↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生錬金術師は楽しみたい  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

108/130

新しい召喚獣

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ギルマスの愚痴も聞いてきた。うん。出来ることはあるんだから、そっちを何とかしよう。とりあえず、基礎の訓練を続けながら、適度に乱戦も熟してもらおう。狙いは解ったからな。


 ダークトレントを大量に狩れば良い訳だ。欲を言えば、俺たちのレベルが上がるよりも先に、第2陣が追いついて欲しいが、無理だろうな。俺たちが待つしかない。


 そして、第2陣にも基礎を叩き込まないといけない。同じことになったら駄目だからな。出来る限りの事は教えておかないと。それで時間もかかるだろうし、第5陣はどうするかな。まだまだクランを大きくしていきたいのは本音なんだけど、そろそろメンバー候補が居ないんじゃないかと思うんだよな。


 結構急に集めたからな。暫くは募集しないでも良いかなとは思う。そうじゃないといい人材が集まってこないんだろうし。頻繁に募集をして、質を落とす訳にもいかないからな。


 後2か月くらいはこのままで良いんじゃないかとは思う。そのくらいになったら、また初心者が集まってきているだろう。その時を狙えば良いとは思う。


 そんな訳で、ギルマスから星見の塔を借りて、アウスラリアとクレイスを連れて来た。本当はアウスラリアだけで良かったんだけど、クレイスが見学したいと言ってきたんだ。夜も遅くなるから良いのかとは思ったんだが、これも経験だと言っていた。


「さてと、ここまで登ってきたが、準備はいいか?」


「はい。大丈夫です。……供物の値段は教えないでください。緊張するので」


「供物の値段を気にしていたら召喚にならないからな。がっつりと金額は使ったけどな。今回は女神の涙を沢山使ったアクセサリー類だ。豪勢に使ったからな。まあまあの値段を使った。シルエンディールを呼んだ時の何倍かは使ったな」


「具体的な金額は聞きたくないのでそれで良いです。ですが、前回よりも金額を使ったんですか……」


「前回もそんなに金額を使ったのか?」


「前回もかなりの金額を使ったな。まあ、召喚士ギルドの騒動があってから、懐は温かいんだよ。何せ、襲ってきた奴らが大白金貨を大量に持っていたからな。まだまだ資金不足にはならない。寧ろ増えてるんだよなあ。討伐で稼いでいるし。闇晦ましの森の素材が高すぎるのが問題ではあるんだけど。高いのは解るんだけど、高すぎるのはちょっとな」


「ああ……。まあ、仕方がないだろう。今まで誰も取ってきたことが無いものだ。ある程度の需要が満たされるまで値段は跳ね上がる。それに、宝石であるブラックダイヤが木の洞に落ちているのがおかしいんだ。それでもかなり稼いでいるだろう?」


「まあな。宝石はなんであんなに高いんだろうな。素材として使うんだから、もう少し安くても良いと思うんだが」


「普通は素材に使いませんからね。グラーデンがおかしいだけです」


「そうだな。基本的に宝石というのは装飾品に使うものだ。それを装備にしようとする方がおかしい。しかもそれである程度の結果が出ているのが恐ろしい所ではある」


「クレイスの指輪も中々のものだろう? 風属性のオパールを使った精霊石の指輪だ。風属性の魔法の威力を引き上げる。理論が解っている風属性の威力を上昇させるんだ。まあ、効果は高いだろうさ。俺も幾つか欲しいけどな」


「普通は精霊石にはしない。それだけの原石を無駄に使ったと言われるからな」


「ですね。宝石としての価値だけで良いなら、こんな事はしなくても良いでしょうし」


 宝石の価値は知らん。けど、宝石は精霊石にするのが良いんだよ。まあ、今では女神の涙にした方が良いのかもしれないけどさ。装備の更新は後でいい。今でも過剰な威力ではあるんだから。


 基礎の訓練の時は無双しないように抑えて貰っているんだが、魔法を放つタイミングもよくなってきたし、解禁ももう暫くだ。全力で攻撃したら、普通に勝ててしまうだろうって装備ではある。


 今はどの装備が良いのかを調べている真っ最中ではあるんだよな。女神の涙でどのくらいの底上げが出来るのか。楽しみである。


 まあ、底上げじゃなくて、汎用性の可能性もあるんだけどな。精霊石では対象1つの属性に対して1.7倍から2.0倍の威力にしてくれるが、女神の涙では、対象2つの属性に対して1.7倍から2.0倍って感じで落ち着くんじゃないかと思っている。


