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姫ちゃんの恋
姫ちゃんの退学を期に、姫ちゃんちは県外に引っ越しをした。姫ちゃんの病気の権威の先生がいる病院に転院するためだった。
姫ちゃんはそこで、かー君という一つ年上のにたような病気の男の人と出会った。共に病気を支えあうほほえましい付き合いだった。
適切な指導だけじゃなく、気持ちの充実もたぶんあったと思う。姫ちゃんの身体はどんどんと元気になっていった。それまでは私が彼女に(自作のこととか)話して聞かせることが多かったけど、完全に逆転して彼女ののろけ話を聞くことの方が圧倒的に多くなった。
やがて、私にも彼氏ができ(というより、中学時代からつるんでいた友人の一人にコクられたんだけど)二人の間はしばらく疎遠になった。




