第十六話 近いのは、誰のせい レオン
クリスは、図書室の机の上に広げた紙をもう一度見直した。
西部へ送られたことになっていた荷が、実際には北へ向かっていた。
一度だけなら、荷札の付け間違いということもある。
だが、倉庫の男たちは明らかに意図していた。
――荷札は西行きのままでいい。
あの言葉が耳に残っている。
王太子から渡された資料には、同じ商会を経由した取引が他にもあった。
穀物、革、鉄、毛布。届け先は一か所ではない。
それらも本当に、帳簿に記された場所へ届いているのだろうか。
問題は、北に何があるのかだった。
地図を広げても分からない。
街道はいくつも枝分かれし、その先には大小の領地がある。
商業都市もあれば農村もある。北へ向かったというだけでは、範囲が広すぎた。
王太子へ報告することはできる。
だが、「北へ運ばれていました」だけでは弱い。
せめて、どの経路を使った可能性が高いのかくらいは絞りたかった。
「……何見てるんだ?」
突然、後ろから声がした。
クリスは慌てて紙を伏せた。
「うわっ!」
振り返ると図書室の入り口から少し入った通路にレオンが立っていた。
「殿下、いつからいたんですか」
「今来たところだ。そんなに驚くことか?」
「驚きますよ。急に声かけないでください」
「普通に声をかけただけだろ」
レオンは怪訝そうにクリスを見た。
クリスは伏せた紙へさりげなく手を置いた。
王太子から預かった資料そのものではない。自分で写し取った地名と商会名だけだ。
それでも、見られない方がいい。
――レオンにも話すな。
アレクの声を思い出した。
「課題……じゃないな?……卒業論文か?」
「……そうです」
嘘ではない。
最近、この言葉がずいぶん便利になってきた。
「ちょうどよかった。殿下、北部の街道に詳しいですか?」
「範囲が広すぎる」
「王都から北へ、大量の荷を運ぶとしたら?」
レオンが眉を上げた。
「何の荷だ」
「いろいろ」
「いろいろ?」
「穀物とか、革とか、鉄とか」
「ずいぶん雑な論文だな」
「まだ調べ始めたところなんです」
疑わしそうな顔をされた。
まずい。
けれどレオンはそれ以上追及せず、クリスの向かいへ座った。
「地図は?」
「これです」
広げて見せる。
レオンはしばらく眺めてから、首を振った。
「これじゃ分からない」
「え」
「今の地図だけ見ても駄目だ。昔の街道が載っているものがいる」
「昔?」
「荷を大量に運ぶなら、商人が使う道だけとは限らない。昔の軍用路が今も残っている場所がある」
クリスは顔を上げた。
「それ、どこにあります?」
「資料室に古い地図があったはずだ」
レオンが立ち上がる。
クリスもすぐについていった。
「殿下」
「何だ」
「物知りですね」
「一応、王子だから色々な」
「便利」
「お前、俺を何だと思ってる?」
「すごく詳しい友達」
「……友達か」
「はい」
レオンの返事がなくなった。
振り返ると、何とも言えない顔をしている。
「殿下?」
「何でもない」
まただ。
最近、レオンは時々こういう顔をする。
理由を聞いても答えない。
クリスは首を傾げながら、その後を追った。
*
図書室の奥にある資料室は、普段使われている閲覧室より狭かった。
古い法令集や地誌、何十年も前の地図などが保管されているため、棚は天井近くまである。
レオンは何冊かの資料を机に広げ、古い地図と見比べていた。
「これが今の街道」
「はい」
「こっちが三十年ほど前」
クリスは二枚の地図を並べた。
今は使われていない道が、北へ何本も伸びている。
「この太い線は?」
「旧軍道だ」
レオンの指が地図の上を滑った。
