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上陸

 いよいよ、新大陸上陸となって問題が発生した。


「まさか、エルフと獣人、UMAがあんなに仲が悪いなんてね。」


 上陸地点でエルフと獣人が戦争を起こしていた。

 

「どうしますか?ピック様。」


 まぁ、オスカーに聞かれなくても答えは決まっている。


「それじゃあ、行きますか。」


 みんなの準備が整ったので上陸しようとするが……


「ちょっ、ちょっと待ってください。」


 サラブレッド・ハイルス伯爵が止めてきた。


「何よ……貴方達も行きたいの?」

 

 カロリール家だけで行こうとしていたので、ミラード叔母さんは一緒に行きたいのか?と思ったらしい。


「違います。あんな場所に行ったら、死んでしまいます。こっちは百人もいないんですよ。」


「?百人もいらないわ。私達だけで十分よ。」


「なっ!」


 ミラード叔母さんの発言にサラブレッドは言葉を失っている。

 まぁ、メイド合わして十二人しかいないからな。普通はその反応する。

 でも、カロリール家ではこれだけいれば十分なんだよな。


「ですが、どうやって近づくのですか?船は近づけませんよ。」


 周囲にいる北部の貴族達も声を上げ出した。

 南部の貴族は静観している。大丈夫だと分かっているのだ。


「別にいらないわ。、船なんて。ピック。」


 呼ばれたので、先に海へと飛び込んでやり方を見せる。


「油船(オイルボート)」


 全身から出る油により俺は浮く事が可能なのである。

 ちなみに、この油は魚の餌になるので、環境にも安心なのである。


「ね、大丈夫でしょ。私達はあれで先に行くから。貴方達は黙って見たけばいいのよ。」


 ミラード叔母さんが威圧的に話して他を黙らした。

 このまま止めれば、皆殺しにしてから。行きそうなのが分かったのか?南部の貴族はそそくさと船内に入っていった。


「それじゃあ、行くわよ。」


 ミラード叔母さんに続いて、メイド達も飛び降りてきた。

 最後にオスカーが乗って新大陸に向かって油船は動き出した。

 この船に動力はない。波に乗り移動する。なので、人工的に波を作る必要がある。


「それにしても派手よね。この方法。」


 体内で使った爆発性の液体を発火して、その爆破で生まれた波に乗り岸に向かう。


 原始的だが、確実な方法である。何よりアトラクションみたいで面白い。


「そして、とうーちゃーく。」


 あっと言う間に到着である。

明日は投稿出来ないかもしれません。

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