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サイドストーリー 伝説となる若者達 ⑫

 世界救済に必須である聖剣フォースガルドが封印されし島、ガノス島。激しく複雑な海流に阻まれて名うての船乗りか高位の水精霊と契約を交わした者でなければ辿り着けぬその場所に……チャルメラの音が鳴り響いた。


 少し年期のは言った屋台には赤い暖簾で『らぁめん』の表記。寸胴鍋からは濃厚で食欲を誘うスープの香り。張り紙にはメニューが書かれ、端には小さく等イス有ります。


「……」


 響いた音色に視線を向けた示現は無言で視線を逸らす。黒子が海の上を渡って運んで来たラーメンの屋台、その上で踊るパンダのキグルミ。もう色々と限界で反応すらしたくないと行動で示す。


「のう、示現。アレは一体……」


「……さあ?」


 ラーメンなど知る由もないチルニアは嗅いだ事のない物珍しい香りに少し興味を持った模様。先程から口にしたのは塩気の効いた大根味のスイーツオンリー。だが、食べてみたいとは王族の誇りやら淡い恋心を抱く相手への見栄で口には出来なかった。


 故に話だけ振っては見たが知らんぷりをしたい示現は流し、どうして良いかと彼女が困惑した時、迷わず動いた二人が居た。



「大盛りニンニクネギチャーシュー。メンマとチャーシュー、煮卵増し増し麺硬め脂多めで」


「担々麺、辛味噌MAX特盛り、トッピング全部乗せ、麺硬め」


「「あと、ライス大盛り」」


「……!」


 黒子故に喋るのは許可されていないのかジェスチャーで応えた黒子は手際良く準備をしていた。手際良くスープを注ぎ麺の湯切りをし、分厚く簡単に噛み切れるトロトロのチャーシューを乗せる。スープは少し濃厚でドロドロしており麺やご飯に絡みそうだ。


「いや、二人共何を……」


「いや、ラーメンだぜ、ラーメン! 食いたいだろ、お前も」


「あっ! もしかしてラーメンにライスは邪道って思ってた? 残った汁にぶち込んで一気に流し込むのが最高だよ?」


「……そうですか」


 もう色々と諦めそうになった示現の肩が突如叩かれる。誰だと思えばアンノウンだった。


「元気出しなよ、じげっちゃん。幾ら自分が好きな冷やし中華が無いからってさ」


「いえ、別に好きでは……じげっちゃん?」


「うん! 僕は気に入ったオモ……お友達は渾名で呼ぶんだ!」


 今、絶対にオモチャって言おうとしたでしょう、貴方と友達になった覚えはない、等々口にしようとして飲み込む。相手をした時点で自分の負けだと理解してしまった。


「まあ、僕ってこの世界を創造する位には大物だし、勝とうとする方が間違いだって。……大体、僕ってギャグキャラ寄りだよ?」


「地の文ネタは止しなさい。……それで何の用ですか?」


 世界創造云々は流石に信じるに値しないのでスルーし、おふざけに付き合っている積もりは無いから本題に入れと示現は急かす。ただラーメンを振る舞いに来た訳などない筈だと視線を向ければ屋台を指差した。


「アレに乗りなよ。彼がラグレに連れて行ってくれるからさ」


「……」


「迷惑だった? でも、勇者が困難を一定数乗り越えるってのは儀式の一つなんだ。今回は楽な方だから回数を稼いだ方が良いよ!」


「迷惑だと思っているのなら私達を元の世界に送り届けて欲しいものですがね」


 恐らく無駄な願いだと思いつつ呟いてしまう。そんな彼を見詰めるアンノウンの表情はキグルミ故に読めはしなかった。


「……では、行きましょうか」


 他の世界の危機など放置して平穏な生活を享受したい。彼からすれば至極真っ当な願いを胸に押し込めて示現は屋台へと向かう。理想を抱く事は無駄ではないが、固執するのは無駄の極みと判断し、アンノウンからの情報だと半信半疑ながらも今は従うしかないと分かっていた。







