市場を散策して、銀と金を買い漁り、商業ギルドへ。今日は素材も買いたい所ではあるんだが、まずは欲しいものがある。


「こんにちは。何かお求めですか?」


「宝石の原石を買いたい。買えるか?」


「勿論ですが、冒険者の方ですよね? 宝飾品ではなく、宝石の原石ですか?」


「ああ。カットはこっちがやる。だから原石で良い」


「良いのであればお売りしますけど……」


「良いので売ってくれ。グリーンペリエはあるか?」


「……すみません。聞いたことがない宝石ですね」


「じゃあドルーソレーンは?」


「それも聞いたことが無いです。本当に宝石ですか?」


「宝石だが……。じゃあ、テンペストライトは?」


「テンペストライトは聞いたことはありますが、王族などにしか基本売りませんよ? それだけの宝石をどうするつもりなのですか?」


「加工して、装備品にするつもりだが……。宝石を使った装備は無いのか?」


「無いと思いますけど……。ああ、もしかしたら、魔法使いが使用するかもしれませんね。もしかしたらですけど」


「……」


 失念していた。魔法使いは貴重だったんだな。グリーンペリエは嵐属性の効果を強める宝石で、3等級。ドルーソレーンは風属性の効果を強める宝石で、3等級。テンペストライトは嵐属性の効果を強める宝石で、6等級。等級は1等級が最高の宝石である。……ゲーム時代でも見た事がないけどな。ゲーム時代でも、3等級までの宝石しか知らない。なお、前に出てきたダイヤモンドは5等級である。聖属性の効果を高めてくれるんだがなあ。


「……流石にオパールはあるか?」


「オパールなら在庫がありますよ? ……非常に高価ですけど」


「原石だろう? そこまで高額になるのか?」


「まあ、ざっと2億ジェルくらいは」


「……まあ、何とかなるからいいか。3億ジェルくらいの原石を1つ頼む」


「解りました。持ってきますね」


 風属性の効果を強める宝石で、7等級。まあ、そこそこの宝石ではある。ただ、原石でもこんなに価値があるのか。……求める精霊が来てくれるかどうかが怪しくなってくるな。精霊が来てくれるかも怪しい。運が要求される。アウスラリアの運が何処まで高いのかが問題だな。マスクデータだから、どうやっても見れないんだけど。


「こちらがオパールの原石になります。確認をお願いします」


「……まあ、原石ではあるか。思ったよりも小さいが」


「……カットせずに大きさが解るものなのですか?」


「解るから買っているんだが……。まあ、これでも最低限の装備にはなるか」


「後学のために、装備をどうするのか聞いても良いですか?」


「まあ……。何というか、捨てるという表現が一番近い気がする」


「捨てるんですか!? 宝石ですよね!?」


 いや、まあ、うん。供物にするって事は、天に召させる訳で。なくなってしまうんだよなあ。それが3億ジェル。クランハウスよりも高い。まさかの大金貨を要求されるとは思わなかった。いやまあ、3等級の宝石の原石ならそのくらいするだろうと思って、お金は用意していたんだけど、まさかの7等級のオパールになるとは。これを加工して、宝石を魔宝石化させるんだけど、風属性にしなければならない。それ以外の属性でも良いんだけど、強化幅が全然違ってくるからな。風属性1択である。


 まあ、先に原石を研磨しないといけないが。宝石の研磨は時間がかかるぞ。割と慎重にやらないといけない。1日2日では終わってくれないからなあ。出来るだけ早くに作ってしまいたい所ではあるんだけど。

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― 新着の感想 ―
オパールのことを調べたら、水分を含むから、経年劣化や水分を失い安い環境だと色が変わったり、罅割れたりするのか
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