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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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依頼を確認

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 魔王の話は、とりあえず置いておくとしよう。今すぐに魔王を倒さなければならないって事は無いし。時間はまだあるとは思う。封印が解かれて復活するなら、各地で魔族の動きが活発になることが殆んどだからな。どの魔王が復活しても、碌な事にならないが、魔王を止められる人類なんて限られてくるし。レベルカンストはしていた方が無難である。無理でもレベル200くらいは欲しいものだな。


 そのくらいまでレベルを上げないといけない。そうなってくると、手頃な魔物を討伐するに限る訳だが、依頼も無しに魔物を狩っても美味しくない。出来れば依頼はあった方が良い。金にならない討伐はしてもな。常設依頼だけでも熟しておかないと。それの把握は大事だ。昨日は確認する暇も無かったからな。


 そんな訳で、冒険者ギルドにやってきた。依頼だけさくっと受けて、さっさとレベル上げをしていきたい所だな。暗闇の森で活動するのであれば、出来るだけ全ての依頼を熟した方が良い。


「討伐依頼と採取依頼があるな。採取は得意な方か?」


「いえ、あまりですね。討伐であれば解ります。……流石にあの件があったので、魔物については調べました」


「そうか。まあ、5種類しか出ないはずだ。問題が起きていたら、例外の魔物が出るかもしれない程度に考えておけばいい。採取については俺が得意だ。ある程度の採取依頼も熟しておいた方が無難ではある」


「そうですね。知らない事は教えてくれると嬉しいです」


「素材の見極めだけだがな。警戒をしながら探すのは慣れが必要になってくる。少しずつ慣れてくれればいい。それと、魔法の訓練も行う。近接戦闘はまた今度だな」


「魔法の訓練もするのですか?」


「そうだ。覚えられるのであれば、覚えた方が幅が広がる。ノーライフエルダーリッチを手に入れたとは言っても、召喚獣だからな。属性攻撃は限られる。全部無効化される恐れがあるからな。今後の事も考えると、近接戦闘と魔法戦闘は出来た方が良いだろう。戦術の幅が広がれば、色んな召喚獣を試せる。俺だってすべての召喚獣を知っている訳では無いからな。見たことが無い召喚獣も居るかもしれないだろう?」


「……そもそもすべての召喚獣を知っている人なんていないのでは?」


「居ないだろうな。ノーライフエルダーリッチに関しても、知っている人の方が少ないんじゃないか?」


 星見の塔を頻繁に使うのであれば、色んな召喚獣が見られる筈なんだがな。知らない召喚獣も多く居る。そもそもサイレントで追加された召喚獣なんて知りようが無いし。レベル上限を引き上げるのと同時くらいに召喚獣を追加されるんだけど、その情報は教えてくれないしな。召喚士が少ないのは、それが理由ってのもあるし。


 強さに波があるのもそうなんだけど、強い召喚獣が実装されても、知る由もないんだ。まあ、俺は錬金術師だからな。召喚石を作ることもあるし、ソロでやっている以上は、情報が武器でもある。仕入れられる情報は仕入れておく方だ。召喚獣についても、ある程度は知っている方ではあるとは思うが。


「……依頼は常設依頼だけか。調査ものの依頼があればとは思ったんだが」


「それが普通ではありますね。調査依頼が入るという事は、何かしらの問題が起きている時ですから」


「それはそうなんだけどな。よし、それでは行くか。片道3時間として、往復で6時間。夜に帰ってくれば良いから、6時間は狩れるな。荷物の心配は無いし、大量に倒しても大丈夫」


「……普通は3時間も狩れば、荷物がいっぱいで帰る羽目になるんですけどね」


「荷物の心配が無いようにするのは大事だ。……空間属性の素材が手に入れば、アウスラリアの分も作るんだがな。素材が手に入らない。市場を見て回ったけど、空間属性の素材は売っていなかったしな」