「じげっちゃんはラーメン食べないの? 今日のお勧めは納豆ブルーチーズ豚骨ラーメンだよ!」


「ああ、チルニアが美味しそうに食べている奴ですね」


 示現が顎で指し示した先、ラーメンの屋台では子供用のラーメン鉢から異臭が漂う。熱いスープに入れられて溶け出したブルーチーズと納豆が細い縮れ麺に絡まっている。癖の強い匂いが混ざる中、美味しそうに麺を啜りレンゲで掬ったスープを飲むチルニアを見たアンノウンは固まってしまった。


「……あんなクソ不味いの食べるとか味覚大丈夫?」


「それをお勧めと言った貴方の神経は……大丈夫ではないですね、絶対に」





 そして黒子が引く屋台の屋根に載った瞬間、風景が矢の如く後方に飛んでいく。ヒュカフレ号で半日要した距離を僅か一時間で走り抜けた黒子は意気一つ乱して居らず、その身体能力は少なくても示現達を遙かに越える。彼について僅かではあるが聞かされた示現はアンノウンの言葉を思い出していた。



「……主人公?」


「っと言っても物語における主人公的な運命を背負ったって意味だけどね。何やかんやあって世界を救う事になる子は色んな世界を回れば結構見つかるんだ。彼もその内の一人で、そんな子達を弄くるのが楽しいから介入して役割を果たした後はスカウトしたんだ。因みに時給は1700円」


「いや、その話が本当だとして……貴方は一体何者ですか?」


 意外に高いと思いつつ本題に入る。世界と世界を自由に行き来し、英雄となる存在を関知し、世界想像を成し遂げたと宣う上に勇者についての知識も豊富。奇妙な格好の危険人物とだけ判断するのは短慮が過ぎる。だが、アンノウンは相も変わらずキグルミの下でヘラヘラと笑っている様子だ。真面目に答える気など毛頭無いと態度で示している。


「だから聖獣王だって」


「……正直に答える気は無いと。その冗談はハッキリ言って面白くないですよ」


 正直言って半信半疑、いや九割は疑っているが、もしかすれば事実なのではと黒子に視線を向ける示現。更に先にはラグレ前方の海を覆い尽くす程のモンスターの大群が存在し、更に先には禍人の気配が三つ。考える事が多いのは大変だと彼が苦虫を噛み潰したの如き表情を浮かべる中、向こう側で動きがあった。






「あの黒装束のチビスケが引っ張る屋台がどうやって海を割り海底を持ち上げて進んでいるのかは不明だが……戦う気があるのは四人だけだのう」


「……余程の馬鹿か自信家か。まあ、退屈しのぎにはなるかな?」


 グラニスは顎髭を撫でながら、クラリアは屋台の屋根に乗る四人のみに視線を送り、双方とも退屈だったのか今にも飛び出していきそうな様子だ。しかしレンドラスは違った。二人の前に進み出て、手で出陣を制する。その瞳は先程までの結婚に舞い上がった愚かな男の表情は微塵も残って居らず、玉座に座して挑戦者を待つ王者の風格を放っていた。


「まあ、待つが良い。挑むもの全てを相手取るのは三流の所行。真なる強者は待つだけだ。己に相応しい者のみが目前に姿を現す資格を持っている故にな。……我らに挑むならあの程度の雑兵は乗り越えて見せろ。さもなくば我が輩に挑む資格は無い」


 腕を組み、示現達を見据えるレンドラス。彼の指令でモンスター達が動き出す中、初手は空也と奈月によって行われた。




「アイスクリエィション!」


 魔法によって宙に出現したのは氷山と見紛う程に巨大な氷の塊。出現したのは示現達の前方で遙か上空。自由落下を始めた氷塊の真下にはモンスターの姿はなく、変わりに屋台の屋根から飛び出した奈月が拳を構えて着地する。腕には腕力強化魔法のアームブーストだけでなく気功術による腕力上昇がなされ、それが勢い良く振り下ろされた。


