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君は不運なスペース・デブリ  作者: ミザリー
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部屋に

2400年5月31日

シオンのベッドにはまだシオンの荷物があった。

それを見るとまだシオンが生きてて部屋に戻ってくるような気がした。

そんなことはないって分かってるはずなんだけど…

(ここの部分は汚れて文字が見えない。)

シオンの事は考えないようにしてるけど、ふとした瞬間に思い出してしまう。

リリィは大丈夫かな…



2400年5月30日

今日、リリィともし本当に住める惑星があったとしたらどんなところだろう、どんなところだったら嬉しいかなんて話していた。

リリィは地球みたいに海がいっぱいで海の近くで街をつくって皆で魚を取ったり広場を作って皆で踊ったり歌ったりしたいと言っていた。広場で歌か、なんかリリィっぽいな…

私は鉄が取れる鉱山があればまた今みたいな文明が作れたりしないかなぁって思った。

あんまり夢ないかな…



2400年6月1日

船内アナウンスで乗客の食料や非常食などを奪っていく集団現れたので気を付けるようにと放送がかかった。

私達はなるべく外に出ないようにしよう…



2400年6月2日

たまに遠くから叫び声や怒声が聞こえる…

部屋の中でぼんやりと窓を見ていると白い大きなビニールがまた漂っていた。

リリィにあれ、なんだろうと言ったらリリィは「大きいね?なんかでこぼこしてるし初めて見たよ!なんだろうなぁ」と首を傾げてた。

私は中が何か確かめる術もなくただ見ているだけだった。



2400年6月3日

今は食堂に行く時とトイレに行く時ぐらいしか外には出ないようにしたり、外に出る時は二人で一緒に行くようにしている。

リリィと部屋にいたらドアノブをガチャガチャと開けようとする人がいた。

鍵はかかってはいるけど私達は驚いてドアを押さえた。程なくしてその人は走ってどこかに行った。

一体誰だったんだろう…

ここも危ないかもしれない…



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