↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
メモからはじめる魔物図鑑  作者: 平凡な三十代
35/124

第33話 駆け出し冒険者はレベルが上がる

ディクトが『浮遊』を覚えてから3週間がたった。

その間スライムとジャイアントラットを1日ずつ交互に討伐して、私のレベルは3まで上がった。ちなみにディクトもレベル3である。


レベル2に上がったのはディクトのレベルが2に上がった次の日、スライムを倒した後に簡潔なアナウンスを聞いた。


・レベルが上がりました


それだけであり魔力が上がることはなく、スキルを獲得するようなこともなかった。それでも生命力は上がったので安心感は増した。

また鍛錬と実戦を繰り返すようになった結果、見習い時代に肉がついて少しは大きくなった体が余計な肉が削られ、引き締まり細くなってしまった。細くはなったが密度の高い筋肉になっている気がする。私の戦い方がパワータイプではなく、スピードタイプなのでその結果だと思う。


30才を迎えた私は肉体的には全盛期は過ぎているはずだがこっちに来てからは調子がいいし、以前よりは筋肉も付きやすかった。レベルや生命力の影響で老化が遅延しているのかもしれない。生命力と魔力以外にステータスがないこの世界クレイドルで【身体強化】を使えない私としては自身の体が生命線なので成長するのはありがたい。


Gランク相当であるスライムやジャイアントラットの討伐は慣れてきたし、スライムやジャイアントのレベルでは私もディクトもこれ以上のレベルになるには時間がかかりそうなのでそろそろFランク相当のゴブリンと戦おうと思う。



また、この3週間でレベル以外にも色々な変化があった。


まずは『収納』スキルのレベルが上がった。今まで容量の増加が通常の1.2倍程度だったのが1.5倍程度まで増えたのだ。効果が地味なので生活に変化はないが、さらなる容量の増加があればバッグを外し、革袋だけで行動できるようになるかもしれない。


次に『操気術』スキルの習得を目指して続けていた瞑想の効果が少しずつ出始めたのだ。おぼろげながら私やすぐ近くにいる人や魔物の気配のようなものを感じれるようになってきたのだ。範囲が狭すぎるし、集中する必要があるためまだ使えないがスキルが取得の足掛かりになるのではないかと期待している。

マスターに聞いた話では普通の冒険者は索敵を【魔力感知】で使い、魔物の魔力を探ることで行うらしい。でも私には魔力はないはずなのに今続けている瞑想では気配を感じることができる。『操気術』スキルは手に入れられれば幅が広がりそうだと感じた。

それからというもよ今まで以上熱心に呼吸法や瞑想に励んでいる。



Fランク冒険者として開拓村に来た金髪イケメン達だが順調にやっているようだ。たまに酒場で一緒になって話をしながら夕食を食べたりもした。

悪い奴ではないが生意気な若者といった感じだ。会社員時代にゆとり世代のモンスターに鍛えられた私としてはかわいいくらいに感じる。しかし、リア充の分際で私をぼっち扱いしやがったのは許さん。私にはディクトがいるのだ。



レジュメ、人族、男、30才

レベル3

体力 12/12、魔力 0/0

スキル

『鑑定眼』レベル2、『刀術』レベル1、『収納』レベル2、『読書』レベル1

アーツ

【一閃】、【納刀】


ディクト、リビングブック(従魔)、性別ナシ

レベル3

体力 5/5、魔力 21/21

スキル

『偽装』レベル1、『念話』レベル1、『浮遊』レベル1

固有スキル

『本』レベル1

アーツ

【複製の書】

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。