CASE.3終了時点の登場人物一覧
CASE.3終了時点での登場人物一覧です。名前のないモブはほんの一部しか収録されていません。
【魔術師範学校関係・ヌール寮入居者】
ペティカ=クルト:灰色の髪を肩まで伸ばしている。鉛色の眼で、見つめられると鏡を前にしているような気分になる。一人称は「わたし」で、丁寧な口調で話すことが多いが性格的には慇懃無礼なところもある。かなり小柄で平たいがよく食べる。
レアな資質である心理術の使い手であり「魔女」とも呼ばれる。
連邦北部ホワイトエア、フロストピーク出身。両親と祖父母3人、双子の弟と妹がひとりずついる。魔術師範学校に通うため、連邦首都であるミッドレイのドラゴンハート市へひとりでやってきた。15歳の1年生。
リリベル=ウィンスク:ハニーブロンドの髪をポニーテールに揺らす、蒼い眼の美少女。ペティカよりすこし背が高い。一人称は「うち」で、あやしいエセ関西弁をしゃべる。地元の族のヘッドであり、飛行技術だけで地域を平定した異例の才能とカリスマが魔法省の上層にまで知られて、魔術師範学校の推薦状が交付されることになった。
風魔術の使い手であり、魔具なしでも魔術抑制空間さえなければ空を飛べる。
連邦西部レッドフレイム、ハードウェイヴ出身。お上りさんどうしペティカとは入寮日に即仲良くなった。15歳の1年生。
マリン・エーテ=ラ・セブラン・デ・エランミーツ:ヌール寮入居の1年生。セミロングの青い髪で紺碧の眼。リリベルよりわずかに背が低い。一人称は「あーし」で、砕けた口調。水術者として10年に1度の天才と言われている。地元の名士である父がマリンを溺愛していて、なかなか手放そうとしなかったため、17歳になってようやく魔術師範学校に入学してきた。
連邦南部ブルーアクア、セブラン島出身。なぜ本編にまだ出ていないフルネームや一人称が設定されているのかといえば……つぎのCASE.4ではマリンがキーキャラになるからです。
シャルロット・(途中略)=デ・メルモーズ:名門貴族の娘。ヌール夫人の寮生のひとり。17歳の2年生。理論術者。
ハレヴィ:ヌール寮入居の3年生。ファーストネーム未設定。ヌール寮にいるからには資質を認められているか、名家のお嬢さんということだが。
ソールズモック:ヌール寮入居の3年生。ファーストネーム未設定。ハレヴィ同様、お嬢さまか、逸材のはず。
ヌール夫人:ヌール寮のおかみさん。肝っ玉母ちゃん。一人称は「あたし」で、もと軍人らしく威勢よいきびきびした話しかたをする。高名な軍人ヌール大佐の未亡人であり、自らも「焔の女帝」の異名を取る大エースであった。火力を活かした料理が得意。髪も眼も、ともに紅いのは火炎術の使い手として強いことの証。魔術抑止空間でなければ現在でも地上最強のウォーメイジ。ファーストネームはユリア。
50代。子供たちは全員独立済み。
【魔術師範学校関係・ヌール寮入居者以外】
アナスタシア・ローゼリエ=ロン・ドゥレーゼン:翠の髪を腰まで伸ばし、エメラルドのように輝く眼をした美人さん。一人称は「わたくし」で、お嬢さま然とした口調。
アルケイナ連邦政府の首相であるロン・ドゥレーゼンの娘。理論術の使い手であり非常に優秀だが、基本的に魔法は使わない。魔法に頼るな、というのがドゥレーゼン家の家訓らしい。18歳の3年生。首都ドラゴンハート出身。
アルドヴェイン=ゼファー:魔術師範学校の2年生。一人称は「僕」だが、割と押しの強い話しかたをする。グランプリ・レースの優勝候補筆頭と言われているが、リリベルいわく「何度やってもこいつに負ける気はしまへんわ」
この先の話にも登場する予定。マーズに勝てればリリベルは交際を許してくれるのか、それとも再挑戦の権利を認めるだけなのか。
