↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
33/73

◯5-11 ただいま、日常。

さあ、これで5章ラスト!楽しんでね〜


翌朝。


『────ってことになった。だからお前らは休んでおけ』


「分かった」


クルフはラクスからの電話を受けていた。


『じゃあな、元気にしてろよ』


ブチッ───────プープー


「で?どんな話だったの?」


シリノが尋ねる。


「あいつらが一旦、あの女への報復をやめるらしい」


「へぇ、珍しい。ラクスがちょっとの間だけど諦めるなんて」


シリノが軽く驚く。


「まあ今の体制で狙っても返り討ちに遭うだけだしな」


「体制を立て直したところで………感はあるけどね」


「それは言わないお約束だ!」


「いいじゃん!誰も聞いてないんだし!」


「俺が聞いてるが?」


「それは対象外!」


この2人はリルアさんの強さを間近で見たからこそ、リルアさんを狙うことがどれだけ難しいか分かっている。


「………一応、あの女に報告しておくか」


「そうね」


ピュュュウ──────────


クルフが指笛を吹く。すると…………………


バサバサ──────


羽音と共に、何かが下りてくる。


「よ~し、いい子だな」


「…………ハト?」


そう、ハトがやってきてクルフの指に乗ったのだ。


「コイツに手紙を持っていってもらってるんだ」


「なるほど…………それちゃんと届くの?」


シリノが疑問を抱く。


「ああ!ちゃんと届いたってあいつらも言ってたぞ」


「………意外とすごいのね、ハトって」


「ハトの力を舐めてもらっちゃ困るぜ」


クルフは瓶の中に手紙を入れ、ハトの首に掛ける。


「達者でな〜」


そして、ハトを空へと放った。


「さ~て、どうする?まだここに居るか?」


「う~ん…………もう少し居ようかな!もう少ししたら違う街に行こう!」


「はいはい、分かったよ」


そうして2人は街中へと消えていった。


────────────────


同時刻。俺たちの家にて。


「よし、2人とも。“作戦会議”をするわよ」


リルアさんがそう宣言する。


「“作戦会議”ですか?」


「ええ、対策しておけば楽勝でしょう?」


「まあ………確かに」


この人たちに作戦なんていらないと思うが…………


「じゃあ会議開始~!」


「まずは………次はどんな奴が来るかってところね」


「4人も倒したし、そろそろリーダーが来るでしょ!」


「う~ん……どうでしょうかね?」


俺たちは次なる敵を予想する。


(そんなゲームみたいな上手い展開になるのか……?)


「まあ、あいつらからまた何か情報が来るでしょ。それをまずは待ちましょうかね」


「そうだね!」


その時……………


カランカラン──────────


家に瓶が入って来る。

クルフたちからの情報が届いたようだ。

………ハトの飛ぶ速度速すぎないか?


「おっ、噂をすれば来たよ!」


「また瓶ですね………」


俺が瓶を拾い上げる。


「今回は何人来るのかしら……もし3人だったら2:1の割合ね」


「それってリルアが2だよね………?」


アシュアさんが恐る恐る聞く。


「いや、アシュアが2よ」


「何で!リルアの方が強いんだから多く相手してよ~!」


「………あの、開けていいですか?」


2人の会話の途中で俺が突っ込む。


「あ、ごめん。いいわよ」


「じゃあ開けますね」


俺は瓶を開け、中の手紙を取り出す。


「えっと、『あいつらは一旦お前らを狙うのを止めるらしい』って書いてあります!」


それは俺たちにとって朗報だった。


「そう………なら一安心ね」


「え~!?」


しかし、2人とも何だか不満そうだ。

……自分たちを狙う敵が一時的にいなくなったのに。


「嬉しくないんですか?」


「だってもっと戦いたかったんだもん!」


「そうね……出来ることならここで全滅させておきたかった」


なるほど、リルアさんの意見は分からなくもない。

アシュアさんは…………ただの戦闘狂だな。


「まあいいじゃないですか!一旦、喜びましょう!」


「………それもそうね」


「うん!」


「よし。今日は夜ご飯、頑張ろうかしらね…………」


「え!やった~!」


「美味しいの待ってます!」


俺とアシュアさんは大いに喜ぶ。


「任せなさい。私が作ったら全部美味しくなるから」


こうして一時的にだが、黒月との戦いが終結した。

日常が戻ってきた…………………そんな気持ちなのは俺だけだろうか。


ということで、6章から日常が戻ってくるぞ〜!生死を分けるような戦いは多分起こらない………はず?まあお楽しみに!じゃあまたね〜!感想評価よろ〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。