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圧倒

今日はいつも以上に短めです。

「バ、バカな……」


 私は夢でも見ているのか?

 今回はワイズの畜生どもを聖地から駆逐する戦のはずだった。それが、海から来た乱入者により場がかき回された、一緒に来た波によって。

 私の部下も波に流された者もいる。この土地で地震は珍しい。

 200歳の私でも津波が起きるほどの地震はなかった為、乱入者の波への対処が遅れた。


「マカ様!ご無事でしょうか?!」


「問題ない。被害状況は!?」


「わかりません。獣人側も被害を受けたもようで、戦闘は一時中断されてますが……」


 いつまた、再開されるか、わからないと言う訳か。


 その場合、我々が不利になる。回復魔術を使わないといけない我らに対して、あちつらは、生命力が高い為、自然回復能力が優れている。

 だから、今までの戦闘では短期決戦を前提とした作戦を作っていた。長期戦での勝機は薄いのは、今までの戦いで我ら学習したからだ。

 でも、このままじゃ、長期戦は覚悟しないといけない。撤退を考えないといけない。


 だが、その前にこの状況を作った乱入者共を駆逐しないとね。

 でも………


「マカ様、どうしますか?」


「あいつら(獣人)も乱入者を襲うはず、その間にこちらは回復を優先する。」


「ですが……」


「分かっているわ。犠牲者になった者達への仇は私が取るわ。その間に貴方たちは回復しときなさい。私達の目的は聖地の奪還、乱入者の排除ではない。」


 それに乱入者は少人数である。海から来たと言う事は最近噂になっている別の大陸から来た者だろう。かなり凶悪と聞いているが、あんな人数で戦地に来るなんて我らを舐めているとしか思えないな。


「分かりました。ご武運を……」


 部下は私の指示を伝えに行った。


 それでは、乱入者を駆逐しに行くとしよう。



 マカは知らない。

 乱入者が自分が想像を圧倒的に絶する怪物達である事を、そして、自分の運命を……


一月から毎日投稿から不定期に変わります。

一月はテコ入れと添削をします。

二月からまた定期投稿に変えます。

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