表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
なんでも食べちゃう悪役令嬢  作者: あかさたなっちゃん


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
28/31

不貞について

 なんの茶番歌劇かしら……。

 アミーリア嬢とローア殿下のワンマンショーを見ているようで、周りはポカンと残されている。


 公爵令嬢らしからぬ眉間にシワを寄せて、片手を額にあてて、


「………殿下。私と殿下の婚約はそもそも、公爵家を後ろ盾にする政略結婚であり、王家と公爵家の契約でもあります。陛下とは、ちゃんとお話をされているのですか?」


「父上には、まだ言っていないが!きっと分かってくれるだろう。アミーリアは聖女であるからな。おまえとは雲泥の差だ。」


 エヘンと自慢気にのたまう彼を、アミーリア嬢は凄いとばかりに拍手を贈っている。うん。何だろう。残念な感じがする。殿下の頭脳レベルがここまで下がっていると思わなかった。……洗脳って怖いわね。


「婚約については、父と陛下から後ほど話がありますわ。それに踏まえて、私からも申し上げますわ。……ローア殿下。貴方の不貞行為について」


「ハッ。何を馬鹿なことを。不貞行為だと??」


「えぇ。アミーリア嬢とのです。」


「なっ。!!」

………ビックリするようなこと?今だって腰に手を回し、ピッタリとくっついているじゃない。


「こちらが殿下とアミーリア嬢の不貞行為の目撃情報ですわ。」

 私が手を挙げると、ササっと使用人が書類の束をドサっと持ってきた。

「これだけありますので、裏をとるの大変でしたのよ。王家からの影の方にもご協力して頂きました。皆様ご協力ありがとうございます。」

 ニコっといい笑顔になってしまいますわ。かわりにローア殿下は引きつった笑顔になってますわね。


「お、おまえだって!!横にいるヤツと不貞ではないのかっ!!」

 ローア殿下が真っ赤な顔して興奮しながら、ジョージ様を指差して叫んだ。


 おぉ〜!殿下、ようやく気づきました??うふふ。ジョージ様のこと。マルコニ洋菓子店のアンバサダーとして、イケメンの素敵なビジネスパートナーだと大いに自慢したい。

私がジョージ様を紹介しようと思っていた矢先、先にジョージ様が、口を開いた。


「殿下にご挨拶申し上げます。ジョージ・マルコニと申します。いまレミア嬢の婚約者に立候補していますので、以後お見知り置きを。」


それはもう爽やかな素敵な笑顔で、ジョージ様が挨拶をした。


『えっ!!!』


 ローア殿下、アミーリア嬢、……私。3人の驚嘆が響いた。レミアは一気に赤くなり、頭の中はパニック状態に。


 いま、今、婚約者に立候補って……!!!

 ジョージさまーーーーーーっ!!どういうこと?

お読み頂きありがとうございます

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