装備の相談
新作始めました。
『運で運命を捻じ曲げろ』
『若返り転生エルフの奴隷商』
2作品同時である。毎日更新はしますので、ついてこれる方はこっちもよろしくお願いします。
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
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ギルマスとの話は付いた。ザガット伯爵家で抱え込んでいる職人ギルドで、集まっても良いよって人たちを集めて、何とかするという事らしい。2か月でものにしてもらわないといけないんだ。まあ、大変だよねって話である。
大変序でに色々と課題を出しておいたけどな。俺たちのクランの生産職にだけど。多分だけど、施設が全然違うだろうから、ちゃんとした使い方を覚えてくる事だ。施設が変わったら作れませんでしたでは駄目だからな。まあ、うちのクランの方が高品質で纏まっているんだけど。
生産施設を妥協する訳がないんだよ。現状で最高品質の施設を用意しているんだ。それに比べて、職人ギルドの方はまだ炉から違うだろうし。
まあ、職人ギルドといっても、亜人系の職人の集まりなんだけどな。人間の方はエタニアス伯爵家が確保していたし。そのままテルドール伯爵家が引き継いでいるはずである。……ザガット伯爵家の方だけ梃入れできるという事だな。兵士? 知らん。
兵士の質にも関わってくるんだろうけど、そんな事は知った事ではない。生産品から技術を盗むことが要求される。教えてもらうのとは訳が違うからな。頑張って技術を盗んでくれとは思う。無駄な努力にはならないとは思うし、頑張れば何とかなる程度の事ではあるからな。
ゲーム時代はそうだったんだし。誰かの装備品から技術を盗むことなんて当たり前の事だったんだし。その辺はPKが関与してくるんだけどな。要らない装備はPKが市場に流すんだ。そこから発覚した技術なんてものもあるんだよ。
俺が独自に作ったものは、実はない。大体が誰かが作ったものを自分なりにアレンジした結果が今の生産品である。情報サイトに載せてあったものから作ったものだってある。それはそうだ。全部が全部、先駆者になれる訳がない。俺だって一般人だしな。こっちの世界では知識人みたいな扱いをされているけど、知っている事しか知らないだけなんだし。
まあ、オリハルコンとか女神の涙は俺がちゃんと開発をしたんだけどな。ヒントは貰ったけど、こっちの世界で作られたのは初めてだろうし。……古代文明の時にはあったんだろうけど、今の文明では、俺の技術が最先端のはずだから。
まあ、そんな訳で、技術交流をするために、鍛冶師2人、細工師2人、付与師1人を送り込んだ。是非とも切磋琢磨してくれよな。色々と技術を盗んで来いと言ってある。得るものはあるはずなんだよ。何も得るものがないって状態では無い筈なんだよ。
向こうだって生産職だ。秘密の1つや2つはあるはずだ。……まあ、そんなのはどうでもいいから、亜人同士で対立しないで人間の方のギルドと対決しろというのが本音だけど。亜人同士で今回の技術交流を活かして欲しい。欲を言えば、自分の所のオリジナルを出してくれると有難い。
こっちだって出しているんだから、そのくらいは要求しても良いとは思うんだよな。貪欲にいくべきだ。たとえ、後進的な技術であったとしても、進歩させることが出来るかもしれない。そうしたら、今の技術を超えるかもしれない。その辺はやってみない事には解らないんだ。何事も挑戦してみるのが良いんだよ。端から技術を教えてやるって立場でいかない方がいいんだ。
得るものは何でも吸収すればいい。もしかしたら、もの凄い技術が眠っているのかもしれない。他の職人が使えば、劇的に変化するかもしれない。
今回の交流を機に、定期的に技術交流をしてくれると良いんだけどな。隠していても無駄である。ある程度は公開する事で、より良い技術になるかもしれないんだ。それを狙っている。
この町だと、まだ少しばかり人間と亜人の仲がよろしくないからなあ。亜人だけで完結するのであれば、それの方が良いまである。本当は人間も巻き込みたい所ではあるんだけど、ザガット伯爵家のお抱えじゃない所を鍛えても仕方がないって判断になるだろうし。