 商業ギルドに行けば、もしかしたらあるのかもしれないけど、目を付けられても困るんだよな。空間属性の素材ばかり買い占めるって言われて、何故かを問いただされると、マジックバッグを作り続けないといけない可能性がある。そんな状態にはなりたくない。出来れば黙ってこっそりと作りたいところだな。


 そうなると、自分で素材を集めないといけない訳なんだが、空間属性の素材はそれなりに遠い場所にある。順番に進んでいけば、まだまだ先になる可能性は十分にあり得る。


「空間属性の素材ですか……。確かこの近くにはありませんでしたね」


「そうだな。南のジュレム山脈を越えるのは現実的では無いし、行くとすれば北だな。国境線からは離れるが」


「……そもそも国境を超えるような移動には制限がかかります。冒険者の移動は原則自由ですが、国を跨ぐとなると申請が必要になってきます。面倒な事に巻き込まれる可能性もありますし、お勧めできませんね」


「面倒な事だな。国境を超えたいこともあるというのに。まあ、冒険者を戦力としてカウントするのであれば、国に縛り付けておきたいというのも解らないではないが。戦争があった際に、敵軍に所属されても面倒だろうからな」


 国を跨ぐのはNGと。そうなってくると、本当に北に向かわなければならないだろうな。デボン高原の道を辿っていくのが良いだろう。まあ、次の町はスルーすることになるが。


 次の目的地は、レベルが上げやすい場所で、パーティーメンバーを探しやすい場所が良い。星見の塔はここからは近いが、他の場所からは遠いし、ベンチマークを置いておく方が良いだろうな。……素材費は嵩むが、準備しておいた方が良いだろう。盗難の恐れがない場所に設置しないといけないが。


 ゲームでも盗まれる事はあったしな。隠す努力はしないといけない。……便利な魔法だから、知っている人は放置してくれるんだがな。……いっその事、空き家を買うか? その方が良い気がしてきたな。出費が凄いことになるだろうが。


 なんにせよ、召喚士をパーティーに抱え込んでいて、星見の塔のある場所を拠点にしないのは勿体ない。家自体を買うのであれば、ベンチマークなんかじゃなくて、もっと大きな魔法陣を置いても良いだろうし、出来る事は広がるな。金がかかることを除けば、だが。素材もさることながら、家の修繕費なんかも考えないといけないかもしれない。面倒ではあるが、何とかしてみるか。


「それでは、暗闇の森に向かいましょうか。レベル上げをするにも、時間がかかるでしょうし」


「まあ、時間はかかるだろうが、そこまでだな。暗闇の森でのレベル上げは、そこまで難しいものではない。……連戦を覚悟してもらう事にはなるし、魔法を道中に覚えてもらう事は必須になるが」


「……何をやるのですか?」


「魔物から見つかりやすくすればいい。そこまで馬鹿げた真似はしないから大丈夫だ」


「それ以上に、魔法を覚える事は出来るのでしょうか……」


「魔法は何とかなる様にするしかないな。幻属性の魔法を覚えてもらおうとは思っているが。難しく考えなくてもいい。魔法はイメージ。幻属性は特にイメージの要素が強いからな。人の魔法を真似る事は簡単だ。下地を気にする必要がないからな」


 初心者が覚えるのであれば、幻属性の攻撃魔法が一番簡単だ。原子がどうのこうのとか考える必要がないからな。幻という、あるのか無いのか解らないものを具現化するだけだ。割と見たままを魔法にすれば、それなりの威力になる。


 高校生レベルの化学を履修しているのであれば、元素の絡みやすい火属性か水属性が扱いやすいとは思うが。攻撃力を求めるなら、氷属性もありだな。そこまで難しくない。氷が何で出来ているのか。どんな配列で並んでいるのか。解りやすいからなあ。高校生レベルの化学を履修していれば。こっちの世界にその基礎は無いんだ。1から教え込まないといけない。それなら、幻属性が適しているという訳だ。簡単に扱えて、それなりの威力になれば、十分なんだよ。

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