目標は?
OFUSE始めました。
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ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
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さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
「おはようございます。寝不足にはなっていないようですね」
「そりゃあな。むしろ寝すぎないように気を付けないといけなかったからさ。まあ、早起きは基本だろう?」
「そうですね。早起きした方が良い事の方が多いです」
「そんな訳だから、朝飯を食べ終わったら、冒険者ギルドに行かないか? 色々と依頼を確認しておきたい」
「そうですね。そうした方が良いでしょう。私もきちんと依頼を熟さないといけないですから」
「……そういえば、冒険者になってから日が浅いんだったな。基本的にはどんな依頼を受けるんだ?」
「色々ですよ。……ですが、討伐が多いですかね。指名依頼なんて、召喚士ギルドのものが初めてでしたし」
「まあ、召喚士ギルドからの嫌がらせ指名依頼は仕方がない。何と言うか、そもそも亜人に厳しいみたいだからな。支部長は違うとしても、他の職員がどうなのかまでは気にしていても無駄だからな」
亜人に厳しいというのは、ちょっといただけないとは思うけどな。差別をされても面白くもなんともない。人間が一番多いからと言って、威張り散らかしても良いという訳ではない。差別のない地方に行った方が良いとは思うが、適正レベルでもあるんだ。ここで依頼を熟して、レベルを上げておくのも良いとは思う。
……俺のレベルはどうなんだろうな。ゲームではカンストだった。現実にカンストはあるのかという事だな。ゲームの仕様では、経験値の量は魔物で固定されていた。必要経験値が多くなっていくタイプだな。どんどんと討伐をして、生産をして、経験値を稼いでいく。生産物は色々とあるが、そこまで経験値が多い方ではない。勿論ではあるが、難易度の高い生産物を作る方が経験値が入る。生産職は、生産だけではレベルを上げにくいんだよな。
「とにかく依頼の確認からか。良いものが無ければ、暗闇の森に行こうか」
「……他の狩場では駄目なんですか?」
「駄目という訳ではないが、魔法が使えるようになったんだ。暗闇の森でも問題ないだろう? まあ、もう暫くはレベル上げだ。ひたすらレベルを上げないと。53レベルでは低すぎる。他の町に行くのであれば、もう少しレベルが欲しい所だ」
召喚士という職業は、レベルはあまり関係ない。が、レベルが上がれば死ににくくなる。明確にHPが見える世界ではないが、レベルが上がれば死ににくくなるのは何となくで解るはずなんだよ。まあ、錬金術師の場合は、殆ど紙装甲だからな。あんまり関係は無いんだが。
「……そういえば、アウスラリアの目標を聞いていなかったな。何がしたいんだ?」
「目標ですか? ……そうですね。強くなるのは、目標というよりは通過点に近い感じです。最終的には、魔王を討伐出来るくらいに強くなりたい、そう思っています」
「ほう。魔王か。魔王と言えば、色々と候補があるが、どれだという指定はあるのか?」
「時間の魔王ルーレンディーレ。その魔王だけは、何としてでも倒します」
時間の魔王か……。ゲームでも居た魔王だな。俺も討伐経験はある。ただし、カンストソロプレイヤーが6人パーティーを組んで、というものになる。俺だけだと無理だ。俺とアウスラリアだけでも厳しい。時間の魔王は、プレイヤーの時を止める事が出来る。最大対象人数は5人まで。だから、ゲーム基準で行くのであれば、6人パーティーは必須になる。
時を止められた場合は、無敵状態になるので、フォローは必要ないんだが、そもそも5人以下で挑戦すると、確実に5人を止められてしまうので、確実に負ける。……まあ、現実になった関係上、6人パーティーという制限も無くなるんだろうが。
