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◯5-5 またもや勘で当てられた!?

さあ、今回は新しいメンバー襲来!


クルフ襲来の翌日。


黒月メンバー、シリノとガクは街中で情報収集に勤しんでいた。


「まさか、クルフまでやられるなんて……思ってもなかったなぁ………」


「そうだな………余計、あの女を早く殺るために情報を集めないといけなくなった」


その時の2人には、クルフがリルアさんにやられたという情報が黒月本部から伝わっていた。


「でもさ、情報収集って言ったってどうすればいいの?」


「分かんないな。すまんが俺は情報収集とか得意じゃないんだ………」


「なんで私たちに情報収集やらせんの、ラクスは!」


シリノがラクスついての文句をブツブツと言う。


「まあ落ち着け。あいつ、役割分担は苦手ならしいぞ」


「あっ、そうだったの!?」


「なんか風の噂で聞いた。本当かは知らない」


「リーダー的存在のくせに…………」


またもやシリノはラクスを愚痴る。


「ほら、ラクスへの愚痴はそのくらいにしておけ」


「しょうがないな〜!まあ、ともかく聞き込みとかしてみよう!」


「そうだな………そのくらいは出来るしな」


こうして、2人は街中で聞き込みを始めた。



────────────────



数分後。


「ここの街はこの辺でも一番栄えてるらしいよ!ここなら何かわかるかも……!」


2人がやってきたのは……なんと俺たちがいる街だった。


「それじゃあ、二手に分かれるか。そっちの方が効率いいだろ?」


「そうだね、そうしよう!」


そうして2人は二手に分かれ、聞き込みを始めることにしたのだった。


シリノ視点────────────


「すいませ~ん、この女性知らないですか?」


「う~ん知らないです。ごめんなさい……」


「いえいえこちらこそ、いきなり聞いてごめんなさい……!」


シリノは目の前を通りがかった大勢の人に、リルアさんのことを聞いていた。


だが、全て空振りだ。


(…………全くいい情報はないなぁ。次の人に聞いたらちょっと休憩しよっと!)


そうしてシリノは、次に目の前を通った女性に話しかける。


「すいませ~ん、この人のこと知りませんか?」


「えっと…………?あ、リルちゃんだ!」


──────偶然にも、その聞いた相手はウチの常連さんだった。


何でコイツらはこうも運がいいんだろうか?


「知ってるんですか!?」


「もちろん知ってるわよ!ここからちょっと行った所でお店やってるのよ!すっごくいい子でね~!あと最近入った男の子もいい子なのよ~!」


「教えて頂き、ありがとうございます!」


「いいのよ~」


そう言って、常連さんはシリノから離れていった。


(よし、いい情報をゲットした!ガクにも伝えないと)


プルルルル───────────


シリノがガクに電話をする。


「もしもしガク?ちょっといい?」


『何だよ、何か見つけたか?』


「ええ、とっておきの情報をね。ちょっと私のところ来てくれる?」


『よし、よくやった!すぐ行く!』


(これで、2人の無念も晴らせる!待ってろよ〜!)


数分後。シリノとガクは合流する。


「んで?どんな情報をゲットしたんだ?」


「えっとね………………」


シリノがガクへ説明する。



─────────────



「なるほどな、じゃあその店に向かうか」


「そうだね、一応ラクスには報告しておいたから」


「じゃあ、さっさと行くか」


「うん!」


ついに、リルアさんの情報が黒月に伝わってしまった。


一方その頃、俺たちは───────


「リルア、また1人やっつけたの~?やっぱリルアだね!」


「はいはい。まあ、あいつらのターゲットは私だし、そりゃ私のとこ来るわよ」


「そうなんだけど………私も早く戦いたいの!」


アシュアさんの戦闘狂な一面が垣間見える。


「あんた、戦いたいだけじゃないの。昔から変わらないんだから」


「でも昔はリルアの方が………っとこの話はやめとくか~……怖いし」


アシュアさんは昔の話をしようとするが、やめる。


「いい判断ね。もし話してたら………顔の形が変わるくらい殴ってたかも」


「ひええええ~怖ぁぁぁ!」


ほんとこの2人の会話は聞いているだけで面白い。


「話戻すけどさ、そいつらの情報を入手できるようになったんでしょ?」


「そうね、これでかなり便利になった。今度、あいつらが来たらあんたに教えてあげるわ」


「やった~ありがとう!」


その時、何かが俺たちの元へ飛んでくる。


カラン────────


それは、瓶のようなものだった。


「あっ、これは!」


「噂をすれば来たわね」


「なになに~?何なのそれ?」


「黒月の情報が来るときはこうやってくるようにしたのよ」


リルアさんがアシュアさんに説明する。


「なるほど!」


「じゃあ開けるわね」


リルアさんは瓶の中の紙を取る。


「え~っと、こっちに2人のメンバーが向かってる…ですって」


「お!キタキタ!ついに私の出番だね!」


アシュアさんが飛び上がる。

めちゃくちゃ戦いたそうだ。


「2人だし、アシュアと共闘か」


「そうだね!」


「アシュアと共闘なんていつ振りかしらね」


「確かに…全然してないしね!まあ、頑張ろ~!」


(…………この2人のタッグって確実に強いよな?)


こうして俺たちは、黒月を迎え撃つのだった。




ということで次回は2対2の戦いです!お楽しみに!

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