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もふもふ少女とお父さん
「じゃあ僕はお母様に挨拶してきます」
「うん、あっちにいる……」
家に帰るとあざや君はそう言って台所の方に向かった。
自分の部屋に行こうとすると
「おう、帰ったか」
父さんがリビングから顔を出してきた。
「ちょっとお父さん! 昨日は聞けなかったけど……いきなり許婚なんてどういうつもり!?」
あざや君には聞こえないように声を小さめにして言った。
「いやいや、父さんはお前に苦労して欲しく無いんだよ」
「でも……」
私の言葉が終わる前にお父さんは
「まあすぐに仲良くなるさ、お父さんが良い子だと思って連れてきたんだからな」
と笑いながらリビングに戻っていった。
「もう……」
お父さんはいっつもそう、変なところで自信がありすぎる……
「べー」
ソファに座っているお父さんに向かって舌をだしてから部屋に向かう
「ちょ、かなみ!? 何だ今の!?」
お父さんの戸惑ったような声を後ろに受けながら部屋に入る。
「……ふう」
やっと一人になれた。
それにしても……これからどうなるのだろうか?




