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転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


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やる気は十分

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ギルマスから話を聞いたので、早速クランメンバーに話を持っていく。まあ、いつも通り代表としてアウスラリアとクレイスが話すことになるんだろうが。他のメンバーも話してくれても良いんだけどな。


 別に差別している訳ではない。まあ、皆やる気だったのは良い事ではあるけど。その辺の雑兵には負けないって思っているんだろうな。案外レベル差は無いとは思うぞ。思っているよりも強い敵だとは思う。まあ、それ以上に俺たちが強いんだけど。


「という事で、さっき話した通りだ。指名手配の盗賊を仕留めてくれって指名依頼だな。敵のレベルは150くらいが最大だと思われる。まあ、もしかしたら170くらいはあるかもしれないが、全員では無いだろう。数は800人を想定しておけばいい」


「普通であれば、13人で800人の相手をするのは無謀だと言いたい所なんですけどね」


「だな。だが、俺には寧ろ800人の方が可哀そうに思えてくる。13人の相手をするだけなら問題ないと思うのが普通だからな。そして、普通はその普通が覆ることはない。が、事今回に至っては、普通じゃない事しかないからな」


「まあ、エキドナを突っ込ませればお終いだからな。でも、それじゃあ楽しくない。面白くない。出来るのであれば、13人で800人を無双する方が楽しい。その方がいい経験にもなるからな」


「楽しくないで決めるのはどうかとは思うんですけどね……。ですが、私も負けるとは思いません。レベルと人数を聞いても、負けがあるとは思えないですし、誰かが死ぬとも思いませんね」


「本当にな。最強になりたいとは言ったが、こうなるとは夢にも思わなかったからな。今では火属性魔法に関しては、誰にも負けないという自負がある。装備のお陰ではあるが、圧倒的な火力で焼き尽くすことが出来るようになったからな」


「俺も誰かが死ぬとは思っていない。けど、死体は残してくれないと厳しい所がある。インベントリを漁る魔法に関しては、死体が残っていないと駄目だからな。焼き尽くされてしまうと、インベントリが漁れない。それに物資も貰えることになっているからな。出来るだけ状態の良いものが欲しい。火力は一点集中型で頼む。今のクレイスだと、敵の本拠地を丸焼きに出来るだろうからな」


 火の強さの概念も教えたからな。酸素が供給されて、そこに魔力が供給されると、もの凄い高温の火が出てくる。今の所、最大火力は白い火だな。炎属性魔法もあるんだけど、そっちは大規模系の魔法が多いので、火属性魔法を使って貰っている。


 火というのは、最終的には無色透明になるんだよな。燃えたかどうかも解らない様な感じで燃える。そこまで達するのは、流石に厳しい。白い火でも十分な火力がある。


 因みにクレイスは、火属性と風属性の女神の涙の装備をしている。指輪は限界まで装備したら28個である。それ以上は指が曲がらなくなるからな。それが限界だ。指が曲がらなくても良いのであれば、もう少し装備できるとは思うけど。


 それだと汎用性に欠けるからな。まあ、特化型の魔法使いによくある編成にしたけど、現実はゲームよりも酷いくらいの火力が出るからな。……もう既に魔王にも勝てるんじゃないかってくらいの装備品にはなってきているんだよ。


 後はレベルを上げるだけ。対人戦闘もちゃんとできるようになって貰わないと困るので、しっかりと今回の件で熟せるようにはなって欲しいけどな。


 問題があるとすれば、人類を殺すことが出来るのかってくらいだけど、その覚悟は出来ていると確認はした。けど、やってみないと解らない事でもある。


 最悪は何人か欠ける事だけど、そこまで心配は要らないとは思う。何とかはなるだろうさ。死にたくなければ殺すしかないんだ。魔物だと思って対処すればいい。


「しかし、報奨金が大きいのは良いですね。闇晦ましの森で稼いでいるとは言っても、資金はどれだけあっても良いですし。王族もこういう時は結構な額を出してくれるんですね」


「それが貴族の務めだからな。まあ、普通はここまでになるまでに対処しなければならないんだがな。貴族が処理しきれなかった部分をしてもらうんだ。それなりの報酬は出さなければならない」


