◯6-6 レッツゴー海!あれ?……まさかの出会い!?
今回は海で〜す!
翌日。
「よ~し、じゃあ海に行くわよ!2人とも、準備はいい?」
「もちろん!」
「できてますよ!」
俺たちは海へと向かう準備は万端だ。
結構、俺は張り切っていた。
理由は…………久しぶりにはっちゃけれるから!
こっちに来てはっちゃけれなかったから、ここではっちゃけるんだ!
「じゃあ、出発するわよ。私に掴まって」
「え?何でですか?」
「これを使って行くからよ」
そうしてリルアさんが懐から取り出したものは……
「これは…………俺の命を救ったあの!」
「そう、ワープ水晶よ」
ワープ水晶。ガルムに襲われた時、リルアさんを呼び出すために使ったモノ。
本当、こいつのおかげで今の俺があるようなものだ。
「今回はモーリェがワープ先なんだね!」
「そういうこと。じゃあ行くわよ、掴まったわね?」
「はい!」
「大丈夫だよ!」
「じゃあ、出発!」
そうしてリルアさんが水晶を上に投げる。
辺りを眩しい光が包む。
次の瞬間─────────
「こ、これは……………………」
目を開けると、辺り一面に綺麗な海が広がっていた。
ギラギラと照りつける太陽を反射して輝いている。
周辺にはかなり人も集まっているようで、賑やかだった。
「すごい綺麗ですね!」
「そうね。ここはいつ来ても綺麗だわ」
「じゃあ私着替えてくるね~!」
「アシュアさん、水着ですか?」
「うん!久しぶりに着たかったんだよね~!」
俺はアシュアさんの水着姿を想像する。
………………やべぇ、煩悩しか出てこねえ。
俺は考えるのをやめた。
これ以上考えると…………俺の脳が終わる。
「リルアさんは水着じゃないんですか?」
「ええ。遊びに来たわけじゃないもの」
「まあ、そうですけど……………」
せっかくだからリルアさんの水着も見てみたかった。
イメージのつかないリルアさんの水着姿。気になるなぁ…………
俺が妄想を掻き立てていたその時だった………………
「あれ?なんかみたことある顔がいるぞ?」
「本当だ!久しぶりに見た!」
何となく、聞き覚えのある声が聞こえた。
その声がした方向を向いてみると……………
「あ、あんたたちは!?」
「黒月のクルフとシリノ!何でこんなところにいるんだ!?」
そう、数週間前まで敵だったクルフとシリノだったのだ。
2人とも、ちょっと泳いだ後なのだろうか?少し身体が濡れている。
「いや~このわがままお嬢様が海に行きたいっていうもんでな。ちょうど近くにいい海があるって話を聞いたから来てみたんだ」
「でも、来てよかったでしょ?綺麗な海で泳げたんだから!」
「まあな」
………2人とも、いい旅をしているようで良かった。
「で、お前らはどうして海に?」
「今度、サマーフェスティバルってのがあるんだけど………そこで出すモノのアイデアを拾いに海に来たのよ」
「なるほど……………いい考えだな!ここは結構な数屋台があるから参考にするにはちょうどいいぞ!」
確かに、ここから見えるだけでもかなりの数だ。
これはどれを見ようか迷ってしまうな。
「まあ頑張れよ!じゃあ、また会う日まで」
「じゃあね~」
「サマーフェスティバル、暇だったら来なさいよ」
「まあ、考えとくよ」
そう言って2人は戻っていった。
「予想外の再会でしたね…………」
「そうね………結構元気そうだったし」
「ねぇ~!2人とも~!」
遠くからもっと聞き覚えのある声が聞こえてくる。
どうやら、アシュアさんが着替え終わって帰ってきたようだ。
「水着………どうかな?」
「っ……………!」
アシュアさんの水着姿は……………犯罪級に可愛かった。
いつも見えない素肌が…………特に綺麗だった。
(やっば!何でこんな可愛いんだよ!………脳が焼かれる!)
俺はどうにか理性を保とうとする。
「いいじゃないの。久しぶりに見たけど、変わってないわね」
「でしょ~!ミナトくん、どうどう?」
「め、めちゃくちゃ可愛いです!!」
「良かった~!」
俺は可愛さのあまり、直視できなかった。
目線を逸らすと、リルアさんと目が合う。
「…………何?」
「いや…………何でもないですよ」
やっぱり、リルアさんの水着も見たかったな……
いつまで俺は諦めきれないんだろうか。
「…………………」
………やべぇ、ちょっとずつ視線が鋭くなってきた。
そろそろ目、逸らしとこ。
「さて、じゃあ泳ぐか~!」
「何言ってんの。本来に目的を忘れないで!」
「え~!泳いでからでもいいじゃん!」
「このまま遊ぶと、絶対日が暮れるまで遊ぶでしょう?だからダメよ」
「でも~……………」
アシュアさんが駄々をこねる。
しかし、そんなことをしていると……………
「返事は“はい”だけよ。分かった?」
もちろん、リルアさんから強烈な圧が飛ぶ。
「………………は~い」
この圧を飛ばされたら、アシュアさんはもう何もできない。
「さてと、じゃあ屋台のほうに行きましょうか」
「そうですね」
そうして、俺たちは屋台の方に移動した。
───────────────────
「ほんと、数多いですね」
「そうね、これは役割分担ね」
どうやら、役割分担をして情報を集めるようだ。
「じゃあ、ミナトは手前の方。私は真ん中ら辺。アシュアは奥の方ね」
「分かりました!」
「え~!私奥の方なの~!?」
「何か文句があるのかしら?」
「文句大ありだよ!」
何やら、アシュアさんはこの分担に対して文句があるらしい。
「何が不満なのよ?」
「もうちょっと近くの方がいい!」
「理由は?」
「遠いから!歩くのすっごい疲れるじゃん!」
「…………そんな理由なら尚更奥の方ね」
「はいは~い……………」
どうやら交渉は失敗したらしい。
まあ、そんな理由なら却下されるのは当然だ。
「じゃあ決まったところで解散!1時間後くらいにここにまた集まりましょう」
ということで、俺たちは別々に行動することとなった。
さ~てと、サマーフェスティバルのためにも一肌脱ぎますか!
海だ〜!!!……今年も作者は海に行けなかったよ。来年は暇だったら行きたいな!ということで次回はミナトの屋台巡りだよん!楽しみにしててね!感想評価よろしく




