↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メモからはじめる魔物図鑑  作者: 平凡な三十代
75/124

第68話 下積み冒険者はコボルトを討伐する

投げナイフが右目に刺さったコボルトはそれで倒れることはなかったが痛みに悶え、顔をおさえ棒立ちになっている。


もう1体のコボルトは投げナイフを受けたコボルトを横目で見て一吠えするがそのまま私に向けて来た。


【躯体活性】


(いくよ、【付与の書、風の頁】)


【ウェポンエンチャン・ウインド】


刀を抜き、『操気術』の内剄で気を循環させ、全身の力をみなぎらせる。コボルトは敏捷性が高そうなため風の属性も付与させておく。


このコボルト達は武器を持っていないようだ。ゴブリンと同様上位種となればスキルを得て、武器を持つのかもしれない。


ゴ ブリンの上位種がホブゴブリンであるように、コボルトもハイコボルトという上位種が存在し、ソードマンやメイジのように戦闘タイプが分かれるらしい。


今回は通常のコボルトだがゴブリンより上位のEランク相当であるし、コボルトの持つ牙や爪はゴブリンのそれよりも鋭そうであり注意が必要であろう。


手早く負傷した1体が復帰する前に仕留めてしまいたいが思ったよりコボルトの怪我は大きいようだし、急いてはことを仕損じる。手に持つ刀を握りしめ、待ち構える。



コボルトは距離をつめ、こちらに右の爪で『引っ掻き』を仕掛けてくる。


爪を正面から受けずに刃に合わせて『引っ掻き』を逸らす。

しかし、コボルトはそこで止まることなく受け流されてた前傾姿勢のまま顔を突き出し、『噛みつき』に移行し、再度攻撃を仕掛けてくる。


攻撃をいなされたというのに次の攻撃までの隙がすくない。

爪を反らしたため刀は地面に向いている。切り上げるよりコボルトの『噛みつき』の方が早いだろう。


コボルトの牙が迫る。


「キャン!」


私は切り上げではなく刀の柄でコボルトの鼻先を殴りつけた。


甲高い悲鳴ををあげ、怯んだのを見逃さず、逆袈裟で斬りつける。


【一閃】


肩口から切り傷を負わせる。しかし、これで終わりではない。

投げナイフを受けたコボルトが迫っているのに聴剄で気づいていた私は斬ったコボルトを深追いせず、迫ってきているコボルトの右側、私から見て左へとすっと飛び込む。


ナイフを受けたコボルトは右目を失っておりそっちは死角になっている。案の定コボルトは私を見失う。鼻で多少の位置はわかるだろうが正確にわかるわけがない。


【一閃】


至近距離で姿を見失った敵など的でしかない。コボルトの首を断ち切り残りは1体だ。



1体になり、そのあとは特に問題なく討伐に成功する。

やはりコボルトは連携が厄介そうだが単体としてはホブゴブリンよりも強さ自体は弱いようだ。



ディクト魔物図鑑

No.9

コボルト Eランク

特徴

身長1.0m

外見は犬の頭を乗せた猿人、同種族との連携に優れる、同じEランク相当の魔物と比べ、動きがすばやく隙は少ないが攻撃力や耐久は劣る

レベル 7~8

タイプ スピードタイプ

特殊技

『引っ掻き』……自身の爪を使った攻撃、隙は少なく、次の攻撃へ移ることが可能、威力としては低めである。

『噛みつき』……近距離のて行う牙を使った攻撃、『引っ掻き』で間合いを詰めたところからの連繋もあり注意、威力は不明だが牙を見る限り低いということはなさそうである

耐性・弱点

不明

出現エリア

アインス第3開拓村北方森第2表層

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。