「だらっしゃぁああああああああああああっ!!」


 思わず耳を塞ぎたくなる程の大音量、龍の咆哮と誤認される程の叫び声が轟いて空気を振るわせる。続いて氷塊全体にピキピキと音を立てながら亀裂が広がり、拳打の勢いに押されモンスターの密集地目掛け飛来する。さながら氷の流星群。これだけで前方の一部が瓦解する。


 だが、止まらない。死骸を乗り越えモンスター達は動き続ける。先程の一撃は数多くを屠ったが全体からすれば僅か数%。ましてや後方に配置された個体に強いモンスターが多い。先兵の幾らかを撃退しようが全体の志気は微塵も下がりはしなかった。


 他のモンスターを押し退け、時に圧死させても気にせず前進するのは首長竜に酷似した見た目のモンスター。但しゴツゴツした水色の鱗を全身に持つ。名をシードラゴン。海に生息するモンスターの中では上位に分類されるドラゴン系モンスターだ。その口が開けば喉の奥でパチパチと放電音が鳴り響き、続いて雷のブレスが一直線に落下中の奈月に放たれる。空を飛ぶ魔法を持たぬ彼女では直撃は免れない。


「エアスラッシュ!」


 間に割って入った示現が剣を振るい魔法の斬撃を飛ばす。雷のブレス、そして吐き出して硬直状態のシードラゴンを切り裂いても勢い殺され切らぬエアスラッシュは直線上のモンスターを切り裂いて海中を突き進む。


「……おい」


「え?」


 水の足場から戦闘を眺めていたレンドラスはクラリアの襟首を掴んで引き寄せた。驚いた後に抗議の言葉を放とうとした彼女だが、先程まで居た場所の足元からエアスラッシュが飛び出したのを見て唖然とした。


「成る程、操作して水中から此方を狙ったのか。グラニス、同じ事が出来るか?」


「ちと面倒じゃわい。我は近接の方が得意だからな。威力は此方が上だが、精密操作は向こうに軍配が上がるぞ」


「……まあ、選別を受ける資格は持っていたか」


 レンドラスは視線の先で海面を凍らせて作った足場に降り立つ示現達を嬉しそうに眺める。少しだけ武者震いをしていたが、一度口にした事なのであくまで静観の構えだ。


「願わくば早急に突破して我が輩の目前に到達せん事を。……む?」


 突如周囲一体に濃霧が広まる。真昼にも関わらず夜中を思わせる暗闇に包まれる中、誰よりも戸惑ったのはレンドラスだ。海上を探知可能範囲とし、海に関する事への強い支配権を持つ彼が予兆すら感じられなかった。




「思わぬ闖入者のお出ましか。……それも意外や意外。死出の旅路からお帰りとはな」


 つまりは何者かの仕業であり、その何者が操る船から放たれた無数の砲弾が次々にモンスターに着弾する。本来ならば砲弾如きで沈むはずのない強靭な肉体を持つモンスターも一撃で絶命するのは何かしらの不可思議な力が加わっているからだろう。


 それは砲弾が放たれた方向を見れば放った者の異様さが伺える。沈没船としか言い表せない程にボロボロで穴だらけ。何より青白い光に包まれたその船、ヒュカフレ号の搭乗者は死者。骸骨だらけの船員の中、唯一肉が残っている幽霊船長、シャークゥとレンドラスの目が合う。レンドラスは好戦的な笑みを浮かべ、シャークゥは殺意を込めて睨み付けた。