【魔法省制限魔法取締課関係者】
シルクィア=ディアスポラ:アルケイナ連邦魔法省制限魔法取締課参事官。ヌール寮の出身者でありエリート街道を驀進するキャリア官僚。魔法省一の才媛と呼ばれている。蒼髪金眼。一人称は「私」で、官僚らしい事務的な口調。棄却術の使い手であり、あらゆる魔法の発動を抑止し稼働中のあらゆる魔法効果を停止・分解できる。
建前上33歳(実は長命種であり実年齢は3桁だが、アルケイナ政庁の官僚になるため年齢を偽って魔術師範学校に通った。ヌール寮にいたのは監視の意味も込み。ヌール夫人に「ユリア」と呼びかける現在唯一の人物)。法的には独身。
イリュヒナ:ディアスポラ参事官の部下である「目が死んでる」お姉さん。制限魔法取締課の即応部隊所属で、おそらくはペティカともっとも歳が近い心理術者である。
【フロストピークの人々】
ライオネル:ペティカの父。生命術者でありフロストピークで唯一の医師。
レティシア:ペティカの母。水術者であり大量の清水を出すことができる。医者の助手としては有用。フロストピークで代々医療を担っていたのはレティシアの血筋であり、ライオネルは入り婿である。
イーディス:ペティカの祖母、レティシアの母。土術者であり、薬草の生育に適した土壌を整えるのが得意。ライオネルがやってくるまではクルト家は伝統的な薬草医だった。
グラン:ペティカの祖父、レティシアの父。変化術者であり身体強化系能力者。人間救急車として山岳救助や豪雪期の患者移送を担う。
メイザ:ペティカの祖母、ライオネルの母。幻術者であり、疼痛の緩和をしたり、苦い薬の味をごまかしたりできるすぐれた医療助手だった。エルネストとの能力的相性は抜群で、ふたりの運営する医院は繁盛していた。ライオネルがレティシアと結婚し、自分たちの医院を継がずに僻地の医療に従事すると決めたことへ、ずっとわだかまりを抱えていた。
エルネスト:ペティカの祖父、ライオネルの父。故人。理論術者であり、患者の病状を分析することで治療法を編み出す技術医だった。ライオネルが生命術の力に目醒めたのは女神の加護だと思っていたそうだが……。
ウィル:ペティカの弟。10歳で、まだ魔法の力に目醒めていない。セリタとは二卵性双生児。
セリタ:ペティカの妹。10歳で、まだ魔法の力に目醒めていない。ウィルとは二卵性双生児であり、ペティカには単なる騒音にしか聞こえないジャンルの音楽をふたりで聞いている。
ノラ:最後の予言者ラ・ヴィヨンの弟の子孫。ラ・ヴィヨン記念館の管理人をしているおばちゃん。
シィナ:8歳ながらすでに魔法の力を発現させている、フロストピークきっての天才児。エーテル術者であり、不可視の足場で空中を歩いたり見えない壁を作ったりできる。
ラ・ヴィヨン:フロストピーク出身者で唯一の歴史的有名人。いまから260年ほど前に生まれ172年前に没した。先見術の使い手はきわめて珍しく、数百年に一度しか現れない。ゆえにラ・ヴィヨンは「最後の予言者」と呼ばれている。
【その他アルケイナ連邦の人々】
ライコヴン警視正:ドラゴンハート警視庁機動騎馬隊の隊長。
サンディアル・ディ・イザイエル=モーンスタイン・ハヴィアレンス:小邦モーンスタイン公国の公子でありアナスタシアの婚約者。黒髪で青い眼。魔力はないがラディケットのユース選手としてモーンスタインをユース選手権ベスト4に導いたことがある。現在は連邦の名門オーギュスティン大学に留学中で、ドラゴンハート市に居住している。19歳。
クロエ・エレクトラ=ロン・エウロス:エアリアル・レーサーでありトップモデルでもある。人呼んで「雷閃のココ」
明るいオレンジ色の髪で、よく晴れた日の空の色をした眼。アナスタシアの知り合い。セレブどうしのつきあいであって親しい友人ではない?
