聖獣の疑問
遅くなってすみません。
「あははは!!楽しい!楽しい!獣との相手!久しぶりだけどここまでの高揚はなかなかなかったな!」
聖獣相手に楽しそうなミラード叔母さん。
こんな叔母さん初めて見たな。
それにやっぱり守護神だけあって防御が上手いな。ミラード叔母さんの剣撃をいなしたりして受けている。
「そう言うお前も強いな。我をここまで追い詰めた奴も同じ聖獣以外でいなかったぞ。」
「へぇ、貴方以外にも聖獣も強いの?」
「我と同等以上は少ないが存在する。それよりも、あの太った男はなんだ?」
聖獣は俺のことが気になるようだ。ちなみに俺は聴覚をこの3年で強化しているため、二人の会話が聞こえる。
「私の甥だけど?それが何?」
聖獣が俺に対して何を気にしているのか気になるようだ。
「あやつ?本当にお前と同じ人間か?それとも本当に男か?」
「……?何言ってるのよ。まぁ…初めて会った時から人間離れしていたから3年たった今もちゃんと人間かは私にも分からないけど、性別はちゃんと男の子よ…」
どうやら、俺と言う存在を疑問に思っているようだ。確かに俺自身も人間の要素が全て入っている別の生命体と言われてもおかしくない体内になっているが、それでも外見は変わらないから。バレないと思っていたが、流石聖獣、匂いや見た目では隠せないか。
「どうして、そんな事を聞くの?」
「あやつからは前にあった聖女と同じ力を感じる。」
ふぅー、そっちかー!
やばい、あれ全然使わないから。存在を忘れていた!
あぁ、会った事あるんだ、聖女に。それにそういう系にはバレるのか、体内の奥深くに作られているからバレることは使わない限りバレないと思ってた。
俺の体内は内部に行けば行くほど外側からの干渉を受けにくくなる仕方になっている。その為、安心していた。
「え!あの子、女の子だったの!」
聖獣のいう事に驚いたミラード叔母さんがこっちに顔を向けてきた。
俺は首を振り違うと意思証明しておく。
「間違いじゃないの。それの鑑定?」
「いや、間違いない。あやつには聖女の力を宿している。」
あの虎〜確信をもっていやがる。どうするかな。俺的にはバレても別に良いんだが、お父さんに止められてるしな。
「そっか〜、まぁでも、ピックだしそんな事もあるよね。」
「良いのか?それで?」
「良いのよ。あの子は母さんと同じでビックリ箱を擬人化したような肉体だからね。」
「どんな家系?嫌な慣れだな。」
良かった。この家の子で。
「じゃあ、疑問も解けた事だし、この戦いも終わりにしようか。」
「……いや、もう良い。」
「…え?なんて?」
「だから、勝負はもう良いと言っている。最初から貴様には勝てないことは分かっていた。」
聖獣がいきなり負けを認めた。