「冒険者ギルドにも負担は大きいだろうからな。それに、今回の戦力調査は間違っているのが確定している。犠牲は多く出るだろう。俺たちはそれでもやるだけではあるんだけどな。多くの冒険者の屍を拾ってやらないといけない」


「あれ? レベル150くらいで、もしかしたら同じくらいのレベルがあるかもしれないと言ったのはグラーデンじゃないですか。それが間違っているんですか?」


「いや? 間違っていないとは思うぞ。ただ、冒険者ギルドには最高でレベル120程度という話が来ていたし、人数も300人弱しか居ないと報告がされていた」


「……過小評価も良い所なのではないですか? 戦力分析を行って、それでも勝てないとなるのであれば、上方修正するのが普通だとは思いますけど」


「……考えられるのは2つだな。1つは純粋に知らなかったパターンだ。レベルなんかの情報が無く、送り出した戦力から導き出した数字がそれだった可能性。このパターンが殆どだとは思うが。問題となってくるのはもう1つの方だ。金を出し渋ったからその戦力評価になったかだな。レベル150が相手になるのであれば、大白金貨150枚でもおかしくないとは思っていた。普通はレベルと同程度の大白金貨を渡すのが普通だからだ。今回は少ないという事は、脅威度がそれ程でもないからかと思っていたが、過小評価をしているのであれば、話は変わってくる」


「まあ、冒険者ギルドも知らない情報があるみたいだからな。……ただ、俺は金額を出し渋った方に1票入れるけどな。冒険者ギルド的には、それ以上に金は出したくなかったんだろう。基本的に、冒険者に支払う金額は王城から出るが、冒険者ギルドに支払う金額は冒険者ギルドが出す。その金額を絞るために、過小評価した可能性が高いとは考えている」


「それに関して言えば本当の事だな。冒険者ギルドが、別の冒険者ギルドに依頼をすることになるんだ。当然だが、難易度に対して謝礼が支払われるのが普通だ。大白金貨130枚に対して大白金貨50枚という話だから、限界ギリギリまで絞ったんだろう。冒険者に支払う金額の4割程度を冒険者ギルドに支払わなければならないというのが規則になっている」


「……最低ですね。でも、それも宰相派なんでしょうか?」


「それは解らない。目的の町の統治者に、宰相派の貴族が居るかどうかは知らないからな。もしかしたら、宰相派が居なくて、別の派閥が冒険者ギルドを治めているのかもしれない。それであれば、ある程度は説明が付く。宰相派なら出し渋ることは無いだろうしな」


「だろうな。別の派閥、今回で言えば、可能性が一番高いのは元帥派閥だ。次点で人間至上主義派だな。財務卿派が出し渋るとは思えないし、宰相派なら、そもそも冒険者ギルドをメインに考えている派閥だ。そこでケチるとは考えにくい」


 宰相派だとは考えにくいのは確かにそうなんだよな。他の派閥に関係しているんじゃないかとは思う。それでも、財務卿派閥なら、商業ギルドを抑えているだろうし、寧ろ金額を積み増しそうなんだよな。それくらい重大事態だと判断しているとは思うんだし。


 まあ、どちらにしても、討伐する事には変わりはない。さっさと行って、さっさと討伐するに限るんだ。こういうのはサクッと動ける組織を作っているのが良いんだよな。……俺個人でも受けただろうけど。負ける気はしないし。


 クランメンバーで心配なのは、殺しに慣れていないというくらいだな。それ以外は心配していない。戦力としては十分だと思っているからな。そんな簡単には負けないとは思うし。負けそうなら逃げることも視野に入れて貰っているからな。逃げることは恥ずかしい事じゃない。生き残ることが第一なんだから。


 最悪はエキドナに本気を出してもらえば解決するんだ。出来るだけ俺たちがやるけど。何処まで出来るのかを確かめないといけないし。


 エキドナとシルエンディールには、抑えをしてもらえれば十分だとは思うんだよ。逃げられるのを防いでもらう事をメインに考えれば良いとは思う。まあ、逃がさないようにするんだけどな。俺が逃げられないようにする役目を負っているんだから。

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