「……厳しいな。少なくとも6人以上で挑まないといけない。出来ればレギオンなんかで対処できると良い魔王になる。ソロでは討伐不可能だ。戦いにならないからな」
「……詳しいですね?」
「まあな。俺も魔王を追い求めていた時期がある。しかし、時間の魔王ルーレンディーレか。よりにも寄って何故そいつを?」
「……予言があったからです。遠くない未来、時間の魔王ルーレンディーレが封印から解き放たれると、私の村の、予言者クラスの人が予言を残しました。ご存じだとは思いますが、予言者の言葉は外れる事があります。未来を変えられた場合、その予言は無効になります。……ですが、予言が当たった場合、私の住んでいた村は、焼き払われることになります。村を捨てて、別の場所で生きるという選択を取る人も出てくるでしょうが、殆どの人は無理です。私も自分の育った村を焼き払われて良いと思っている訳ではありません。なので、出来得る限りの事はするつもりです」
「なるほど……」
予言者のクラスか。戦闘でも結構見かけるくらいには強いクラスだ。確定回避が出来るようになれば、かなりの使い手だな。予言を見つつ、近接攻撃で殴り合う人も居るくらいだ。近い未来の方は、割と簡単に見る事が出来るので、使い手の技量が試されるクラスでもある。
……が、普通に予言も出来る訳だ。そうして予言をした結果、時間の魔王ルーレンディーレが復活する未来を見てしまったんだろうな。村の安全確認をしようと思っていた可能性がある。遠くを見るのは時間がかかる。それでも、未来は外れる時もある。遠くになればなるほど、外れる事も多い。しかし、当たった場合の利益は大きい訳だ。まあ、ゲーム関連の予言しか出来なかったけどな。当たり前だが、現実世界の予言は不可能。……ただ、ここは現実なんだよな。ゲームと同じ法則で動いているのであれば、予言は当たる可能性が高い。
村が焼き払われるという予言は回避できるかもしれないが、時間の魔王ルーレンディーレの封印を解かれてしまうという予言は当たるかもしれない。なるほどなあ。冒険者を志した理由はそこか。自分の育った村を焼き払われるのは、正直いい気分では無いのは確かだ。
「魔王を倒すなんて目標を持っている人は少ないかもしれません。ですが、私は倒したいと思う。その為なら、出来る限りの事はやるつもりです」
「魔王の討伐ねえ。目標は大きな方が良いとは良く言うが、結構大きく出たものだ。……ただ、時間の魔王ルーレンディーレが復活するのであれば、面倒な事になりかねない。復活を阻止することが出来るのであれば良いんだが、難しいだろうな。封印されている場所の特定からやらなければならない。見つける事が出来れば、封印を解除されないように立ち回れば良いだけなんだろうが、何処に封印されているのかなんて、解ったものではないからな」
ゲームでも、ランダムで封印されているからな……。場所は、次元の狭間なんだけど、それが何処にあるのかだ。しかも、他の魔王も封印されているので、見つけても時間の魔王ルーレンディーレだという確証がないんだよな。普通であれば、管理できるように、貴族が動いていないといけない訳なんだけど、それを期待しても良いものなのかって疑問はあるからな。
魔族に先に見つけられれば、封印は解除されたようなものになってしまう。何処に次元の狭間があるのかが解らないんだから、今の俺たちではどうすることも出来ない。見つけてしまえばそれだけの話ではあるんだが、簡単には見つからないとは思うし。……ゲームの時も、町中にあるって事があったからな。現実になった今、討伐出来れば、魔王の脅威は取り払われるんだろうが、ゲーム時代は討伐したら、別の場所に再封印だったからなあ。そうじゃないと討伐出来ない人が出てくるし。
魔王は素材が優秀だから、結構狩った時期があったんだよ。特殊な素材を手に入れる事が出来たから。……それに頼った専用装備なんかも作れるが、汎用品から作れないと、売り物に出来ないんだよな。量産が不可能って事になるし。魔王素材は優秀な素材が多い。こっちだと、1回限りの錬金術になるかもしれないな。




