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君は不運なスペース・デブリ  作者: ミザリー
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尽きる

2400年6月4日

食堂で十一号船からの排出物が増えているという噂を聞いた。

もしかしたら十一号船の人達がここへもうすぐ来るかもしれない。

そうしたら食料も少なくなっていくし、いつまで食堂でご飯が食べれるだろうか…

食堂の隅の机で黒い頭巾の人達がひそひそ話をしていて怪しいなと思ったが関わらないでおこうと食堂を出た。

でも何のグループだったんだろう。



2400年6月5日

昨日、地球にいた頃の夢を見た。

私は雑踏の中誰かを待っていた。するとリリィが来て一緒に映画館へ行く夢だった。

リリィとは宇宙船でしか会ったことないのに不思議な感じだ。

最近ずっと夢を見ていなかったから余計にそう思う。

リリィはどんな夢見てるのかな…

良い夢だといいな…



2400年6月6日

食料庫が黒い頭巾の集団に襲撃されてしまったそうだ。

もう食堂へ行っても食料は提供出来ないというアナウンスが聞こえてきた。

もしかしてあの食堂にいた人達だろうか…

とにかく今持ってる非常食を盗られないようにしないと…



2400年6月7日

ガンガンと何かを叩く音が色んな所から聞こえた。きっと食料庫を襲撃した人達が他の客室のドアを開けようとしてるのではないだろうか…ここも安全ではないかもしれない…



2400年6月8日

また部屋のドアノブをガチャガチャする音が聞こえた。私達は急いでドアを押さえた。

それから他のドアノブもガチャガチャと開けようとしてる音が聞こえた。そっとドアを開けて音がした方を見ると鉄パイプを持った男が他の客室の前に立っているのが見えた。

きっと食料を奪おうとしてるのではないだろうか。

何かこの部屋の守りを固める対策は出来ないだろうか…それとも何処かに避難した方が良いのだろうか…

するとしてもこの部屋より安全な所ってどこにあるんだろう…



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