「……さて、レンドラス。既にモンスターの多くは死に絶え、奴らへのテストは既に不可能だ。此処は我ら自らが出向くのも一興であろう?」


「ボクもちょっと遊びたいかな? あの海を凍らせたエルフの子とね……」


 既に二人は自分の相手を選んでいる。グラニスは奈月に視線を向け、クラリアはチルニアを指さす。レンドラスが許可を下すそれより前に二人は飛び出した。



「……ふむ。では我が輩は……あの二人と幽霊船を相手にするとしよう」


 それを咎めもせず、レンドラスはヒュカフレ号を正面に向き腰を落とす。そして跳んだ。彗星の様に一直線にヒュカフレ号へと向かって行くレンドラスは上を通り過ぎた示現と空也に視線を送り、海が噴き上がる。


 アーチを描いて船の近くまで届いた海水は忽ち凍って橋となり、そのままレンドラスはヒュカフレ号の甲板へと着地。カタカタと骨を鳴らしながらスケルトン達が武器を構えて取り囲み、彼はそれを意にも介さずシャークゥに顔を向けている。


「さっきぶりだな、恋敵」


「お前の勝手な妄想を恋と呼ぶな、馬鹿ナルシスト」


 三叉槍と剣の切っ先を向け合い一触即発の空気になる中、レンドラスが用意した氷の橋を渡って示現達も船へと降り立つ。


「……さて、名乗らせて貰おうか。我が輩は海王レンドラス! 誇り高き禍人の戦士なり!」


「ヒュカフレ号船長シャークゥ! そしてミューリの男だ!」


「俺は空也。今は……ハイウォーロックだったな。結構凄い魔法使いだぜ!」


「……示現です」


 ノリノリで名乗りを上げる三人と違って意味を見いだせない示現は最低限の名乗りを上げる。さながら体育会系に囲まれた気分。三人の視線が彼に集まるも無視をした彼は剣を構えた。



「無駄話は止して戦いましょう。その為に来たのでしょう?」


「ああ、そうだったな、ノリの悪い小僧よ」


 レンドラスが構えた槍から水が溢れ出し、石突きで床を叩く。それが開戦の合図となった。





「スパークスフィア!」


 空也が叫ぶと莫大な雷を内包した球体がレンドラスへと向かう。背後からは剣を構えたシャークゥが迫って回避や防御の隙を突こうとするが、レンドラスは槍の柄の中心を持って猛回転。スパークスフィアを弾き飛ばし、そのまま向きを変えてシャークゥさえも吹き飛ばした。


「ふんっ!」


 そのまま槍を一振りすれば水の刃が飛んで迫っていた示現へと襲い掛かる。咄嗟に剣を振るって防ぐも勢いは完全に殺せず足の裏を床に擦り付けながら後退して壁に背中から激突した。


「温い、温いな……」


「ええ、未だ貴方と戦う予定ではなかったので」


 退屈そうに首を鳴らしながら告げるレンドラスに示現は溜め息を吐きながら答え、肩を落とす。互いに戦いを続ける気力が湧かないがレンドラスはこの場の人間を皆殺しにして終える気だ。故に示現も戦いを放棄出来はしない。


 そして諦めて居らず、寧ろ戦意を益々滾らせている男が此処に居た。



「ゴッドフィストッ!」


 右腕に纏わせた半透明の巨大な腕を振るいレンドラスに殴り掛かる空也。レンドラスは槍を回転させて防ぐも弾けない。弾き飛ばされそうになっても歯を食いしばって耐え凌ぎ踏み留まる。


「ぐぬぬっ!! 面白いっ!」


 歯を見せて笑うレンドラスと空也。今が好機とシャークゥが切り掛かるが合いた手から吹き出した手から噴き出した水が吹き飛ばした。カラカラ音を立てながらスケルトン達が矢を放つも同じく水で防がれる。


