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もふもふ少女への答え
「先輩は……私の事、どう思っているんですか?」
かなみさんがそう言ってきた。
どうって……そりゃあ……
「俺は、かなみさんの事……」
真剣な顔で真っ直ぐ見つめてくるかなみさんを見て気づく。
ああ、そういう事じゃ無いんだな。どういう経緯で聞いてきたかはわからない。でもどういう気持ちで聞いてきたかは分かる。
不安が顔に出てるよ、かなみさん。
「かなみさんはかなみさんだよ」
「私が……偽者でもですか?」
偽者……?
少し考えて思い当たる。ああ、あの話。なるほど、そういう事。
俺はかなみさんを真っ直ぐ見つめ返して言う。
「かなみさんは……俺の……」
想い人……は今言うべきじゃないか。
じゃあ、答えはこれだ。
「かなみさんは俺の可愛い後輩だよ、偽者なんかじゃない」
「先輩……」
今にも泣き出しそうな顔を見て思わず頭を撫でる。
「先輩……本当に?」
「本当だってば」
かなみさんは笑いながら泣き出した。
俺の本当の、かなみさんが好きな想いはまだ伝わっていない。
でも……今は、これでいいかな?