 もしかしたら、倍率はもう少し低いかもしれない。1つの属性に特化したものと、2つの属性では、違いが出てくる可能性もある。その辺は要検証だな。検証結果が出てから、色々と考えれば良いとは思う。


「宝石を見せびらかすだけなら、どうでもいいな。装備にして、魔法の威力を上げたり、魔法に耐性を付ける方が重要だ。指輪だから10個まで装備できるから、特化させるか汎用性の鬼にするのかが迷いどころではあるけど」


「俺的には特化させた方が強いとは思うが、違うのか?」


「ですね。倍率がそのまま適応されるのであれば、特化した方が強いと思うのですが……」


「精霊石の指輪1つで、最高はその属性を無効化出来る。そこまで持っていくことが可能だ。1属性だけだと詰む可能性がある。魔物でも同じだ。特定の属性が効かない魔物もいる。1属性に特化してしまうと、そう言う敵に手も足も出ないという事になりかねない。戦闘中に装備を交換できればいいが、動きが早いタイプに接近されていると、装備の交換もままならないからな。割と特化型は危険なんだよ」


「……無効化されるのは厳しいな。そんな手段もあるのか」


「という事は、無効化に全部割けば、10属性は無効化出来る訳ですか。魔物が魔法を使ってくるという事があった以上、無効化出来るのであれば、手段としては美味しいですね」


「まあ、もしかしたら、1つの指に2つ以上の指輪を付けても良い可能性もある。その辺は検証をしないといけないだろうな。まだまだそんな機会はやってこないとは思うけど、レベルが200を超えてきたら、その手の装備品の検証もしていくから。準備はこっちでやっておくし、要望があれば聞くから、暇な時にでも言ってくれ」


「解った。その時は言おう。だが、それよりも召喚だ」


「ですね。供物は置きました。それでは召喚します」


「ああ、始めてくれ」


 光が立ち上る。これはいつもの光景だ。そして、光が魔法陣を作っていく。そしてこの時、俺とクレイスが模写していく。どんな魔法陣が出来たのか、後で検証するためだ。


 選択肢としては4つだ。1つが土属性の魔法陣、1つが嵐属性の魔法陣、1つがその月の魔法陣、最後に、2属性専用の未知の魔法陣だ。何が出てくるのかは解らない。


 光が星を繋いで魔法陣を描く。大きな大きな魔法陣へと成長していく。それを必死になって書き写す。後々の為のデータは取らないといけないからな。


 ……ただ、様子がおかしい。ゲームを抜いて都合3回目の召喚ではあるが、魔法陣が巨大すぎる。これは未知の魔法陣の可能性が高くなったな。ここまで大きい魔法陣はゲーム時代でも経験がない。


 シルエンディールの時よりも、遥かに大きい。何という魔法陣だろうか。模写する紙が足りるか?


 それでも魔法陣は気にしないと言わんばかりに拡大していく。そして、魔法陣の最後が埋まった時には、空を覆わんが如く巨大な魔法陣が出来上がっていた。


 そして、その魔法陣が集束していく。巨大な魔法陣が小さくなっていく。そして、感じる違和感。圧力。心の底から湧き出てくる恐怖。


 怖い。そう思った。シルエンディールの時でも感じなかった感情が溢れてくる。怖い。でも、見るのを止められない。


 集束した魔法陣が8重に重なる。確定演出だ。シルエンディールの時は5つだったか。それを軽々と超えてきた。何が出てくる。何を呼び出した。


 そして、8つの魔法陣が八芒星を描く。シルエンディールの時もあったが、今度はその比じゃないくらいに細かい。古代文字を解読していくが、不吉な文字の羅列を見つけた。


『全ての魔物の母』


 確実にやばい。全ての魔物の母だと? という事は、魔物を作った側の存在だと言う事。それはもう、ドラゴンなんて超えてくる。出てくるのはなんだ? 神か? 魔王か? いや、魔王は敵なんだけど。


 八芒星が天に向かって拡大していく。巨大な、未知の魔法陣を作り出していく。大きい。余りにも大きい。でも、俺はただ見ている事しか出来なかった。それだけ素晴らしい魔法陣でもあったから。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。