ガンガン倒す
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
「ぜえ……ぜえ……ぜえ……。お、終わりました」
「プボオ……」
「お疲れお疲れ。何とか1人で耐えきったじゃないか。上出来だとは思うぞ。目立った怪我も無かったし」
「本来であれば、ヒポポライノは満身創痍のはずでしたけどね……。しかし、こんな強引な方法でレベルを上げるだなんて思いませんでした」
「簡単にレベルを上げる方法があると思ってか? そんな事は不可能だ。レベルを上げるのには、戦闘をするか、生産をするかしか無理だ。召喚士は戦闘職に当たる。そうなれば、戦闘を熟さないといけない。経験値を稼ぐには、戦闘しかありえない訳だ。そうなってくると、魔物を独占するくらいの事はやらないといけない。こうやって、魔境を独占できるのであれば、した方が良いんだよ。その方がレベルは上がる。出来れば、外にもパーティーメンバーが居た方が良いとは思うが、この町では望み薄だからな。アウスラリアが天才だという事は、冒険者に広まってしまっている。そうなってくると、パーティーを組むにしても遠慮をされるだろうし、嫉妬もそれだけ受ける。連携の強化のためにも、本当であれば、ここで6人で戦った方が良いんだがな」
「連携は今後も課題になってくるとは思います。ですが、少し休憩をしたいですね……」
「休憩していたら良い。俺は倒した魔物の処理をしていく。魔石と素材になる部位を回収すれば良いだけだからな。まあ、そこまで時間はかからないとは思うが……。死体を処理するには時間が足りないか。死体は奥地に捨ててくるとしよう。そうすれば、何かしらの魔物が食べるだろう」
ゲーム時代も、死体を放置していたが、現実になった今も放置して良いのか。その問題はあるとは思う。まあ、魔物が処理してくれるだろう。残しておいても無駄だからな。食料としても見做されていないだろうし、食べたい魔物が居るのかって言われてもな。山羊は食えない事は無いんだろうけど、癖がありそうだしな。ヘビは無理。食べたくない。
解体も簡単で良いからな。こういうのを召喚獣にやって貰うと、色々と助かるんだろうけど。召喚獣だって学習する。簡単な解体くらいは出来るようになるとは思うんだよな。
そんな訳で、魔物の解体を行った。全部で魔石が52個。まあまあだな。まだ20分かそこらしか時間は経っていないだろうし、上出来だろう。今度はもっと広範囲に魔物を呼び寄せないといけないな。大移動をさせた訳なんだけど、そこには空白地が出来ているだろうし。
それと、その辺で採取しておいた素材も忘れてはいけない。なんだかんだと素材は生えている。それを回収しないだなんて勿体ないからな。……アウスラリアに教えたいところではあるが、今はそれどころでは無いだろうし。今やったことを、どうやって戦術に結びつけようか、必死になっているだろうしな。今が一番楽しい時間だ。冒険者というか、ゲームをやっていて、楽しいと感じる場所がそこだとは思う。次はもっとうまくできる。そう信じて行動するんだ。
「さてと、回復魔法を使っておく。怪我らしい怪我はしていないけど、念のためにな。ヒポポライノにもかけておく。バフもさっきと同じにするか? それともアウスラリアも前衛に行くつもりなら、バフを盛るが」
「いえ、さっきと同じで良いです。私が前衛に行くことは、出来る限り避けた方が良いとは思いますので。……こんなことになるのであれば、盾を買っておくんでした。そうすれば、ある程度の戦略的行動を取れたのですが」
「無いものを強請るのは良い事だ。次回には買っておくべきだな。それで今日の繰り返しだ。何処まで上達するのかが問題な訳なんだけど、盾が欲しいと言ったのは、正解だとは思うぞ。後衛でやり過ごすにしても、盾は絶対に欲しいものではあるだろうし」
「……先に言ってくれれば、買っておいたんですけどね」
