もふもふ少女との恋物語
「嫌です」
「え?」
え? なに? いい感じに終わったんじゃなかったの?
「その、ちゃんと言ってくれなきゃ嫌です」
それって……。顔が熱くなりながらも俺は想いを口にする。
「好きだ、かなみさんの事が……大好きだ」
「先輩……!」
立ち上がろうとしたかなみさんがよろめく。
「ちょ、かなみさん!」
咄嗟に受け止める。
「せ、先輩……」
「かなみさん……」
胸元にきたかなみさんの顔が真っ赤なのは熱のせいか、それとも……
「わっ」
後ろからみやさんの声がした。この状況は……
「その、お邪魔だったかしら?」
「お、お母さん。これは、その」
焦るかなみさんの顔を胸元に引き寄せて黙らせて、俺はみやさんに笑みを浮かべる。
「少し……そんな雰囲気でした」
「まあっ! 今日はお赤飯ね」
「せ、せんぱい!? お母さん!?」
あらためて……心の中で咳払い。
こうして、俺とかなみさんはついに……恋仲となったのだった。
終
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
これにて狸少女との恋物語、一旦完結です!
そう、一旦なのです。あらすじの方にも書いていますが、番外編なるものを考えています!
番外編第一弾はもう一つのカップル、伸二と由美に焦点を当てた物語!
その後も伸二と由美の馴れ初めや、今回でた狸少年も再登場……?
と、もふもふ少女計画はまだまだ進行中です。
番外編は違う作品として、シリーズ作品として投稿する予定です。
投稿が始まったらこちらの方にもお知らせいたしますので、どうかブックマークはそのままで!
あとがきも長ったらしくては疲れてしまいますね。
では、番外編一つめの仮タイトルを紹介して終わりにしましょう。
番外編一つ目は『年上彼女、百面相!?』です!
ありがとうございました!