「昔、北部の防衛を強化していた時期があった。その頃に整備された。今は主要街道から外れているが、道そのものは残っている」
「荷車は通れます?」
「場所による。ただ、大量の荷を人目につかず運ぶなら、今の街道より都合がいい場所もあるだろうな」
クリスは地図へ目を落とした。
「この先には何が?」
「今は小さな町がいくつかある程度だ。昔は……ちょっと待て」
レオンが手元の資料をめくった。
一冊、二冊と確認していくが、探しているものは見つからないらしい。
「この辺りに補給施設があったはずなんだが」
「載ってない?」
「ここにはないな」
レオンは顔を上げ、背後の書棚を振り返った。
資料室の壁一面を埋める棚は天井近くまであり、古い地誌や法令集がぎっしりと並んでいる。
そのままでは上段が見えにくかったのか、レオンは座っていた椅子を机から少し後ろへ引いた。
身体を斜めにして背もたれへ片腕をかけ、上体をねじるようにして棚を見上げる。
「あった」
「どれ?」
「上から二段目。『北部軍用施設記録』。右から五冊目くらい」
クリスも振り返った。
確かにそれらしい分厚い本があるが、手が届かない高い場所にあった。
資料室の隅には、高い棚の本を取るための梯子が置いてある。
取りに行けばいい。
クリスは一度はそちらを見たが、すぐ近くにあった空いた椅子を見た。
――こちらの方が早い。
「おい」
レオンが嫌な予感でもしたような声を出した。
「何です?」
「梯子使えよ」
「これで届きます」
クリスは椅子を棚の前まで引きずっていった。
「届くかどうかじゃなくて――」
聞き終わる前に、その上へ乗る。
レオンが呆れた顔をした。
「横着するな」
「梯子、遠いじゃないですか」
「数歩だろ」
「もう乗っちゃったんで」
「お前な……」
クリスは気にせず棚を見上げた。
「どれです?」
レオンも諦めたらしい。
机から少し離した椅子に斜め向きに座ったまま、身体をねじってクリスを見上げる。
「もう少し右」
「これ?」
「その隣」
「こっち?」
「そう。それだ」
クリスは背伸びをした。
指先が背表紙へ届く。
けれど本は両側からきつく挟まれていて、なかなか抜けない。
「固いな……」
「無理に引くな。隣の本を少しずらせ。……俺がやろうか?」
「大丈夫。取れそう」
「だから――」
ぐっと力を込める。
本が突然抜けた。
「あ」
引っ張っていた力の行き場がなくなった。
身体が後ろへ傾く。
クリスは咄嗟に棚へ手を伸ばしたが、もう届かない。
椅子の上で踵が浮いた。
「クリス!」
レオンが立ち上がろうとした。
けれど椅子を斜めに引いていたせいで、立つより先にクリスの身体が落ちてくる。
レオンは反射的に両腕を伸ばした。
「うわっ!」
クリスはほとんどレオンの胸へ飛び込むように落ちた。
衝撃でレオンの身体が背もたれへ押し戻される。
クリスが持っていた本が手から離れ、床へ落ちた。
どさりと鈍い音がした。
「……っ」
「痛……」
クリスは目を閉じたまま、しばらく動かなかった。
床へ落ちた感触はない。
「大丈夫か?」
声がすぐ近くから聞こえた。
クリスは恐る恐る目を開けた。
「……殿下?」
「そうだよ」
「何でこんな近くに」
「お前が俺の上に落ちてきたんだろ」
そこでようやく、自分の格好を確認した。
レオンは椅子に座ったままだった。
クリスはその身体へ斜めに落ちたらしく、腰から尻にかけてがレオンの片腿の上に乗っている。
クリスの片足は床へついていたが、もう片方はレオンの両脚の間へ入り込んでいた。
倒れまいとして伸ばした両手は、レオンの胸元をがっしりと掴んでいる。
そしてレオンも、クリスを落とすまいと腰へ腕を回していた。
「…………」