 だが、僅か一瞬、ほんの一瞬だけだが意識を向けさせた。それが絶好の好機を招く。






「ホーリーブレイドッ!!」


「ふはっ!?」


 この一撃を受けるのは拙いと本能で悟ったレンドラスはゴッドフィストを受けてでも示現の刃を回転させた槍で受ける。だが、違う。先程水の刃を防いだ一撃とは威力が違い、何よりも武器の格が違う。先程まで使っていたのも勇者の名を利用したい者が用意した名剣ではあるが、今振るっているのはフォースガルド。剣の切れ味も、剣の効果で上がった身体能力も段違いだ。



「おい、俺の魔法を舐めてるんじゃねぇぞっ!!」


「この機は逃さんっ!」


 示現の剣を防ぐために受ける事になった空也のゴッドフィストの威力が一気に上昇し、更にシャークゥの拳が頬に突き刺さる。レンドラスの体がグラリと揺れ、示現の剣が槍とレンドラスの肉体を切り裂いた。






「……浅い」


 槍が斬られた瞬間、レンドラスはゴッドフィストの力の方向に跳んで逃げていた。刃は内蔵に届かず、未だ健在。戦うには問題ないだろう。





「ふはははは! まさか勇者とは思わなかったっ! 今より全ての同族の為に貴様との死闘を……と思ったのだが制限時間が迫っている。さらばだっ!」


 レンドラスは高笑いを上げると躊躇せずに海に飛び込む。完全に去ったと判断した示現はホッと胸を撫で下ろした。


「……助かった。あのままでは確実に負けていましたね」


「だな。ありゃレベルが違い過ぎる。適正レベルがずっと上のダンジョンのボスと出会した気分だぜ」


 それは空也も同意見。気が抜けたのかその場に座り込み、シャークゥに視線を向けた。







「え? お前どうしてそんなのになってんの?」


「いや、今更かっ!? さっきから共闘してただろっ!」


 驚き叫んだ後、シャークゥも脱力して肩を落とす。幼い頃からの友人の発言に呆れつつも奈月達に視線を向ければ向こうも相手が去った様子。足場の氷は壊滅的であるがモンスターの残りも命令を受けたのか去って行き、ひとまずは解決となった。


「さて、先ずは宿で休ませて欲しい気分ですよ。……今日は非常に濃い一日でした」






 そして混乱もあって数日はゴタゴタしたものの、勇者として報告も済ませた示現達はラグレを旅立つ。向かう先はエルフの聖地が存在するダームダーレ(じま)。その道中、船室で報告についてのわだいがあがっていた。


「一応詳細は話しましたが……湾曲して伝わるでしょうね」


 町の出身者が禍人と恋に落ちた上に荒れていた町周辺の海が今後も穏やかになるのも禍人のお陰、などとそのまま伝わらないと語る示現にチルニアと奈月は不満そうだ。


「え~! 結構体張ったのに活躍をねじ曲げられちゃうんだ」


「それが政治であり、妾も身に付けるべきと分かっているが……」


 理解は出来ても納得出来ない、そう語る二人。空也は話の途中で眠りこける中、突如ドアがノックされる。だが、声は掛からない。不審に思った示現がドアを開けて外を覗いても誰の姿もなく、振り返ればアンノウンが示現の席に座っていた。






「やあ、ご苦労様。約束通りに禍人の正体を教えに来たよ。彼らは君達の世界と……正確には君達の世界とも深く関わった存在。なにせ……」



 今までにない真面目な空気で語り出すアンノウン。そして時計の針は動き出し、三百年後にまで時間は進む。




「見えましたね。……おや?」


 夜の嵐の海をパンダの足漕ぎボートで進んでいた示現と空也は遂にヒュカフレ号へと辿り着く。目前に迫った船にどう乗り込もうか迷った時、二人が乗っているパンダの頭部が射出されて船長室に突っ込んだ。


「あの珍獣、今度会ったら璃癒が居ない時に殴る」


「別に居ても良いだろ、奴なら。……よう! 久し振りだな、シャークゥ」











「……誰だ?」


 突然突っ込んできた相手に対し、それは当然の返答であった……。

過去編完了! まあ、またするでしょうけど

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