「そんな事をしたら、気づきが無くなるだろう? 今回は盾無しで頑張るだけだ。それでも大丈夫なように、戦術を組み立てるのが、召喚士の仕事でもある。それに、パーティーを組んだら、召喚士が司令塔になることはよくある事だからな? 一番状況を把握できる奴が指揮を執る方が良い。積極的に攻撃に参加する前衛には無理。後衛の誰かがやらないといけない。そして、その役割は、後衛の中で、一番頭の良い奴がするものだ」
「グラーデンもそれに該当するのではないですか?」
「俺の基準で動かすのは止めた方が良いからなあ。基本的に1人でどう立ち回るのかって事をやってきた訳だし。そうなってくると、周りに要求するスペックも高くなりすぎる。俺の基準は考えない方が良いとは思う。まあ、パーティーメンバーとして支える側に回るとするさ」
基本的にソロでやってきたからな。パーティープレイを今更求められても難しい。ソロで出来る事を構築していくタイプだからな。まあ、出来ないとは言わない。けど、俺の水準で考える癖がついているからな。それではまともに指揮を執ることが出来ないとは思うんだよ。
「それじゃあ行くぞ。今度も同じかそれくらいは集める。来るまでにちょっと時間がかかるから、索敵できるのであれば、してみた方が良いとは思うぞ。……教えていないけど、幻属性の魔法にも、探知系の魔法はあるからな」
「努力してみます」
今度はより遠くに。より強く来いと挑発を打った。これで暫くすれば、魔物が集まってくるはず。今度は上手くできるとは思う。さっきの経験があるからな。上手く出来なくても、次は上手くできるかもしれない。どんどんと洗練されていくはずだ。こういう所で躓いていては、魔王の討伐なんて不可能だからな。出来る限りの事はやってやらないといけないとは思う。
魔物が押し寄せる。今度はヒポポライノを上手く使いつつ、牽制をしっかりとしていく。単純に襲い掛かってくるだけの敵と、様子見をして機を見る魔物が居る事を覚えてきたな。機を見るタイプは、牽制だけしておけばいいんだ。倒す必要は無い。最後に残しても良い魔物という事になる。途中で来たなら、処理すれば良いだけだ。そんなに難しい事ではないとは思う。
牽制にしても、当てる必要は無い。魔物の勢いを削げればいい。勿論だが、致命傷を与えるだけの攻撃魔法が使えれば良いんだが、使えなくとも色々と出来る事はあるんだ。魔法を使い始めて初日なんだし、まずは使ってみる事を優先した方が良い。その結果、使えないという判断であれば、前衛に変わっても良いんだよ。個人的には、死ににくくなる後衛の方が現実には則しているとは思うけどな。死んだら終わりなんだし。
10体20体と切り抜ける。さっきよりも格段に上手くなっている。それでいい。乱戦にまで持ち込んだ方が楽が出来るが、危険も増える。一方的にこちらが攻撃できる様に配置を考えて攻撃が出来るのであれば、乱戦よりも死ににくいのは確かだ。乱戦の方が処理速度は早くなるが、負傷の可能性も増える。死なない事を前提に置くならば、今の位置関係をキープした方が良いだろうな。俺的には処理速度を上げたいって考える方なので、この辺でも考えが違ってくる。まあ、俺は前衛も出来るから、そういう考えになるって事ではあるんだけど。
ただ、多勢になってくると、どうしても乱戦になってしまう。多くの魔物が来ているんだ。処理速度が追い付かない事になってくるのは解りきっている。魔物を倒しても倒しても、次々に来るからな。……大体70体くらいが来ている訳で。それを簡単に処理できるようになってくれば、1人でも大丈夫って事にはなってくるんだけどな。
経験は色々としておくべきだろう。乱戦の中をどうやって生き残るのか。それを考えるのには良い訓練だ。声を出して、召喚獣を動かす。今まではそんな事をしなかったかもしれないが、今後はそう言う事もやっていかないといけない。召喚獣だって、言葉を理解するんだからな。




