スパイ
【悪魔も聖書を引用できる——】
衝撃のラスト!
あなたはきっと騙される!!
「おお、やば……」
佐藤は思わず声を漏らす。ひっくり返った蛙のような体勢でベッドに横たわっていたが、ミホのアナル攻めに悶絶していた。
彼女は肛門のしわを一本一本拭うかのように、ていねいに舌を這わせてくる。陰茎では味わえないむず痒い官能に身を委ねる。
キャバ嬢のミホは、佐藤のどんな要求にも応えてくれた。それも恐ろしいほどに——。淫乱というわけではない。またセックスが好きというタイプでもない。ただ単に、相手を喜ばせたいという気持ちが強いのだろう。看護師に多いタイプだ。彼女は看護師と同様、他人の排泄物の処理もいとわぬ博愛精神に充ちているのだ。
アナル攻めは執拗に続いた。内臓がむず痒くなり、陰茎はパンパンに膨れ上がっている。ミホがアナルを舐めながら右手で陰茎をしごき始めた。
「ああ! イクっ……!」
佐藤はついに耐えきれなくなり、勢いよく精液を放出した。彼女の右手の動きが緩慢になり、舌がアナルから離れる。
「いっぱい出たね♪」
ミホは佐藤の下腹部に垂れた精液をつまんで嬉しそうに声を上げた。そのエロティックな微笑みに刺激され、陰茎が再び硬くなった。
「え、また大っきくなった!? 出したばっかりなのに!」
ミホが隆起したものを見て驚いている。
「知らなかったのか? おれは絶倫なんだ」
「知ってるけど、でも回復するの早すぎ」
「ゴムつけてくれ」
ミホにコンドームを付けさせると、佐藤は身体を起こし、彼女を後ろ向きにさせて背後からねじ込んだ。
「ああ……!」
すぐに官能的な高い声がミホの口から漏れる。互いの身体の相性は抜群だ。腰を振るたびに、彼女が全身で感じているのが伝わってくる。
ミホは胸も大きかったが、尻も負けず劣らず豊満だ。佐藤は豪快に腰を打ちつけながら、白くて柔らかな尻を手のひらで強く叩く。ミホが悲鳴に近い声を上げる。気を良くしてもう一度叩く。彼女が再び声を上げて身をよじる。その瞬間、中がキュッと強く締まり、たまらず発射した。
佐藤は心地良い虚脱感に包まれながらベッドに横たわった。
「ほんとお前、いいからだしてんな」
「ありがとう……。あたし、佐藤さんのこと、本当に好きになっちゃったかも……」
ミホがうっとりした笑みを浮かべて言った。
そのまま横になっていると、ミホがコンドームを外し、ティッシュで股間をていねいに拭いてくれた。
「シャワー、浴びてくるね」
佐藤は身体を起こすと、ミホの背中を見送りながら煙草に火をつけた。
やがて、ミホが裸のままで戻ってくると、ベッドに上がって寄り添ってきた。
「今日もほんとに気持ち良かった。佐藤さんも気持ち良くなってくれた?」
「ああ」
「ところで佐藤さん、いい弁護士さん知らない?」
「ん? 何でだ?」
佐藤は少し怪訝に思って聞き返す。
「実はね、お店の子がストーカーに遭ってて、弁護士に相談したいって言ってるの」
「そんなの、警察に相談すりゃいいだろ」
「あたしもそう言ったんだけど、警察は怖いんだって」
「そうか。なら、おれが世話になってる弁護士を紹介してやってもいいぜ」
「ほんとに? ありがとう、佐藤さん!」
ミホが嬉しそうに抱きついてきた。
佐藤が新しい煙草に火をつけると、ミホが少し不安そうな顔をした。
「でも佐藤さん、いっつもこんないいホテルだと、お金が大変でしょ?」
「気にすんな。前にも言ったろ? おれにはいい金づるがいるんだよ」
「どんな金づるなの?」
「あまり詳しいことは言えないが、いろいろ協力してやってる見返りに、毎月まとまった金をもらってる」
「へえ、いいなぁ。あたしにもそんな人がほしいなぁ」
佐藤はここで妙案を思いつく。
「そうだ、ミホ。もし、おれの仕事を手伝ってくれたら、いくらか小遣いを渡してやってもいいぞ」
「仕事って、どんな?」
「その、おれの金づるなんだが、少し信用ならないやつでな。そこでお前には、そいつに近づいて様子を探ってほしいんだ」
ミホが驚いたように目を丸くした。
「あたしに、スパイの真似事をしろっていうの?」
「スパイってほどのことじゃない。ただ、信頼できる人間をそいつの近くに置いときたいだけなんだ。いざっていうときのためにな」
「じゃあ、あたしは佐藤さんにとって信頼できる人間なんだね」
「じゃないのか?」
「うん、そうだと思う。でも、どうやってその人に近づけばいいの?」
「そいつは役者をやっててな。まずはそいつの舞台に客として参加するとこからスタートだな」
佐藤はスマホで、〝桜井拓海〟が所属する劇団のホームページを開いた。
「次の舞台は九月みたいだな。月千円のファンクラブに入ってると、舞台の打ち上げにも参加できるんだ。で、こいつがおれの金づるだ。いい男だろ?」
「あ、ほんとだ。イケメンだね」
「だろ? イケメンってのがポイントでな。おれがこいつと組んでるのも、顔のよさを買ってのことなんだ」
「ふーん」
ミホは写真の男にあまり興味がなさそうだ。好みのタイプではないのかもしれない。
「でも佐藤さん。あたし、舞台とか全然興味ないから、見に行っても途中で寝ちゃうかも」
「なら無理して行かなくていい。おれも舞台なんて興味ないからな。ただ、一度だけそいつの舞台を見に行ったことがあるんだ」
「へえー。で、どうだったの?」
「それがな、クソつまんねえ舞台を予想してたんだが、これが意外に面白くてな。一時間半かそこらだったんだが、最後まで退屈せずに見れた。正直、悪くなかった」
「へえー」
「まあ、それはいいとして、お前に頼めそうなことがあったら、そのときは協力してくれよな」
「うん、いいよ。でも、あたしバカだから、あんまむずかしいのは無理かも。あたしにもできる簡単なことだったらいくらでも協力するよ」
「なら、さっそくできることがある」
「何?」
「おれを気持ち良くさせてくれ」
「え、だいじょうぶなの!? もう二回も出してるのに!」
ミホが目を丸くして言った。
「おれは絶倫だって言ったろ。いくらでも出せるんだよ」
「じゃあ、どうしてほしい?」
ミホが佐藤の乳首に触れながら聞く。
「そうだな。まずはおれの息子にたっぷりと唾をつけて、お前のデカパイでしごいてくれるか?」
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