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君は不運なスペース・デブリ  作者: ミザリー
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暗闇の中

2400年6月9日

船内アナウンスで十一号船の人がこの十号船に乗ってくるそうだ。

十一号船の人達の話を聞いてみたいが難しいだろうな。

部屋でリリィとお風呂全然入ってないから入りたいねとか皆お風呂どうしてるんだろとか話していたらいきなり電気が切れてしまった。

外、というか廊下の電気も切れていて他の客室から人が何だ何だとドアから覗き出ていた。結局そのまま直らずに寝る時間になってしまった。

明かりが星の光しかなく不安が募っていった。あんまり気づかなかったけど明かりがあるのとないのとでは全然違うな…

明日には明かりがつくと良いけど…



2400年6月10日

船内アナウンスで作業員不足により対応が遅れているという事を知らされた。

まだ明かりはつかないみたい…

外の情報が船内アナウンスだけだから皆どうなってるのか、どうしてるのか全然わからなくて怖い。

また船内アナウンスが放送された。乗客の皆さんに話があるので展望台に来て下さいとのこと。


私達は展望台での火事の事を思い出しあんまり行く気になれなかった。

廊下を見ると電気の無い暗い中で展望台に行く人達が沢山いて着くのに時間かかりそうだなと思い人混みが無くなったら行こうと部屋で待機していた。

そろそろ行くかと思い展望台近くまで行ったがなんだか展望台が騒がしくてこれは行ったら暴動に巻き込まれるかもと思い引き返してしまった。



2400年6月11日

起きると何だか妙に静かだったので廊下をそっと見ると暗闇でしーんと静まりかえって誰もいなかった。

近くの客室の人のドアをノックして昨日の展望台について聞いてみたが返事は返って来なかった。

私達は恐る恐る他のところも行ってみようと音を立てずに歩いていたら廃棄室の前に誰かが数人いた。

その人達は積み重なった死体を廃棄室に放り投げてた。

目を凝らしてよく見ると展望台に行った人が死体となって放り投げられてるのが見えた。

私はリリィの袖を掴んで帰ろうと促して私達は一旦部屋に帰った。

リリィも死体が展望台に行った人と気付いたみたいでもしかしたら昨日の船内アナウンスは罠だったんじゃないかと言う話になった。


だとしたら本物の船員は何処にいるのだろう?

今、船内がどうなっているのか他の船員や乗客は何処にいるのか調べる為に私達は船内を探索する事にした。

もし部屋に戻れなくてもいいように非常食等を鞄に入れて行くことにした。武器になるものは部屋に無かったので道中でそれらしいものがあったら持っていこうという話になった。


これが最後の日記になりませんように。



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