「…………」
「すみません」
「……ああ」
謝ったのに、どちらもすぐには動かなかった。
レオンは腕を解けばいいと思った。
もう支える必要はない。
クリスの足は床についている。身体を起こせばそのまま立てるはずだ。
なのに、クリスの腰に回した腕がすぐには動かなかった。
膝の上にクリスの重みがある。
思ったより軽い。
けれど、その身体から伝わる温もりは妙にはっきりしていた。
服越しに重なった腿。
その上に乗ったクリスの腰から尻にかけての体温。
腕の中に収まった細い身体。
こんなふうにクリスを抱えたことはなかった。
以前、王都の宿で同じ寝台で眠ったときでさえ、触れてくるのはいつもクリスの方だった。
冷たい足を押しつけられ、眠ったまま腕を腰へ回された。
自分はそれを受け入れただけだ。
今は違う。
クリスの腰を抱いているのは、自分だった。
――何を考えてるんだ。
レオンは眉間に力を入れた。
「……殿下?」
「何だ」
「怖い顔してます」
「誰のせいだ」
「俺?」
「他に誰がいる」
クリスは不満そうに眉を寄せた。
「俺だって好きで落ちたわけじゃないですよ」
「だから梯子を使えと言っただろ」
「……そうでしたっけ」
「そうだよ」
クリスは誤魔化すように身体を起こそうとした。
胸元を掴んでいた手に力が入り、膝の上の身体が動く。
腿に重なっていた温もりが、わずかにずれた。
レオンの腕に反射的に力が入った。
「待て」
「え?」
クリスの動きが止まる。
「急に動くな」
「でも、降りないと」
「分かってる」
「じゃあ離してください」
「……」
「殿下?」
レオンは答えなかった。
見上げてくるクリスの瞳の中に、自分の顔が映っている。
王都で、クリスに突然両頬を挟まれたときのことを思い出した。
あのときも近かった。
けれど今は、顔だけではない。
腕の中にクリスの身体がある。
膝の上には、確かな体温がある。
どうしてこいつは、いつも何でもない顔をして、人が守っている距離の内側へ入ってくるのだろう。
「……怒ってます?」
「なぜそうなる」
「さっきから怖い顔してるから」
「お前の場合、事故が多すぎる」
「殿下といる時だけですよ」
レオンの眉が動いた。
「……何?」
「こんな変な事故になるの、殿下といる時だけです」
「それ、他の奴には言うなよ」
「何で?」
「いいから」
クリスはますます不思議そうに見つめてくる。
その顔を近くで見ているうちに、レオンの視線が自然に下がった。
長い睫毛。
白い頬。
少し開いたクリスの唇。
そこで、視線が止まった。
「……殿下?」
呼ばれて、ようやく目を戻す。
今度はクリスも何かを感じたらしい。
胸元を掴んでいた指が、わずかに緩んだ。
視線だけが絡んだまま、数秒が過ぎる。
「……近いですね」
「今気づいたのか?」
「はい」
「遅い」
「殿下が離してくれないからでしょう」
言われて、レオンは初めて自分がまだ腰を抱いていることを意識した。
「……悪い」
クリスを抱く腕を緩める。
そのとき、資料室の外から学生たちの話し声が聞こえた。
「あ」
クリスが廊下へ顔を向けた。
「誰か来る」
「別に来ても――」
「この格好見られたら変でしょう」
クリスは慌てて立ち上がった。
「おい、急に動くな」
片足を床につけ、もう片方をレオンの脚の間から抜く。
そのまま一歩下がろうとした。
踵が何かに引っかかった。
「え?」
先ほど踏み台にした椅子だった。
クリスが落ちた拍子に押され、棚に対して斜めにずれている。
しかも片方の脚が、床へ落ちた分厚い本の端に乗り上げていた。
不安定な角度のまま、クリスのすぐ後ろに残っている。
その椅子の横木へ踵が引っかかった。