そんな訳で、職人を貸し出して、技術交流の真っ最中である。俺たち? 俺たちは第4陣を鍛えつつ、闇晦ましの森で狩りをしているよ。まだまだダークトレントの木材が足りないらしいんだ。
それを確保するためにも、どんどんと狩りを進めている。レベルも良い感じに上がっているんだよな。本当であれば、狩場を変えた方が良いんだろうけど、もうちょっと時間が必要だろうな。
第2陣が追いついてこないといけないし。そうじゃないと闇晦ましの森での狩りが止まってしまう。それではザガット伯爵家への供給が止まる。それは問題だ。一応はその派閥に所属しているんだから、ちゃんと派閥の事は考えて動かないといけない。
まあ、大量に狩りをしても、全部の素材が捌けるのは良い事ではあるんだけどな。冒険者ギルドも儲かるし。商人は高値で転売をすれば良いんだからな。商人が一番儲けているような気がしないでもないが、そればかりは仕方がない。
「少しばかり気になっていたのですが、今いいですか?」
「アウスラリアか。珍しいな。何かあったのか?」
「はい。装備の事で少しだけ。今のところはこれでいいんですが、今後の事を考えておかないといけないのかなと思いまして」
「ん? アウスラリアの装備か? そこまでおかしくは無いと思うんだが……」
「いえ、そろそろ短剣と盾から入れ替えた方が良いかなと思いまして。今だと短剣を使う機会が殆どなくなりましたし、そろそろ別のものに変えた方が良いのかなと思いまして」
「あー。そういう事か。それは考えていたんだが、俺としては、召喚士は前衛と後衛の両方が出来るクラスだと思っている。今の状況からすると、アウスラリアの場合は前衛が揃ってきている。ヒポポライノも前衛だし、シルエンディールとエキドナも前衛だ。今後の事を考えたら、アウスラリアは後衛で動いた方が良いとは思う」
「そうなりますよね? パーティーでもそうですが、前衛が安定してきましたし、そもそも大型の魔物相手に短剣は厳しいという判断になってきました。装備品で強化するにしても、私の場合は召喚獣を強化した方が強くなれますし、後衛に回った方が良いのではないかと考えていたところだったんです」
「その判断は間違っては居ないだろうな。だが、正解ともいえない。杖を持つのは良いんだが、今後は近接攻撃を一切捨てるのかって話になってくるだろう?」
「それはそうでしょうね。杖を持つという事はそういう事ではあると思いますし」
「じゃあ聞くが、クレイスはどうしている?」
「クレイスさんですか? ……普段は杖を使っていますけど、剣を使っている時もありますね」
「そういう事だな。俺だって魔法主体の時は杖を使っているが、剣も持っている。要は杖だけに頼り過ぎるのも問題な訳だ。突然懐に潜って来られる可能性もあるんだからな」
「持ち替える前提で杖を持てという事ですか?」
「そういう事だな。俺の場合は杖と片手剣。盾は持っていない。クレイスの場合も杖と片手剣。でも、盾は持っている。アウスラリアは杖と短剣。盾を持っている。で駄目なのかという事だな。まあ、短剣では戦いにくいというのであれば、もう少し大きな剣を使ってみても良いとは思うが」
「そう……ですね。そうするのであれば、短剣の方がいい様な気がします。大型の魔物が懐に潜ってくるというよりは、小型の魔物が入ってくる方が多いんでしょうし」
「それならそれで構わないんじゃないか? 駄目ならまた変えればいい。この装備でないと駄目だという事は無い。……現に、俺は両手大剣も持っているしな」
「あれ? そうなんですか?」
「大型の魔物と戦うのであれば、片手剣では足りない時もある。まあ、滅多に使う事は無いが。基本的には杖だ。ただ、森の様な場所だと使いにくいが、草原の様な場所だと、大剣の方が使いやすい時もあるんだよ。基本的には、相手次第でどんな武器でも使えるようにしておく方が良いんだが、それはソロの時だからな。パーティーでは不足を補うように立ち回ればいい」
難しい事は考えずに、持ち替えるのであれば、持ち替えればいい。杖だけしか使ってはいけないという縛りなんて無いからな。戦闘中に持ち替える事だって出来るんだから。
まあ、慣れは必要ではあるとは思うけど。杖と短剣では色々と勝手が変わってくるからな。それになれないといけないとは思う。けど、どちらかしか駄目だなんて事はない。両方とも使えばいいんだ。




