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2400年6月12日
昨日と今日で色々とあって混乱してる。
気持ちを整理させる為に順を追って書いていく事にしよう。
昨日、部屋を出た後まず船員を探そうと船員室を探して探索していた。
すると機関室に辿り着いた。
空いているのでそっと入ってみると誰もいなかった。床を見ると血だまりが点々と付いてたのでぎょっとして直ぐに出た。
船長室はどうだろうと思いそこに向かって進んでゆくと船長室もドアが空いていた。
ここももしかしていないかもと思いつつ開けてみると暗がりの中で船長らしき人が仰向けに倒れて死んでいた。
船長はこめかみを撃たれて手には銃を持っていた。リリィは自殺じゃないかと言っていた。銃の弾はまだあったので気が引けたが拝借させてもらった。
近くに落ちていた遺書らしき紙には「この旅に救いはない」と短く書いてあった。
人の住める惑星なんて本当は無いんじゃないかと心の底にあった不安が暴かれた気持ちになって動揺してしまった。
リリィがここを出ようと言ったその時、廊下から誰かの話し声が聞こえた。
私達は急いで船長室の鍵を閉めて話し声に耳を澄ました。
話の内容を聞くと誰かを追っているらしい。
見つけたら殺すとかまだ何処を探してないかとかを話していた。
その人達の声が遠ざかっていったが外に行く勇気が出なかった。
血の気がサーッと引いた。
人を殺そうと彷徨いてる人達とまた出会うかもしれない…今回は隠れる事が出来たけど次は分からない…
でもいつまでもここにいる訳には行かない。
私達は船長室にこの船の詳しい地図は無いか調べてみた。そしたらそれらしき地図が棚に無造作に入っていた。
私達はそれを見て船員室を探した。
どうやら一階層のちょうど船長室の真下に位置する所にあるらしい。今いるここは五階層であと四階層も下に行かなくてはいけないみたいだ。
私達は近くの階段を確認すると地図を鞄に入れて廊下に出た。
音を立て無いように歩きながら四階層に続く階段を見つけ下へ向かった。四階層も静かで人の気配は無く三階層まで行けた。
三階層は客室がこじ開けられた後があり壁も鈍器か何かで殴られたような痕跡があった。
足音が聞こえたので急ぎ足で二階層へ行こうとしたら二階層へ続く階段下に懐中電灯の光が見えた。
私達は下へ行くのを止め、足音と反対方向へ行き隠れる場所を探した。こじ開けられた客室の一つに入ってやり過ごしていた。
どこも暗く電気が通ってないおかげで見つかりにくくなってるみたいで助かった。
私達は客室の窓の光で地図を照らしながら他の階段を探した。
ここから近い階段が一つだけあった。船員室からは位置的に少し遠ざかるけど見つからないようにする方を優先した。
そして私達はまた廊下を歩き始めた。