クリスの身体が前へ傾いた。
「だから言っただろ!」
レオンが咄嗟にクリスの腰を掴んだ。
今度は片膝へ受け止める余裕もなかった。
クリスの身体が、そのままレオンの胸へ倒れ込む。
「……っ」
両腕で抱き止めた。
胸と胸がぶつかる。
クリスの両手が、またレオンの服を掴んだ。
顔が近づいた。
先ほどよりも、さらに。
鼻先が触れそうな距離だった。
二人とも動きを止めた。
廊下の話し声が近づいてくるが、レオンはそちらを見なかった。
レオンは目の前にあるクリスの顔から、目を離せなかった。
クリスも今度は何も言わず、レオンを見ている。
互いの息がかかるほど近い。
クリスの瞳がわずかに揺れた。
レオンの視線が、またクリスの唇へ落ちる。
さっきより近く、少し顔を傾ければ触れてしまいそうだった。
クリスもそれに気づいたのか、頬にゆっくり赤みが差した。
「……殿下」
声まで小さくなっている。
「何だ」
「今度こそ……離してください」
「……ああ」
そう答えたのに、腕が解けるまで一拍かかった。
ようやくレオンが手を離す。
クリスは今度こそ慎重に足元を確かめてから離れた。
ちょうどそのとき、廊下を数人の学生が通り過ぎていった。
二人とも何となく黙って、その声が遠ざかるのを待った。
クリスは乱れた服を直した。
「……危なかった」
「何がだ」
「見られたら変でしょう」
「お前が俺の膝に乗ってるところを?」
「そうですよ」
レオンは少しだけ口元を上げた。
「男同士なのに?」
クリスが固まった。
聞き覚えのある言葉だった。
「……根に持ってます?」
「何を」
「絶対持ってる」
「お前が言ったんだろ。男同士だからいいって」
「寝台とこれは違うでしょう!」
「何が違うんだ?」
「何がって……」
クリスは答えに詰まった。
レオンは笑った。
「ほら」
「……何か腹立つ」
「次から梯子を使え」
「はいはい」
「返事は一回」
「殿下、教官みたいになってますよ」
ようやく、いつもの空気が戻ってくる。
レオンは床へ落ちた分厚い本を拾い上げた。
表紙についた埃を手で払い、題名を確かめる。
「これだ」
クリスも横から覗き込んだ。
今度は――ほんの少しだけ、さっきより距離を空けて。
レオンはそれに気づいた。
気づいてしまった自分に、少し腹が立った。
さっきまであれほど近かったのに。
離れられると、それはそれで妙に物足りない。
そんなことを考えている自分が、一番おかしい。
レオンは何も言わず、本を机の上へ置いた。
*
見つけたのは、三十年以上前に作られた北部の軍事施設一覧だった。
レオンが古地図の一点を指した。
「ここだ」
「何です?」
「補給拠点」
クリスは身を乗り出した。
だが少しだけ距離を取る。
それを見たレオンが何となく面白くなさそうな顔をしたが、クリスは気づかなかった。
「昔、北部に兵を置いていた頃に使われていた軍用倉庫だ。穀物や武具を保管するための施設だったらしい」
「今は?」
「廃止されている」
「建物もない?」
「いや」
レオンは別の記録を確認した。
「施設としては廃止されたが、建物は残っているはずだ。かなり大きい」
クリスの指が止まった。
大量の穀物。
革。
鉄。
毛布。
馬。
もし、それらが一か所へ集められているのなら。
「……人が住めます?」
「倉庫に?」
「例えば、一時的に。大勢」
レオンがクリスを見た。
「何人だ」
「数百人」
「お前の卒業論文、何を研究してるんだ?」
しまった。
「仮定です」
「ずいぶん物騒な仮定だな」
クリスは笑って誤魔化した。
レオンはまだ疑わしそうだったが、資料へ視線を戻した。
「まあ、できなくはない。周囲には馬を置ける場所もあったはずだ。旧軍道を使えば荷も運べる」
