聖獣ゲットだぜ!
昨日は投稿できなくてすみません。
「ねぇ、どうして負けようとしてたのに戦いを挑んだの?」
「我の現状のお主との差を知りたかったのだ。お主らのペットだろうが何になろうが、お主らと一緒にいれば我は強くなれる。」
「どういう事?私たちといれば強くなれるって?」
それは俺も気になる。
「ふむ、お主らが何故、我らが聖地と呼ばれる土地や聖女と呼ばれる人間と一緒に居ると思う。」
「……?よく分からないけど、気に入ったからじゃないの?」
俺もそう思っていたが、確かに言われてみたら他で聖獣がいると聞いたことはないな。
「確かにそれもあるが、それは一番な理由ではない。一番の理由はそこでしか長く生きれないからだ。」
「生きれないから?何?貴方達って他の生物とは違うもので生きているの?」
「あぁ、我ら聖獣は元々、ただの聖地で暮らす動物だ。そこで長年暮らした事により偶然身体が変化したのが我ら聖獣だ。」
「偶然、なんかそこだけ曖昧ね。」
「仕方がないだろう。我らも知らない上に誰も確かめる術はない。昔、自分の変化の謎を解こうとした聖獣がいたが、そやつも結局は謎を解くことは出来なかった。」
へぇ、聖獣はそういう事で生まれるのか。でも、確かに気になるな。
「ふーん、じゃあどうして聖地とかじゃないと生きれないの?」
「我らは聖地や聖女が持つ聖力が生きるのに必要なのだ。」
「えっ、じゃあ戦闘中なんか私が感じたことがない力を感じたけどあれは聖力とは違うの?」
「いや、あれは聖力だ。我らは聖力が無くなると生成することができない為、他から吸収しない限りどんどん弱っていきいずれ死ぬ。だから、我らは聖地や聖女の近くでないと戦わない。供給場所の遠くで聖力を無くさない為に。」
「なるほど、逆に過剰に摂取するとどうなるの。」
ちなみに、生物はどんな栄養素でも過剰摂取で死ぬ。
「そこだ。我がお主らのものになる理由はその聖力の過剰摂取にある。」
どうやら、他とは違うようだ。
「聖地にもランクがあってな。ランクが高いほど聖力の純度も量も多い。ちなみに聖女は大体聖地とセットな為お得なのだ。」
そんなお買い得賞品みたいな扱いなのか?聖獣にとっての聖女って。
「そんな言い方するの貴方だけなんじゃない?」
「うるさい、どうせ他も心の中でそう思っている。」
どうやら、言っているのはあの聖獣だけのようだ。
「とにかく我らは聖力を過剰に摂取するとその分肉体が強化されたり、能力に目覚める事もある。その為我らよりランクの高い土地に探しそこに住むのだ。」
「じゃあ、貴方も色々回ってきたの?」
「我はここが三個目だ。この大陸の大体の聖地には回ったが、中にはここのように隠された聖地が多い。ランクが高いほどな。それに他の聖獣が占拠していたら、争う事もある。滅多にないがな。」
「ふーん、だからピックがいる私達のものになるというわけね。」
「そういうことだ。あやつの聖力は摂取してみないと分からないが、遠目から見ても純度も高く何より量が多い。ここを捨ててあやつだけでも良いほどだ。」
「よく分からないけど、それは多いの。」
「当たり前だ。純度はともかく、量で土地より多い聖女は少ない。100年どころか500年に一人ぐらいの確率だ。」
俺は聖獣にとってかなりのレアキャラのようだ。
「まぁ、貴方が私たちについてくる理由はわかったわ。それじゃあ私の名前はミラード・カロリール、これからよろしくね。」
「おぉ、我の名前はタティーと呼ばれている。よろしくなミラード。」
ミラード叔母さんとタティーは握手をこちらに分かるように握っている。これでメイド達にも聖獣が仲間になったのがわかった。
マカは物凄く驚いている。