魔術師範学校の卒業生。24+-1歳くらいのはず。
テオドール=マーズ:もと連邦軍空兵でありエアリアル・レーサー。学生のころからレーサーになるのが夢で、軍に志願したのは飛行技術を磨きながらお金を貯めるためだった。慰留を振り切って退役するまでは、空将の娘であるクロエと結婚するのだと周囲は思っていたそうだ。
青い髪の風術者であり、これまでの最速記録を塗り替えるトップスピードを発揮してグランプリ・レースを制した。
27歳くらい。
ガールズメタルバンドの三人組:エアリアルレースのグランプリ開幕式でアルケイナ国歌を歌った少女三人組のメタルバンド。
チンピラAとB:シオンに傭われてペティカを襲った、ふたり組の身体強化術者。仮にシオンがいなかったとしても、ペティカはいざとなったらサジェスチョンを使えるので特にピンチではなかった。
可哀想なオジサン:チンピラAとBに、いわれのない因縁をつけられて追いまわされていた哀れな被害者。
ヌール退役大佐:ヌール夫人の旦那さま。故人。嫁のユリアは陸軍特殊部隊の所属だったが、ヌール大佐は空軍に一般志願兵として入隊し、破格の昇進記録を残してキャリアを終えた。
定年よりも早く退役したヌール夫妻は、国家を支える優秀な人材を送り出すために、学生寮の運営をはじめる。ヌール大佐は五年前に亡くなっているが、その死はあまりにも早い。つまりなにかがあったということなのだが……。
【ルミナスフィア王国関係者】
エルミーラ・リン=デ・ローシャンテン:ルミナスフィア王国大使の娘。ふわふわのピンクブロンドに淡いオレンジ色の眼。サンディアルに魅了の術をかけた、あるいは色目を使ったとアナスタシアは疑っていた。実際は甥でありルミナスフィアの王子であるライルが、豆国家を奇跡のベスト4に導いたモーンスタインのキャプテン・サンディアルの大ファンで、会わせてほしいとせがまれてのことだった。
17歳。
ライル・ガイウス・アウグスト=エゼス・ガノックヴァーン=ラ・ルミナスフィア:ルミナスフィア王国の王子。エルミーラの姉の息子。父は先王の長男だったが母の身分が低く、王位を欲する王弟派に狙われている。安全と思われるドラゴンハート市に避難してきたのだが。11歳であり魔法の才能があるかはまだ不明。
ロフピュール:ルミナスフィアの現王。
ガゼイ:ルミナスフィアの王弟。ガゼイが正統王位にあると主張する一党によってライル王子が襲撃されたが、本人が野心家なのか取り巻きが暴走しているのかは不明。
サミュエル:ルミナスフィアシークレットサービス隊員のひとり。生命術の使い手であり救護役。腕っぷしも強い。
変化術者の男:ライル王子暗殺未遂部隊のリーダー。戦闘でペティカに手傷を負わせたことがあるのは、いまのところこいつとオオカミだけである。
【イスハルド情報機関関係者】
シオン:金眼紫髪の美青年。年齢不詳。連邦首都ドラゴンハート市でたびたび破壊工作を行っているテロリスト。一人称は「僕」で思わせぶりなしゃべりかたをする。端的にいえば胡散くさい(ペティカいわく)。棄却術者。シルクィア=ディアスポラの生き別れの弟。フリーの傭われ工作員であり、厳密にはイスハルド情報機関所属ではない。
シルクィアとシオンの姉弟がともに棄却術を使うのは、古代人は現代人と違って魔法の資質が直線的に遺伝するためである。なぜ現代人は発現する魔力の形質が血縁者であってもまちまちなのか……その理由は謎に包まれている(というかストーリー上最大の秘密ですね。なぜそうなっているのかは設定が決まっています)。
グロード:イスハルド情報機関の在ドラゴンハート潜入工作員。褐色肌の大男で土術者。すごく強いのだがヌール夫人にはまったく歯が立たない程度。
イルーディ:イスハルド情報機関の在ドラゴンハート潜入工作員。水色の長髪で青い眼をした、険が強い顔ながら美人。水術者としてはきわめて高レベルだが相手が悪すぎた。
リヒト:イスハルド情報機関の在ドラゴンハート潜入工作員。金髪パンクヘア。上級風術者であり電気の力を操る。一級の力を持っているが、ヌール夫人相手だとダンプカーの前のカマキリより非力だった。
フェンリッタ:イスハルド情報機関の在ドラゴンハート潜入工作員。銀髪紫眼のメスガキ屋さん。史上空前レベルのエーテル術者なのだがヌール夫人はあまりにも強すぎた。
CASE.4の季節は夏、舞台はドラゴンハート市を離れ、南国ブルーアクアとなります。
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