「誰が管理してるんです?」
「今は王領の管轄だと思うが……」
レオンが資料をめくった。
「ああ、昔は違うな」
「どこ?」
「北部一帯の防衛を任されていた家が管理していた」
「どこの家です?」
レオンは何気なく答えた。
「母方の一族だよ」
クリスの呼吸が止まりかけた。
「……殿下の?」
「ああ。母の実家は昔から北部に領地を持っている。今もこの辺りには縁のある家が多いはずだ」
レオンは何でもないことのように地図を指した。
「ただ、この倉庫自体はとっくに王領へ返還されている。今の管理がどうなっているかまでは知らない」
「……そうですか」
クリスは地図を見つめた。
――レオンにも話すな。
王太子の言葉が蘇った。
偶然だ。
まだ何も分からない。
昔、レオンの母方の家が管理していた。
それだけだ。
だが、胸の奥に小さな棘が刺さった。
「クリス」
「はい」
「さっきから顔が変だぞ」
「そうですか?」
「ああ」
レオンがこちらを見ている。
クリスは笑った。
「論文が面白くなってきただけですよ」
「……ふうん」
納得していない顔だった。
レオンは机に肘をついた。
「で、お前の卒業論文は本当に物流の研究なんだな?」
「もちろん」
「廃軍用倉庫に数百人住めるか調べる物流研究?」
「……幅広いんですよ」
「そうか」
「そうです」
「じゃあ、何で俺に隠す?」
クリスの指が止まった。
「何を?」
「最初に俺が来たとき、紙を伏せただろ」
見られていた。
「別に隠してませんよ」
「クリス」
声が少し低くなる。
嘘を見抜こうとする目だった。
レオンは時々、こういう顔をする。
普段は学院の友人として隣にいるから忘れてしまう。
けれどこの人も、王族なのだ。
「……まだまとまってないんです」
クリスは静かに答えた。
「ちゃんと形になったら話します」
完全な嘘ではない。
すべてが終われば、話せる日が来るかもしれない。
レオンはしばらくクリスを見ていた。
「分かった」
意外にも、それ以上は聞かなかった。
「ただし」
「はい?」
「危ないことはするなよ」
クリスは瞬いた。
どうして、エリオットと同じことを言うのだろう。
「論文ですよ?」
「お前の論文は廃軍用倉庫に数百人集め始めたからな」
「集めてません」
「だったらいい」
レオンは資料を閉じた。
「必要ならまた聞け」
「いいんですか?」
「そのために俺を呼んだんだろ」
「呼んではないです。たまたま殿下が来たんです」
「……そうだったな」
少し不満そうに言う。
クリスは笑った。
「でも、助かりました」
「ならいい」
「ありがとうございます」
レオンは何気なく頷いた。
クリスは資料を片づけながら、もう一度古地図を見た。
北へ向かう旧軍道。
廃止された大規模な補給倉庫。
そして、その土地に今も影響力を持つ、レオンの母方の一族。
王太子へ報告すべきことが増えた。
けれど。
隣で本を棚へ戻しているレオンを見て、クリスの胸にわずかな重さが落ちた。
何も知らず、自分を助けてくれた。
それなのに、自分はその理由を話せない。
「殿下」
「何だ?」
「……ありがとうございます」
「さっき聞いた」
「もう一回言っただけです」
レオンは不思議そうにクリスを見た。
やがて、少し笑った。
「変な奴」
「何ですか、それ」
クリスも笑った。
けれど、その笑顔を見ながら思う。
――この人だけは、関係していなければいい。
もちろん、レオン自身を疑っているわけではない。
そんなことは考えもしなかった。
ただ。
王太子がわざわざ言ったのだ。
レオンにも話すな、と。
その意味を、クリスは初めて考え始めていた。




